気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

これからも姑だから頑張って付き合いますが・・・

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


昨日、午後0時20分頃に○ヨさん宅に到着しました。

玄関をノックしても応答がなかったので、合鍵で入りました。

玄関のドアを開けると、○ヨさんが出て来ました。

先週はパジャマのままベッドに入っていた○ヨさんでした。

でも、今回はちゃんと洋服に着替えていました。

珍しく、リビングの電気も温風ヒーターも、そしてテレビもついていました。

入った時にリビングが明るく温かい状態って、やっぱりいいものですねぇ。


午後1時、訪問医療の看護師さんが見えました。

「誰?」と○ヨさんが私に訊いて来ました。

実は、訪問医療の看護師さんが来ることを○ヨさんには伝えていなかったからです。

「来月から来てくださる訪問医療の看護師さんが説明に来てくれたのよ。」

そう答えると、○ヨさんは「もう、いいよ~、そんなのは。」と想像通りの言葉。

看護師さんをリビングに通し、看護師さんが○ヨさんと私に名刺を出しました。

○ヨさんは渡された名刺を見ることもなく、「私はいいですから。」と顔を強張らせます。


「病院の先生から勧められたから、こちらからお願いして来て頂いたんだからね。」

私がそう言っても、○ヨさんの顔は強張ったままで、看護師さんを睨んでいます。

そして、看護師さんが色々と説明を始めると、○ヨさんは席を立ったり落ち着きません。

「○○子、私はこういう人は嫌いなんだよ。」

「私は何十年もたくさんの人を使ってきたから、人を見る目はあるんだよ。」

「顔を見ただけでどういう人かわかるんだ。悪いけど、こういう人にウチに来てもらいたくないの。」

「○○子、悪いけど、この人に帰ってもらって!」


何十年も人を使ってきたから、初対面で顔を見ただけで相手がどういう人かわかる?

冗談じゃありません。相手の目も見ないで、話も聴かないで、何がわかるの?

○ヨさんが人を使ってきた訳じゃなく、新人さんに先輩として仕事のやり方を教えただけでしょ?

「お義母様、人をたくさん使ってきたって、会社を経営なさってたんですか?」と看護師さん。

「いえ、パートで入って、途中から社員になって、長く勤めたから後輩がたくさんいるだけです。」

確か、全部で20人くらいの会社で、最終的には主任の肩書きくらいはあったはずですけどね。


とにかく、看護師さんに対して、失礼な言葉をたくさん投げつける○ヨさん。

「お義母さん、こちらがお願いして来ていただくのに、失礼なこと言わないで下さい。」

「話を聞きたくないなら、向こうの部屋に行ってて下さい。」

私がそう言うと、○ヨさんはまた出たり入ったり、ウロウロとしています。


とにかく、看護師さんの説明は、私がちゃんと聞いておかなくちゃいけません。

大体話を聞き終わった頃、今度は○ヨさんが自分の自慢話を始めました。

「私はね、何十年も会社でたくさんの人を使ってきた。」

そして、いつも持ち歩いている自慢の写真を数枚、看護師さんに見せ始めました。

目いっぱい着飾って写っている自分の送別会の写真。

どういう経緯でなのかは不明だけど、派手なドレス姿で出場した何かのコンテストの写真。

軽井沢で開催されたゴルフコンペの集合写真。

また、ゴルフの大会で優勝した時にいただいた小さな優勝の盾も出して来ました。

「私は人に負けるのが嫌いだから、もう、本当に頑張りました。」

看護師さんは、○ヨさんの自慢話を黙って聞き、時々「すごいですねぇ。」と相槌。

○ヨさんはそれで看護師さんに自分の凄さを認めさせたつもりだったのでしょうか。

最後は強張った顔も和らぎ、「お茶も入れないで、済みませんねぇ。」


結局、難しい説明の話は自分にはわからないから、自分がバカにされてるとでも思っただけ?

自分の自慢話を「凄いですねぇ。」って認めて貰えれば、それだけで気分がよくなるの?

口先だけでも、自分を持ち上げて貰えれば、○ヨさんは満足なんでしょうかねぇ。

これからも、姑だから頑張って付き合いますが、他人だったら関わりたくないと思う人ですね。(^-^;




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