本当に、すごい病気ですねぇ・・・。
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
今日は昨日のお天気とは違い、とても良く晴れていますね。
強すぎない風も気持ちがいいです。
「わかったよ。もう絶対に言わない。」という○ヨさんの言葉を聞いて、
「じゃ、俺はメシ食いに行ってくるよ。」と、いつものすき家に出掛けて行きました。
たった今、「わかったよ。もう絶対に言わない。」と言った○ヨさんですが、
私の(きっと、夫が出掛ければ、私にまた同じことを言って来るはず)という嫌な予感は
見事に的中です。
○ヨ:やっぱりねぇ、育て方が問題なんだと思うよ。
○○美と同じように育ててあげないと、あんなふうになっちゃうんだよ。
私 :お義母さん、○○みは絶対にここには来てないんですよ。
多分、お義母さんが自分で出して、それを忘れちゃってるんだと思いますよ。
お義母さんの認知症って病気は、何でも忘れて行っちゃう病気なんです。
病気なんだから、忘れちゃってもいいんですよ。
でも、自分が忘れた事を、人のせいにしちゃダメだと思うんですけど。
○ヨ:ああ、アンタもそういう事を言うのね。
私をボケ老人みたいに言って・・・。
私 :だから、お義母さんはそういう病気なんですよ。
病院でも、内科の他に物忘れ外来の先生にも診ていただいてるでしょう?
○ヨ:悪いけど、私はまだそんなにボケてないよ。悪いけど!
私 :だって、5分前の事も忘れちゃってるでしょう?
興奮してきた○ヨさんは、テーブルの上のお水が少し入ったコップを持ち上げ、
ブルブル震えながら、今にも目の前の私に投げつけそうになりました。
私 :お義母さん、それ、どうするんですか?
私に投げつけるんですか?
○ヨさんは一旦コップを下ろし、立ち上がって台所に行き、
コップになみなみとお水を汲んで来ました。
そして、コンセントに繋がれたフットマッサージャーのコードを思い切り引き抜き、
そのコードを投げ捨てました。
私もちょっと頭に来てしまい、テーブルに置かれたお水入りのコップを持ち、
台所の流しに全部流してしまいました。
私 :お水の飲み過ぎは足の浮腫みの原因だと言ったでしょう?
それよりも、早くお昼食べましょう。
そう言って、私はコンビニで買って来たサンドイッチとサラダパスタを出して
食べ始めました。
勿論、○ヨさんは、それらには手を出しませんでしたけど。(^-^;
そんな事をしていると、牛丼を食べ終わった夫が帰って来ました。
私と○ヨさんの微妙な雰囲気を察した夫は「また、何かあったの?」
○ヨ:やっぱりね、○○みの事を、親としてちゃんと見てあげないと・・・。
夫 :まだそんな事言ってるの?さっき、もう絶対言わないって言ったでしょう?
○ヨ:私は嘘なんかついてない!親よりも、子供の方が大事なんだね。
夫 :そりゃ、自分の子供は大事に決まってるでしょ?
○ヨ:ああ、そんなに私が邪魔なら、もう面倒なんて看てくれなくていい!
夫 :それでいいの?それなら、俺も○○子も一切手を引くよ。
俺たちの子育てがどうとか言うなら、自分が育てた○晴に看てもらえば?
自分で○晴に連絡して、看てもらいなよ。
こんなにボケボケになってしまっている○ヨさんですが、
自分がもう一人の息子である○晴君に見捨てられたという事の自覚はあるみたいです。
また、泣きながら「ああ、早く死にたい。」と言って、隣の寝室へ。
寝室で3分くらい泣き喚いていたかと思ったら、ドアを開けて戻って来て、
「○○子、うどんでも煮てあげようか?」と、何事もなかったように私に話しかけます。
う~~ん、本当に、すごい病気ですねぇ、認知症って・・・。
○ヨさんの興奮が治まっているようなので、夫が「もう、帰るよ。」と言い出し、
夫が先に玄関から外に出てしまいました。
1週間分の生活費、夫から渡して欲しかったのに・・・、と思いながら、
○ヨさんに、「はい、これ、1週間分の生活費ね。」と言って手渡しました。
○ヨさんは、すぐに生活費の入った封筒の中身を確認。
「それじゃ、このフットマッサージャーは使わないから持ち帰った方がいいのね?」
そう、○ヨさんに尋ねると、「うん。」と言うので、持ち帰る事に。
玄関から出ると、夫が外で立って、私が出て来るのを待っていました。
「じゃあ、また来週来るからね。それまで頑張ってやってね。」と言い、
私達に「ありがとね。気を付けて帰ってね。」と○ヨさんは見送ってくれました。
パーキングから車を出して、明治通りを走り、王子を通り過ぎた頃に、
私の携帯に、○ヨさんからの電話です。
さてさて、その驚くべき電話の内容は?
また次回に続きます。(^-^;
最後まで読んで下さってありがとうございます。