認知症の介護とカウンセリング
ご訪問ありがとうございます。
以前私が介護の仕事をしていたことは前にも書きましたが、
介護の仕事以外に、私が興味を持ち、仕事に出来たらいいなと思って勉強したことがあります。
カウンセリング講座のカルチャースクールに通ったり、通信講座を受講したり。
カウンセラーになりたいと思っていました。
カウンセラーになって、悩んでいる人、迷ってる人の役に立てたらいいなぁ・・・って。
「○○カウンセリング協会」というようなところが認定資格を与えたりもしていますが
実際には、カウンセラーには正式な資格は必要ありません。
「私はカウンセラーです」と言えば、もう、それでその人は「カウンセラー」という訳です。
現実でも、元暴走族だった人がカウンセラーとして立派に活躍したりしていますよね。
要するに、カウンセラーとは、人の話を聴き、その人自身の「気付き」を手助けする人。
カウンセラーとして大切な三つの柱というのがあります。
「受容」「共感」「一致性」
ありのままを受け容れ、共に感じ、言動が常に一致していること。
そして、カウンセリングで一番大切な事は、相手の話を「聴く」事です。
考えてみたら、認知症の介護とカウンセリングって、共通するところがあるな、と思います。
認知症の被介護者はクライアントで、介護者はカウンセラー。
認知症の人に「新しい気付き」はないかも知れないけれど
話を聴くことだけで、心を穏やかにしてあげることは出来るかも知れませんね。
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