気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

繰り返しを嫌だと思わない忍耐力

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。


午後0時5分、○ヨさんから電話が入りました。

今日は仕事が休みの夫がその電話を受けました。


「おふくろからまた電話があったよ。」と夫。

「何だったの?」と私は聞き返しました。

「『言っておきたい事があるんだけど。10月に入って年金が出るから、出たら美容院代頂戴ね』って。」


○ヨさんはそのことを私にも夫にも何度も言っているのですが、きっと忘れてしまっているのですね。

「年金が出たら、美容院に行かなくちゃ。」という事が頭の中に浮かぶ度に、

そうだ、それをおとうさんや○○子に言っておかなくちゃ、と毎回思うのでしょう。

今の○ヨさんの頭の中では、「美容院に行かなくちゃ。」がいつも渦巻いているのでしょうね。


「もう、その話は何度も聞いたよ。年金が出たらって言ったでしょ?」

そんな言葉を○ヨさんにいくら言っても、無駄なこと。

○ヨさんが言ってくる度に、「年金が出たら渡すからね。」と言い続けるしかありません。


自分が言った事、私たちに言われた事、すぐに忘れてしまう○ヨさん。

○ヨさんにとって、今自分が思った事が「初めての事」なんですね。


認知症患者との関わりは、同じことの繰り返しを嫌だと思わない忍耐力が必要なんですね。



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