気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

湯船があんなに垢だらけ・・・。

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。


休憩をした後、○ヨさんのヘアカットとヘアダイをする事にしました。

いつも「そんなのしなくていいよ。」と○ヨさんはとりあえず抵抗をします。

そのくせ、「髪がバサバサ、真っ白で見る影もないね。」と鏡を見ながら言っています。


用意していったヘアカット用のケープを○ヨさんに被せ、カットを始めました。

鋏ではなくサボを使ってのカットなので、髪が引っ張られちょっと痛かったりもします。

「痛い、痛い、痛い。もういいよ~。」と○ヨさんはその度に髪に手を当て抵抗します。

そういう風に抵抗するから余計に無駄な時間が掛かるんですけどね。

それでも何とかヘアカットは終了しました。

本当は私と同じくらいに短くしたいところなんですけど、それは諦めました。


カットが終わったので、今度はヘアダイに取り掛かります。

ヘアダイ用のケープに付け替え、○ヨさんの髪を染めて行きます。

前に染めてあげたのはいつだったっけな?

前髪の生え際と後頭部が大分白くなっていますね。

ムラ無く染まるように、そして生え際と後頭部は念入りに薬剤を湿布しました。

湿布が終わり、20分程放置して、お風呂場で洗い流す事に。


ヘアダイが洋服を汚さないようにと、○ヨさんの洋服を脱がせます。

でも、○ヨさんの着ている物はセーターにシャツと全部が被り物。

気をつけて脱がしたつもりですが、やっぱり、少しついてしまいましたね。


薬剤を洗い流し、丁寧にシャンプーし、コンディショナーで仕上げ。

寒そうなので、一旦湯船で温まって貰い、身体を洗うのは後にしましょう。

「お義母さん、身体が温まったら呼んでね。身体を洗ってあげるから。」

そう言って、私は一旦リビングに戻りました。

しばらくして○ヨさんの様子を見に行きました。

湯船の中で、○ヨさんは手でお湯を少しずつすくい出しています。

何をしてるのかな?と見ると、湯船の表面にはたくさんの垢が浮いています。

○ヨさんは、その垢をすくい出そうとしていたのですね。

それにしても、垢など全く浮いていなかった湯船があんなに垢だらけになるとは・・・。

日帰り温泉施設にみんなで行った後、おそらく○ヨさんは一度も入浴してないからなのでしょうね。


前にも一度、湯船が垢だらけ、そんな場面に遭遇した事があるのを思い出しました。

それは、私たち夫婦が新婚時代、亡くなった義父が我が家に泊まりに来た時の事です。

義父の入った後の湯船には、垢がいっぱい浮いて、お湯の色も変わっていました。

その後に入浴なんて、とても出来ない状態だった事が、ふっと頭に浮かんで来ました。

当時、風呂なしのアパート住まいだった義父は、あまり銭湯に行かなかったんですよね。


垢って、溜まり過ぎると、擦らなくても湯船に入っただけで剥がれるものなんですね。

○ヨさんを湯船から出し、私は○ヨさんの全身を念入りに洗いました。

やっぱり、私が訪問の日には、毎回銭湯に連れて行かなきゃダメなんですね。(^-^;


お風呂で身体を洗い、シャンプーをした○ヨさん。

髪もムラ無く染まり、すっきりとし、大分若返ったようです。




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