気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

気になっていた3つの真相は・・・。

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


区民ひろばの予定表に「いじめられた」と書かれていた事。

そして、日記帳?に「友達からお金を借りた」と書かれていた事。

おでこと鼻の頭の擦り傷が出来た転倒について、○ヨさんは区民ひろばではどんな説明をしているのか?

その3点が気になって、区民ひろば仲間のご近所さんであるBさんに電話を入れました。


電話で聞いてわかった事。

まず、「いじめられた」の真相は?

歌の発表会に○ヨさんも参加を希望したけど、指導者から○ヨさんの参加はちょっと無理と言われたようです。

実は、その歌の発表会では、手話付きで歌を唄うそうなのですが、○ヨさんはそれを憶えられない。

だから、○ヨさんの参加は難しいと言われたのでしょう。

自分は参加を希望したのに先生に無理と言われたので、いじめられたと思ったのかも?とBさん。

う~~ん、そりゃ、手話を憶えられない○ヨさんの参加はやっぱり難しいですよねぇ。


2つ目の「お金を借りた」の真相は?

「お義母さんにお金を貸したという人はいないと思いますよ。」

「ひろばに来ている人は、みんなお義母さんの認知症をわかってますから。」

「何度同じことを話しても、ちょっと変な事を言っても、みんな否定しないで聞いてます。」

皆さん、認知症の○ヨさんを暖かい目で見て下さっているようで、本当にありがたいですね。


3つ目のおでこと鼻の頭の擦り傷が出来た転倒についての説明について。

Bさんには「ショッピングパークで知らない人に後ろから突き飛ばされて転倒した。」と説明。

「病院に行って、薬を貰って来た。先生にそれくらいで済んで良かったね、と言われた。」とも。

また、別の人には「郵便局近くで自転車の若い男とぶつかって転倒。謝罪もなく逃げられた。」と説明。

こちらは、看護師さんに話したのと同じ説明をしていますね。

「なんだかおかしいな、とは思ったのよ。人によって違う説明してたから。」とBさん。

一応、本当は自分で転んだ事と、その後、銭湯で嘔吐した事を伝えました。

「転んだ後にお風呂に入って、吐いたので、ちょっと心配してるんですけど。」と私。

「あら、昨日もボッチャっていうボール運動、元気にやってたから心配いらないじゃない?」とBさん。

あらあら、私には「月曜日は何もないから区民ひろばには行かなかったよ。」と言ってたんですけどね。

そっかぁ、○ヨさんは区民ひろばで元気に運動してたんですね。

良かったぁ、どうやら、私がそんなに心配しなくても大丈夫そうですね。


それにしても、○ヨさんは、自分が転んだ時の事、本当に忘れてしまったのでしょうか。

それとも、忘れてないけど、転んだ原因は自分自身じゃなくて、誰かのせいにしたかっただけ?

本当はどちらなのか、わからないですねぇ。


その夜、○ヨさんにいつもの電話を入れました。

相変わらず、「今日はちょっと調子が悪いから、何処にも行かずに家の中に居た。」と○ヨさん。

「お義母さん、おでこと鼻の頭の擦り傷、どうして出来ちゃったんだっけ?」と訊いてみました。

「サンダル履いて歩いたから、滑っちゃったんだよ。」と○ヨさん。

「いつ転んだんだっけ?」

「う~~ん、いつだったかなぁ。忘れちゃったよ。」と○ヨさん。


どうやら、いつ転んだのかは忘れたけど、自分で転んだという事はちゃんと分かっているようですね。

となると、やっぱり、看護師さんやBさんへの説明は、嘘だと自覚しながらの説明だった。

○ヨさんらしいと言えば、○ヨさんらしいって事なんでしょうね。(^-^;





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