泣きながら電話を切った義母
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
お昼過ぎまでは良いお天気だったのに、だんだん雲が出て来て、
結局雨まで降って来てしまいました。
早めに用事を済ませておいて良かったぁ。
午後3時30分、仕事を終えた夫が帰宅しました。
少し前に電話を入れたのですが、出なかったのはもう自宅に向かっていたからですね。
帰宅した夫に、午前中に2回○ヨさんから電話があった事を報告しました。
夫と話して分かった事なのですが、○ヨさんが「今、こっちに電話した?」と言うのは
嘘ではなく、夫が掛けた電話だったと判明しました。
○ヨさんが嘘をついていると、自分の中で決めつけてしまった事、間違いでした。
○ヨさんに「嘘でしょ?」と言った訳ではないけれど、本当にごめんね、○ヨさん。
午後6時半、夫が○ヨさんに電話を掛けました。
○ヨ:はい、もしもし。
夫 :もしもし。どうなの?ちゃんとやってるの?
○ヨ:うん。人に迷惑掛けないように、頑張ってます。
夫 :そう。今日、午前中に電話したのに出なかったけど、どこに行ってたのよ?
○ヨ:ああ、ちょっと出掛けてた。
夫 :それで、○○子に余分にお金が欲しいって言ったんだって?
○ヨ:ああ、脚が浮腫んで痛いから、病院に行こうかな?と思って・・・。
夫 :病院?病院はこの間、○○子と行って来たばかりでしょう?
それに、余分にお金が欲しいって、どうして俺じゃなくて○○子に言うの?
友達が豊島園に連れてってくれる、とか言ってたらしいけど、
その連れてってくれるって人は誰なのよ?
○ヨ:・・・。でも、15日に年金が入ったでしょう?
夫 :ああ、ちゃんと入ったよ。
年金が入ったから、おかあちゃん、美容院に行って来たんでしょう?
○ヨ:うん。でも、20万くらい入ったと思うんだ。
夫 :20万円って、それ、2ヶ月分だからね。
その20万円で2ヶ月暮らして行かなくちゃいけないんだよ。
美容院に行ったら、遊びになんか行けないんだよ。
それとも美容院に行くのはやめて、お小遣いの方がいいの?
○ヨ:・・・・・・。
夫 :とにかく、ちゃんと頑張ってやりくりしてよね。
6月になったら、また○○子がどこか温泉に行こうって探してくれてるから。
じゃ、ちょっと待ってね。○○子に替わるから。
はぁ~~、夫は○ヨさんがちゃんと納得していないのに、また私に投げて来ました。
私 :もしもし。もう、ご飯は食べたの?
○ヨ:うん。どこにも出掛けないで、家にあるもので食べたよ。
私 :そう。
○ヨ:15日に年金が出たと思うんだけど、まだ貰って来てないの?
私 :いえ、もう、ちゃんと貰ってきたよ。
○ヨ:20万円くらいは出たと思うんだけど。
私 :そうね。そのくらい出たわね。
○ヨ:毎日1000円でやりくりしてるんだから、年金が出た時くらいは・・・。
夫の話に納得していない○ヨさん、私に替わるとまたお金の話になってしまいました。
私がここで何かを言っても、話はうまく収まらないでしょう。
結局、また、夫に電話を渡すことに。
私 :ちょっと待ってね。
夫 :何よ?また、年金の話なの?
そうやって、○○子との話になると強気になって、お金くれって言うの?
○ヨ:私は○○子にお金をくれ、くれ、なんて言ってません。
私はまだそんなにボケていません。
○○子はどうしておとうさんにそんな嘘つくの?
私は嘘をつかれるのだけはイヤなんだから。
夫 :○○子は嘘なんか言ってないでしょう?
○ヨ:私にはもうおとうさんしかいないじゃないの。
(○ヨさんは、もう泣きながら話しています。)
それなのに、おとうさんからそんなふうに言われるなんて・・・。
私なんか、もう生きていてもしょうがないね。
夫 :また、そんな事ばかり言って・・・。
おふくろの面倒を看てくれてるのは、俺じゃなくて、全部○○子なんだよ。
だから、○○子の言う事、よく聞いて、頑張ってよ。
○ヨ:ああ、もういいよ。
なんか、悲しくなっちゃったよ。
私にはもうおとうさんしか居ないのに・・・。 ガチャン!!
結局、○ヨさんは泣きながら、電話を切ってしまいました。
それにしても、夫はどうして、筋道つけて、順番に、ちゃんと説明して、
認知症の○ヨさんが納得できるように、話を進めて行かないのでしょう。
夫の話の進め方に、ちょっとイライラしてしまう私です。
A型の人(夫はA型)って、そういうところ、キッチリしてるんじゃないの?
あれ?そういう風に理屈っぽいのはA型じゃなくて、B型(私)でしたっけ?(^-^;
大声で押さえつけるように言われても、人間はそんなに簡単に納得できないですよね。
納得できないから、いつまでたっても、何度でも、同じことを繰り返すのに。
○ヨさん、電話での会話を考えて眠れないって、またビール飲んで寝たのかな・・・。
最後まで読んで下さってありがとうございます。