認知症って、本当に不思議な病気
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
午後3時半過ぎに実家を出て、自宅に到着したのは午後6時40分でした。
夕方の時間になったので、いつもより道路が少し混んでいたかも知れませんね。
帰宅するとすぐに母に電話を入れました。
もしもし、今着いたよ。
「そう。大体3時間だね。道路は混んでたの?」
帰りの時間だから、いつもよりは少しだけね。
「そう。色々とやってもらってありがとね。冷蔵庫汚さないように気を付けるからね。」
うん。次に行ったときは、庭の芝のところに生えてる草を取るからね。
「草取りしてくれるの?気になってたのよ。」
もう、蚊も出ないでしょうからね。
「そうだね。また、次、早く来てね♪」
うん、わかった。じゃあね。
「ありがとう。」
午後7時30分、今度は○ヨさんに電話を入れました。
もしもし、もうご飯は終わったの?
「うん。今終わった。」
そう。今日は何を食べたの?
「お金もないから、そこいらにあるものを食べたよ。」
そっか。でも、明日はそっちに行くからね。
「町会の寄り合いにお金を使ったり、ネズミの駆除剤買ったりしたからねぇ。」
「ネズミの駆除剤、スプレーなんだけど、案外高いんだよね。」
そうね、1000円近くするものねぇ。(前に見たレシートでは980円となっていました。)
「1000円?そんなんじゃ、買えないわよ。もっと、ずっと高かったんだから。」
あら、そうだったの?
「そうよ。お金がないから、今日はお風呂にも行かなかったよ。」
そう。じゃ、明日はお金が入るから行って来てね。
「うん。町会の寄り合いに出たりして、歩いたから脚が痛いよ。」
ん?町会の寄り合いって、一昨日だったんでしょう?
「そうなんだけどね。アンタが買ってくれたパテックスがあるからそれを貼ってるよ。」
そう。明日は○っちゃんも一緒に行くからね。
「そうなの?私にはもう○○子とおとうさんしかいないからね。」
お昼前くらいには行けると思うから、待っててね。
「わかった。」
じゃ、おやすみなさい。
「ありがとね。おやすみ。」
○ヨさんが「町会の寄り合いに出た。」と言っているので、とりあえず、確認をしておきましょう。
まぁ、○ヨさんがお金がない言い訳で思いついた、口から出まかせの嘘だと思いますけどね。
午後8時、1軒おいて隣に住む、町会の班長さんをしているAさんのところに電話を入れました。
私 :義母が一昨日町会の寄り合いがあった、と言っているんですけど、ありました?
Aさん:町会の寄り合い?いえ、そんなのありませんよ。
私 :そうなんですか。寄り合いがあって、お茶代を払ったと言ってたもんですから。
Aさん:町会費、募金以外には、町会でお金をもらう事はないですねぇ。
それに、役員とか班長とかしてなけりゃ、一般の人が出る寄り合いってないですから。
私 :そうですよねぇ。どうも、ありがとうございました。
やっぱりねぇ。(^-^;
体育館みたいな広い所に、たくさんの人が集まって、お茶代を払ったって・・・。
どこから、そういう嘘を思いつくのでしょうか。本当に、不思議です。
自分の年齢も忘れちゃって、貰ったお金を自分が使ってしまった事も全然覚えてなくて、
「○○子がそのお金を持ってった」と、思い付きでついた自分の嘘は「事実」として忘れない。
どうなっちゃってるんでしょう、○ヨさんの頭の中は・・・。
認知症って、本当に、不思議な病気ですねぇ。
最後まで読んで下さってありがとうございます。