気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

可愛いって言えば可愛いですが(^-^;

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こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


庭のキュウリが大分キュウリらしくなって来ました。

売られているキュウリと同じくらいの大きさになるまで、あとどれくらいかなぁ・・・。


夜7時20分、○ヨさんのところに電話を入れました。

昨日は私が着くまでに3回も電話を掛けて来たのですが、今日は一度も掛かって来ませんでした。


もしもし、もうご飯は食べた?

「うん。食べたよ。」

何を食べたの?

「そこいらにある物を食べたよ。あ、昨日アンタが買って来てくれたおにぎり。」

「冷蔵庫に入れておいたからね。」

そう。今日はお天気良かったね。今日は何していたの?

「歩けなくなると困るから、家の周りをぐるりと歩いたくらい。」

そうなんだ。お風呂には行って来たの?

「今日は行かなかったよ。明日行く。お風呂は1日おきで十分だから。」

そう。

「頭が大変な事になってるから、美容院に行かなくちゃ。」

「美容院の先生から電話が掛かって来たのよ。『どうしちゃったの?全然来ないけど』って。」

「ほら、私は2ヶ月に1回は行ってたのに、ずーっと行ってないから心配したみたい。」

あら、お義母さん、2ヶ月前にちゃんと行ってるじゃないの。

「そうだったっけ?」

4月の年金が入ってすぐに行ったでしょ?

「そうだったっけ?随分前だったから、忘れちゃったよ。」

「2,3日したら、美容院に行って来るよ。」

「Bさんがね、『お宅はお嫁さんがちょくちょく来てくれて幸せね。』って言うのよ。」

「ご近所さんって見てるんだよ。あそこは息子がいるのに全然来ない、なんて言われたら大変よ。」

「だから、『ウチは息子も嫁もよく来てくれるから本当に幸せだわ。』って言っておいたよ。」

そう。じゃ、また明日電話するわ。おやすみなさい。

「ありがとね。おやすみ~。」


「美容院の先生から電話が掛かって来た」っていうのは○ヨさんの作話ですね。


要するに、自分が美容院に行きたいのではなくて、人が自分の事を見てるからとか

美容院の先生がそろそろ来る頃だからと電話をくれたから、行かなくちゃいけないって

そう、私に思わせたいのですね。

明日、「美容院の先生から電話が掛かって来たの?」と訊けば、

「美容院の先生から?掛かって来ないよ。」と○ヨさんは答えるでしょう。

それにしても、5分前に自分が言った事を忘れちゃうのに、

相手にこう思わせたいと思うと、嘘の話が口からスラスラと出てくるって凄いですね。

そういう事をパッと考え付く悪知恵は、まだまだ健在なんですね。

ただし、思い付きで言った事も、5分もすれば、自分が言った事自体を忘れちゃうんですけどね。


この○ヨさんの作話は、アルツハイマーになったから、ではなくて、

多分、アルツハイマーになる前からそういう作話をしていたのではないでしょうか。

自分がどこかに遊びに行きたい時には、「○○さんから誘われたから仕方なく行く。」とか

自分で買って来た物なのに、「これは○○さんから頂いた物なのよ。」と言ったり。

きっと、ずーっと小さい嘘をつき続けて来たんだろうなぁと思います。


人からこう思われたいとか、こう思って欲しいとか、そういう気持ちが強いのでしょうね。


そう言えば、昨日の昼間、明らかに自分で買って来たオレンジゼリーを出して来て

「これね、昨日、友達が『たまにはこういう物も食べな』って持って来てくれたのよ。」

そう言って私に勧めてくれた○ヨさん。

「良かったら食べてね。」って言えばいいだけなのにね。

自分でオレンジゼリーを買って来たと思われたくないのか、

それとも、私はこんなに人から好かれていると、私にアピールしているつもりなのかな?

どちらにしても、○ヨさんの嘘は見抜いていますから、無意味なんですけどね。

すぐにバレちゃう小さな嘘をついてばっかりの○ヨさん、可愛いって言えば可愛いですが(^-^;


○ヨさんが嘘を言わなくなったら、病気が大分進行してきたって事なんでしょうか。



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