アルツだけど少し学習してる？
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夫は９時過ぎに遊びに出掛けて行きました。
私は今日は色々と買い物をしようと思っています。
昨日、午後６時５４分、○ヨさんに夫から電話を入れました。
１２回のコール音でも電話に出ない○ヨさん。
夫が電話を切る瞬間に○ヨさんの声が聞こえました。
夫が再び電話をすると、○ヨさんはすぐに電話に出ました。
○ヨ：はい。
夫 ：どう？今日は。
○ヨ：うん。調子いいけど。
今、トイレ入ってた。
夫 ：うん。切る瞬間に出たからさ。
で、ご飯食べた？
○ヨ：ご飯、食べた。
夫 ：今日は何だったの？(今日のメニューは野菜ハンバーグのキノコソース掛け）
○ヨ：今日はね、カレーみたいなやつ。
夫 ：ふ～ん。美味しかった？
○ヨ：美味しかった。
夫 ：わかった。頑張ってやってね。
○ヨ：はい。○○子は？
夫 ：居るよ。
私 ：もしもし。
○ヨ：今、おトイレ入ってたんだよ。フフフ。
私 ：フフフ、昨日もトイレ入ってたね。
○ヨ：区民センター行って来た。
私 ：今日は行って来たの？
○ヨ：うん。作って来たのをアンタに見せようと思って、置いてある。
私 ：そう。今日は何を作って来たの？
○ヨ：何だかわかんないよ。みんなつなげてるけど。
だから、黒板（ホワイトボード）のとこに置いてあるから、アンタ来たらね。
私 ：うん。じゃ、行ったら見せて貰うね。
今日はそんなに調子悪くないのね？
○ヨ：うん。ちょっと足が痛いだけ。
私 ：あ、そう。
でも、区民センターに行って来たなら、少しは気分転換になったでしょ？
○ヨ：うん。だから、来いって言うから行って来て、面白いの作って来たから。
私 ：じゃ、次行った時見るね。
特に他に用事はないかな？
○ヨ：うん。頑張ってるって、おとうさんに言って。
私 ：はい、わかったよ。言っとくね。
じゃ、また明日ね。
○ヨ：ありがとね～。
今日は調子がまぁまぁのようです。
夫曰く、「おふくろ、アルツなのに少し学習してる？」
「俺が調子が悪いって言うなって言ったら、最近、俺の時には調子が悪いって言わなくなった。」と。
確かに、夫が訊くと、「大丈夫だ。」とか、「今日は調子がいい。」とか答えるように。
私の時には「足が痛くてさぁ」って必ず言いますけどね。
相変わらず、短期記憶はダメなようで、お弁当、何を食べたか覚えてはいないようですけど。
○ヨさん、短期記憶は出来にくくなっているけど、そのほかの事はあまり悪化はしていない様子。
一人で居るから、結構踏ん張ってくれているんだなぁ、と思います。
自分の身の回りの事が何でも出来るから、独居暮らしの限界って、あんまり思えないんですよね。
今は、○ヨさんより母の方が、一人じゃダメかも？と感じています。
まぁ、年齢も母の方が５歳上ですしね。
来年の今頃は、もしかしたら、母も○ヨさんも、ここに居るのかも知れませんね。
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