気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

本当に、すごい病気ですねぇ・・・。

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。


今日は昨日のお天気とは違い、とても良く晴れていますね。

強すぎない風も気持ちがいいです。


「わかったよ。もう絶対に言わない。」という○ヨさんの言葉を聞いて、

「じゃ、俺はメシ食いに行ってくるよ。」と、いつものすき家に出掛けて行きました。


たった今、「わかったよ。もう絶対に言わない。」と言った○ヨさんですが、

私の(きっと、夫が出掛ければ、私にまた同じことを言って来るはず)という嫌な予感は

見事に的中です。


○ヨ:やっぱりねぇ、育て方が問題なんだと思うよ。

   ○○美と同じように育ててあげないと、あんなふうになっちゃうんだよ。

私 :お義母さん、○○みは絶対にここには来てないんですよ。

   多分、お義母さんが自分で出して、それを忘れちゃってるんだと思いますよ。

   お義母さんの認知症って病気は、何でも忘れて行っちゃう病気なんです。

   病気なんだから、忘れちゃってもいいんですよ。

   でも、自分が忘れた事を、人のせいにしちゃダメだと思うんですけど。

○ヨ:ああ、アンタもそういう事を言うのね。

   私をボケ老人みたいに言って・・・。

私 :だから、お義母さんはそういう病気なんですよ。

   病院でも、内科の他に物忘れ外来の先生にも診ていただいてるでしょう?

○ヨ:悪いけど、私はまだそんなにボケてないよ。悪いけど!

私 :だって、5分前の事も忘れちゃってるでしょう?


興奮してきた○ヨさんは、テーブルの上のお水が少し入ったコップを持ち上げ、

ブルブル震えながら、今にも目の前の私に投げつけそうになりました。


私 :お義母さん、それ、どうするんですか?

   私に投げつけるんですか?


○ヨさんは一旦コップを下ろし、立ち上がって台所に行き、

コップになみなみとお水を汲んで来ました。

そして、コンセントに繋がれたフットマッサージャーのコードを思い切り引き抜き、

そのコードを投げ捨てました。

私もちょっと頭に来てしまい、テーブルに置かれたお水入りのコップを持ち、

台所の流しに全部流してしまいました。


私 :お水の飲み過ぎは足の浮腫みの原因だと言ったでしょう?

   それよりも、早くお昼食べましょう。


そう言って、私はコンビニで買って来たサンドイッチとサラダパスタを出して

食べ始めました。

勿論、○ヨさんは、それらには手を出しませんでしたけど。(^-^;


そんな事をしていると、牛丼を食べ終わった夫が帰って来ました。


私と○ヨさんの微妙な雰囲気を察した夫は「また、何かあったの?」


○ヨ:やっぱりね、○○みの事を、親としてちゃんと見てあげないと・・・。

夫 :まだそんな事言ってるの?さっき、もう絶対言わないって言ったでしょう?

○ヨ:私は嘘なんかついてない!親よりも、子供の方が大事なんだね。

夫 :そりゃ、自分の子供は大事に決まってるでしょ?

○ヨ:ああ、そんなに私が邪魔なら、もう面倒なんて看てくれなくていい!

夫 :それでいいの?それなら、俺も○○子も一切手を引くよ。

   俺たちの子育てがどうとか言うなら、自分が育てた○晴に看てもらえば?

   自分で○晴に連絡して、看てもらいなよ。


こんなにボケボケになってしまっている○ヨさんですが、

自分がもう一人の息子である○晴君に見捨てられたという事の自覚はあるみたいです。

また、泣きながら「ああ、早く死にたい。」と言って、隣の寝室へ。


寝室で3分くらい泣き喚いていたかと思ったら、ドアを開けて戻って来て、

「○○子、うどんでも煮てあげようか?」と、何事もなかったように私に話しかけます。

う~~ん、本当に、すごい病気ですねぇ、認知症って・・・。


○ヨさんの興奮が治まっているようなので、夫が「もう、帰るよ。」と言い出し、

夫が先に玄関から外に出てしまいました。


1週間分の生活費、夫から渡して欲しかったのに・・・、と思いながら、

○ヨさんに、「はい、これ、1週間分の生活費ね。」と言って手渡しました。

○ヨさんは、すぐに生活費の入った封筒の中身を確認。

「それじゃ、このフットマッサージャーは使わないから持ち帰った方がいいのね?」

そう、○ヨさんに尋ねると、「うん。」と言うので、持ち帰る事に。


玄関から出ると、夫が外で立って、私が出て来るのを待っていました。


「じゃあ、また来週来るからね。それまで頑張ってやってね。」と言い、

私達に「ありがとね。気を付けて帰ってね。」と○ヨさんは見送ってくれました。


パーキングから車を出して、明治通りを走り、王子を通り過ぎた頃に、

私の携帯に、○ヨさんからの電話です。


さてさて、その驚くべき電話の内容は?


また次回に続きます。(^-^;



最後まで読んで下さってありがとうございます。





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