「なんか、電話がおかしいんだよ。」
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午後7時13分、○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい。
私 :もしもし。もう、ご飯、終わった?
○ヨ:うん。ご飯、終わった。
私 :そう。今日はお弁当、食べた?
○ヨ:弁当?
私 :うん。
○ヨ:食べた!
私 :食べた?届いたでしょう?
○ヨ:うん。今日、5時頃かな?
私 :あ、そう。
○ヨ:今日はね、ちょっと調子悪いからウチに居た。
私 :あ、本当。ここのとこ、ずっとウチに居るねぇ。
○ヨ:うん。足がね、左の方の足が痛い。
調子が悪いのに外に出て、倒れたりすると人に迷惑掛けるから。
私 :あ、そう。じゃ、何してたの?
○ヨ:ウチの中、そこいら、みんな片付け物してた。
私 :そう。洋服とか?
○ヨ:うん。いっぱいあるよ。フッフッフ。
最近は何も買わないけど、勤めてた時は買ってたから。
それ、みんな出して、着たりすればいいから。
買わなくてもいいからさ。
左の方の足が痛いからさ。
私 :う~ん。なんか、ずっと左が痛いみたいだね。
○ヨ:うん。だから、何処にも出ないで、ウチの中にあるもの食べてた。
いっぱい○○子が買って置いてたでしょ?だから、それ食べてた。
私 :そっか。明日は美容院だからね。
○ヨ:ああ、パーマ屋さんね。
私 :そうそう。多分、パーマ屋さんから電話掛かって来ると思うんだけど。
でも、掛かって来なくても、気が付いたら行っちゃってもいいからね。
○ヨ:ああ、ほんと~。
私 :うん。お金はもう払ってあるから。
シャンプーのお金も払ってあるから大丈夫だからね。
○ヨ:ほんと~。ありがとね、○○子。
ホントにどうしようもないねぇ。
私 :それで、明日は美容院で、その次の日は温泉に連れて行くから。
だから、美容院から帰って来たら、温泉に持って行く物、
下着ぐらいでいいから、準備しておいてね。
○ヨ:はい。ホントにダメだね。歳だから。
明日、美容院。頭、洗ってないよ。
私 :大丈夫だよ。ちゃんとシャンプーもお願いしてあるから。
○ヨ:悪いね、○○子。
あんまり心配掛けないようにしているんだけど。悪いねぇ。
私 :大丈夫だよ。
○ヨ:左の方の足が痛いから、今日はウチの中に居た。
私 :じゃ、明日は気を付けて美容院に行って来てね。
○ヨ:○○子、本当にありがとう。
私 :はい。じゃ、また明日ね~。
○ヨ:ありがとね。
○ヨさんとの電話を切ると、すぐに夫が帰宅しました。
○ヨさんとの電話を切ってから8分後、○ヨさんから電話が入りました。
私が電話に出ると、すぐに切れてしまいました。
夫が○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい。
夫 :俺。今、電話したでしょ?
○ヨ:うん。したけど、なんか、おかしいからと思って。
夫 :何がおかしいのよ。
○ヨ:ああ、何ともないんだ。ごめん。
夫 :どうしたの?
○ヨ:ごめん。電話、ちょっと調子が悪いからと思って。
何ともない。
夫 :何ともないの?頑張ってね。
○ヨ:うん。
夫 :明日、明後日、遊びに行くんだから。
○ヨ:はい。
夫 :じゃあね。
夫との電話を切ってから、また7時35分に電話です。
私 :はい。もしもし。どうかした?
○ヨ:なんかね、電話がおかしいんだよ。
私 :おかしいって?
○ヨ:なんか、字が出てるんだよ。
私 :そうなの?でも、ちゃんと使えるからそのままで大丈夫よ。
今度行ったら確かめるから、そのままにしておいてね。
○ヨ:うん。わかった。じゃあね。
午後8時16分、また、○ヨさんからの電話です。
夫 :はい。どうしたの?
○ヨ:なんか、電話がおかしいんだよ。
夫 :大丈夫だから。そのままにしておきなよ。
○ヨ:うん。わかった。
午後9時27分、またまた電話が掛かって来ました。
夫 :はい。
○ヨ:電話がおかしいんだよ。
夫 :おかしくなんかないから。
ちゃんと掛けられるでしょ?そのままにしておきなよ。
何時だと思ってるの?もう、電話はそのままにして、早く寝なよ。
○ヨ:うん。わかった。
夫 :じゃ、おやすみ。
○ヨ:おやすみなさい。
○ヨさん、どうしちゃったんでしょう。
さっきは私と普通に会話していたのに、なんだかちょっとおかしいですね。
認知症がまた進んで来たという事でしょうか・・・。
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