気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

義母の常套句

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


持って行ったフットマッサージャーを○ヨさんに拒否されてしまいました。

「足が浮腫むから、最近は水もビールもあんまり飲んでないのよ。」と○ヨさん。

「お義母さん、先週のレシートを見せて下さい。」と私が言いました。

「はい、これ。ビールなんか買ってないでしょう?」と言いながら、

○ヨさんは自信満々の顔で、私に先週分のレシートを渡して来ました。


どれどれ?早速、レシートに簡単に目を通しました。

買ってない、どころか、先週はビールを8缶お買い上げです。

ビールを買い出したのは、月曜日の夕方からです。

ふんふん、これは、持って行った7缶のビールを金、土、日曜日で1日2缶ずつ飲み、

月曜日には1缶しか残っていなかったので、月曜日から追加買いしたんですね。

そして、ビールの他に、2リットルのお水も2本買っていますね。


「お義母さん、先週はビールを8缶も買ってますよ。」と私。

「え~っ!?ビールなんか買ってないよ。」と○ヨさんはまだ認めません。

レシートに印字されたビールの部分を赤いボールペンで○印をつけて、

「ほら、ここにビール2缶って書いてあるでしょう?こっちの3枚にも・・・。」

そのレシートを見て、○ヨさんは、「ビールなんか買ったかなぁ。」


「おかあちゃん、ビールや水が足の浮腫みに悪いんだよ。」と夫が言いました。

「私がビールを飲むのは、眠れない時だけなんだけどなぁ。」と○ヨさん。

「そんな事言って、毎日2缶も飲んでるじゃないか。俺だって1日1缶だよ。」

「毎日2缶も飲んでるのに病院に行くと、『私はアルコールは一切飲みません。』って

先生にはそうやって嘘ついてるんでしょう?」

「とにかく、足が浮腫んで痛いって言うなら、ビールは飲んじゃダメなんだよ。」

○ヨさんは、渋々、「わかったよ。」と言いました。


ビールと足の浮腫みの話が終わったところで、夫が○ヨさんに本題を・・・。


夫 :それで、また、○○みが来たって言ってるんだって?

○ヨ:ああ、そうなのよ。

   また○○みが来て、そこにある衣類を置いてったの。

   私が嘘ついてるって言われると困るから、そのままにしてあるけど。


そう言って、○ヨさんは洋服ダンスの横に積まれた衣類を指しました。

確かに、○ヨさんの指した場所には、畳まれたババシャツ、ズロース、そして

○○みが絶対に着ないであろうと思われるセーターが3枚程置かれていました。

(多分、旅行に持って行こうと、自分でボストンバッグに入れたけれど、出した物)


夫 :おかあちゃん、またそんな事言ってるの?

   何度も言ってるけど、○○みがここに来る筈がないんだよ。

○ヨ:いや、○○みが来て、持って行った物を返しに来たんだよ。

夫 :じゃ、おかあちゃん、○○みに会ったの?

○ヨ:いや、私が出掛けている間に来たから会ってないよ。

夫 :じゃ、どうして○○みが来たって思うのよ?

○ヨ:だって、前の人が「娘さんが来てたよ。」って教えてくれたんだよ。

夫 :また、そんな嘘ばっかり言って・・・。

   じゃ、前の人の所に行って、本当に○○みが来たのを見たのか訊いてみようか?


夫にそう言われた○ヨさんは、みるみるうちに顔色が変わり、超興奮状態です。


○ヨ:わざわざ行って、そんな事訊かなくたっていいよ。

夫 :だって、前の人が教えてくれたんでしょう?

   だったら、訊きに行ったって「そうですよ。」って言うだけでしょう?

○ヨ:どうして、私の事を信じないの?

   そんな事したら、私がここに住めなくなっちゃうでしょ。

   自分の子供がかわいいのはわかるけど・・・。

夫 :ああ、自分の子供はかわいいよ。

   おかあちゃんを信じないのは、おかあちゃんがおかしな事ばっかり言うからだよ。

○ヨ:ああ、自分の息子にそんな風に言われたら、もうおしまいだね。

   私なんか死ねばいいんでしょ?

(やっぱり今回も出ました、○ヨさんの常套句)

夫 :また、そんな事言って・・・。

   自分の息子にそんな風に言われたらって・・・、じゃあ、自分の母親に

   アンタの娘が私の物を盗ったなんて言われたら、どうすればいいのよ?

○ヨ:もういい!


そう言って、○ヨさんは大声で泣きながら、隣の寝室に。

そして、仏壇に向かって「お父さん、私は嘘なんかついていないのに・・・」とか

「早くそっちに行きたい。迎えに来てよ。」などと、泣きながら訴えています。

その5分後、○ヨさんは寝室から戻って来ました。


○ヨさんは何事もなかったかのように、私に普通に話しかけて来ました。

「ねぇ、○○子、ちょっと来て。アンタだけに見せるから。」と言って、

以前○ヨさんが寝室として使っていた部屋に、私に来るよう手招きしました。


私が行くと、またまた衣類収納ポリケースの上に畳んで置かれた○ヨさんの衣類。

「ほらね、これ、全部、○○みが持って行って返して来た物なんだよ。」と。

「お義母さん、○○みじゃありませんよ。○○みが来る訳がないんですから。」

そう言って、私は夫の居るリビングに戻りました。


私の後について、リビングに戻ってきた○ヨさんに夫が声を掛けました。


夫 :まだ、○○みが、○○みが・・・って言ってるの?○○みが来る筈ないの!

   もう、二度と、自分が会ってもいないのに○○みが来たって言わないで下さい。

○ヨ:ああ、わかったよ。もう二度と言わないから。

夫 :前もそうやって、もう二度と言わないって言って、何度も言ってるでしょ?

   もう、絶対に言わないで下さい!

○ヨ:わかったよ。もう絶対に言わない。


大分長くなってしまいましたが、まだまだ続きがあります。

この続きはまたまた次回の更新記事で・・・。



最後まで読んで下さってありがとうございます。






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