気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

義母転倒、そして湯あたりで嘔吐

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。


銭湯の開店を待って、○ヨさんと私は銭湯に向かいました。

銭湯の入り口まであと3メートル、という所で、突然○ヨさんが転倒しました。

ナイロンのソックスにサンダル履きだったので、サンダルの中で足が滑ってしまったのでしょう。

「あ~っ!」と言う○ヨさんの声で振り返ると、○ヨさんが前につんのめって転倒したのです。

私が支える間もなく、○ヨさんはおでこから転倒。

慌てて○ヨさんを抱え起こしましたが、おでこと鼻のてっぺんが赤くなっていました。

掛けていた眼鏡は飛び、変形はしていないけれどレンズの部分は傷がついています。


「大丈夫?お風呂、入れる?」と訊くと、「大丈夫。でも、痛い。」と言っておでこを撫でました。

見た感じでは流血もしていないし、擦り傷程度だったので、そのまま銭湯に行きました。


久し振りの銭湯が嬉しかったのか、お馴染みの常連さんと会えたのが嬉しかったのか、○ヨさんは長風呂です。

身体に掛け湯をして、○ヨさんはすぐに湯船に向かいました。

私が自分の身体や頭を洗い終わるまで、○ヨさんは湯船から戻って来ません。

やっと戻って来たので、○ヨさんの背中を流し、ヘアダイがまだ十分に洗い流されていない髪を洗いました。

顔にも染料がついて残っているので、生え際辺りをシャンプーで良く洗いました。


全て洗い終わり、私と○ヨさんはゆっくりと湯船に浸かりました。

私は電気風呂やジャグジー風呂に5分程浸かり、先にお風呂から上がりました。

○ヨさんは温めの薬湯に長々と入り、私が出る時には常連さんと話をしていました。

「お義母さん、私、先に出てるね。」と声を掛け、一足先に出て着替え始めました。

私が着替えを終わりしばらく待っていると、○ヨさんはやっとお風呂から上がって来ました。


バスタオルで身体を拭き、○ヨさんは置いてあるソファーに腰かけ、目を閉じています。

後から出て来た常連さんが「寝ちゃダメだよ。」と○ヨさんに声を掛けています。

私も「お義母さん、眠ってるの?」と声を掛けましたが、目を閉じたまま全く返事をしません。



「お義母さん、気持ちが悪いの?」と訊いた途端、○ヨさんは嘔吐しました。

入浴前の転倒の事もあるし、私はとても心配になりました。

○ヨさんの顔色が見る見るうちに青ざめて行きます。

番台の奥さんがタオルを持って来てくれました。

○ヨさんに声を掛けてくれた常連さんも心配そうに見ています。

「救急車、呼ぼうか?」と番台の奥さんが○ヨさんに声を掛けました。

○ヨさんは「呼ばなくても大丈夫。少し良くなったから。」と返事をしました。

続けて2回程嘔吐した○ヨさんですが、出すものを出したら大分落ち着いたのでしょうか。

青ざめていた顔色も普通に戻り、色気がなくなっていた唇も赤みを取り戻しました。

「久し振りに長くお風呂に入ったら、湯あたりしちゃったみたい。」と○ヨさん。

「本当に大丈夫?」と私が訊くと、「うん、大丈夫。」としっかりと返事をしました。


嘔吐の時にババシャツを使ってしまったし、○ヨさんは替えの下着を持って来ていないようです。

仕方がないので、ババシャツは着ずに、直接Tシャツとセーターを着せました。

私はお借りしたタオルをざっと洗い、番台の奥さんにお返ししました。

「大丈夫?歩ける?」と○ヨさんに訊くと、「大丈夫。」としっかりした口調です。

ああ、良かった、大事に至らなくて、本当に良かったです。

転倒しておでこを打った事が原因ではなく、やっぱり、長風呂で湯あたりしたのでしょうね。

だって、○ヨさんはお喋りしながら、20分以上は湯船に浸かっていたみたいですからね。


○ヨさんの着替えを済ませ、銭湯から出て、心配だったので私は○ヨさんと手を繋いで歩き始めました。

でも、「もう大丈夫だから。」と○ヨさんはすぐに私の手をほどき、一人で歩きは始めました。

「今度は転ばないように気を付けて歩いてね。」と声を掛け、横で様子を見ながら歩いて帰りました。


とにかく、本当に、今回は大事に至らずに助かりました。

こんな事があると、○ヨさんを一人で銭湯に行かせるのも、もう無理なのかも知れないなぁ。

デイサービスを利用して、見守りして貰いながら入浴できるといいんですけどね。


  
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