気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

気分が落ち込んでいる事だけは確かなようです

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


火曜日、○ヨさんから「小銭入れがない。」という電話があった事を夫に伝えました。

「今、お昼食べてるところだから、後でおふくろに電話してみるよ。」と言っていた夫。

また何かあれば、夫か○ヨさんから電話が掛かってくることでしょう。

そう思っていたら、午後3時半過ぎに夫から電話が掛かって来ました。


「あれからおふくろから電話掛かって来た?」

「掛かって来てないけど。」と答えました。

「また俺が大分怒ってさ、おふくろ泣き出したからさ、悪いけど電話してみてくれよ。」

ああ、いつものパターンで、夫は電話で怒鳴り散らしたのでしょうね。


すぐに私は○ヨさんのところに電話を入れました。


○ヨ:はい。

私 :もしもし。お財布は見つかったの?

○ヨ:ない。

私 :ないの?

○ヨ:ないよ。

私 :どこへしまっちゃったんだろうねぇ。お義母さん、覚えてないの?

○ヨ:そこらみんな、全部見たけど、ない。

私 :そこら見たけど、じゃなくて、お義母さん、自分でしまったところ、覚えてないの?

○ヨ:全然、アンタ、おんなじところにばっかりしか置かないよ。

私 :でも、お義母さん、あっち置いたりこっち置いたりしてるじゃない。

○ヨ:してないよぉ。

私 :だって、ゴミ箱の中に隠したり、座布団の下に隠したり、横の箱に入れたりしてるじゃない。

○ヨ:そんな事はしてない。してない。

私 :じゃ、最後にどこに置いたの?

○ヨ:同じとこよ。

私 :同じとこってどこ?

○ヨ:ん?テーブルの下。

   だから、まだ、そんなボケてないよ。どうしてそういう風にアレなの?

   そこらに置いた、なんだかんだって言われるけど。

   ホント、不思議な事があるから、だから電話したんだ。

   もう、何がなくなろうと死のうと・・・、もう、死にたくなっちゃったよ。

私 :でもさ、お義母さんさぁ、いつもお財布がないって言って電話してくるけど。

   私やおとうさんが探すと、必ず家の中にあるでしょ?

○ヨ:そうお?

私 :だって、今までお財布が見つからなかった事ないじゃない、今まで。

   お義母さんがないって言ってるだけで、私やおとうさんが行くと必ず家の中にあるじゃない。

   だから、今回も家の中のどこかにあるよ。どっかにしまったんだと思うよ。

○ヨ:ああ、悪かったね、もう。電話とかしないよ。死ねばいいんだよな?

   死のうとしても、どういう風に死んだらいいかと、そればっかり考えてるよ。

   人に迷惑掛けないように頑張らなきゃって思ってるけど。

   ホント、ないと思って、話しなかったと思っていて。

   私ももう疲れちゃった。

私 :でも、そのうちにきっと出てくるから。

○ヨ:うん。そう思って、頑張ってますよ。

私 :どっちにしても、今度行くのは金曜日だから。金曜日は病院だからね。

○ヨ:ホント、迷惑掛けてごめんね、○○子。

   ○○子しかいなくて、アレしたけど。

私 :だから、金曜日には行くから、それまでに見つからなかったら、一緒に探そう。ねっ。

   金曜日まで待ってね。食べる物が何にもないわけじゃないでしょう?何にもないの?

○ヨ:いいえ。何か、あるでしょ。もう、迷惑掛けてごめん。

   もう、○○子、心配しないで。ホントに、ごめんね。

   ○美ちゃんがいないから、もう、○○子しかいないんだよな。

   何かあると○○子に心配掛けるから。もう、心配しないで。

私 :だから、金曜日まで自分で探してみてね。

   なければ、金曜日に私も一緒に探すからね。

○ヨ:ありがと。疲れちゃった、もう。

   ○○子に心配掛けるから。もう、心配掛けないように頑張ります。じゃあね。


言葉では「迷惑掛けてごめん。」と言っていますが、○ヨさんの本心ではないでしょう。

何で自分がこんな目に遭わなきゃならないのか、納得できない気持ちでいっぱいなのでしょうね。



この時点で、さっき息子に電話で怒鳴られた事を覚えているかどうかは不明です。

でも、○ヨさんの気分が落ち込んでいる事だけは確かなようですね。




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