気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

認知症って、本当に不思議な病気

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


午後3時半過ぎに実家を出て、自宅に到着したのは午後6時40分でした。

夕方の時間になったので、いつもより道路が少し混んでいたかも知れませんね。


帰宅するとすぐに母に電話を入れました。

もしもし、今着いたよ。

「そう。大体3時間だね。道路は混んでたの?」

帰りの時間だから、いつもよりは少しだけね。

「そう。色々とやってもらってありがとね。冷蔵庫汚さないように気を付けるからね。」

うん。次に行ったときは、庭の芝のところに生えてる草を取るからね。

「草取りしてくれるの?気になってたのよ。」

もう、蚊も出ないでしょうからね。

「そうだね。また、次、早く来てね♪」

うん、わかった。じゃあね。

「ありがとう。」


午後7時30分、今度は○ヨさんに電話を入れました。

もしもし、もうご飯は終わったの?

「うん。今終わった。」

そう。今日は何を食べたの?

「お金もないから、そこいらにあるものを食べたよ。」

そっか。でも、明日はそっちに行くからね。

「町会の寄り合いにお金を使ったり、ネズミの駆除剤買ったりしたからねぇ。」

「ネズミの駆除剤、スプレーなんだけど、案外高いんだよね。」

そうね、1000円近くするものねぇ。(前に見たレシートでは980円となっていました。)

「1000円?そんなんじゃ、買えないわよ。もっと、ずっと高かったんだから。」

あら、そうだったの?

「そうよ。お金がないから、今日はお風呂にも行かなかったよ。」

そう。じゃ、明日はお金が入るから行って来てね。

「うん。町会の寄り合いに出たりして、歩いたから脚が痛いよ。」

ん?町会の寄り合いって、一昨日だったんでしょう?

「そうなんだけどね。アンタが買ってくれたパテックスがあるからそれを貼ってるよ。」

そう。明日は○っちゃんも一緒に行くからね。

「そうなの?私にはもう○○子とおとうさんしかいないからね。」

お昼前くらいには行けると思うから、待っててね。

「わかった。」

じゃ、おやすみなさい。

「ありがとね。おやすみ。」


○ヨさんが「町会の寄り合いに出た。」と言っているので、とりあえず、確認をしておきましょう。

まぁ、○ヨさんがお金がない言い訳で思いついた、口から出まかせの嘘だと思いますけどね。


午後8時、1軒おいて隣に住む、町会の班長さんをしているAさんのところに電話を入れました。

私  :義母が一昨日町会の寄り合いがあった、と言っているんですけど、ありました?

Aさん:町会の寄り合い?いえ、そんなのありませんよ。

私  :そうなんですか。寄り合いがあって、お茶代を払ったと言ってたもんですから。

Aさん:町会費、募金以外には、町会でお金をもらう事はないですねぇ。

    それに、役員とか班長とかしてなけりゃ、一般の人が出る寄り合いってないですから。

私  :そうですよねぇ。どうも、ありがとうございました。


やっぱりねぇ。(^-^;

体育館みたいな広い所に、たくさんの人が集まって、お茶代を払ったって・・・。

どこから、そういう嘘を思いつくのでしょうか。本当に、不思議です。


自分の年齢も忘れちゃって、貰ったお金を自分が使ってしまった事も全然覚えてなくて、

「○○子がそのお金を持ってった」と、思い付きでついた自分の嘘は「事実」として忘れない。

どうなっちゃってるんでしょう、○ヨさんの頭の中は・・・。

認知症って、本当に、不思議な病気ですねぇ。




最後まで読んで下さってありがとうございます。

更新の励みになります。よろしければ、応援クリックして下さいね♪
       ↓
アルツハイマー病ブログランキングへ