ごめんね、お母さん
ご訪問ありがとうございます。
今日は今月2回目の実家訪問です。
いつもなら2回目は25日前後に来るのですが、2月26日にフランスに行ってしまうので。
実家の母は、私が来ない限り、自分1人では買い物に出掛けません。
毎月、弟たちが来る度に、色々な物を持って来てくれるようですが、
やっぱり日々の必要な食材は、私と一緒に、自分でスーパーで選びたいのでしょうね。
出歩くのが大好きな義母○ヨさんとは正反対、母は家の中に居るのが大好きです。
毎日家の中で何をしているのかというと、家の間取りを色々と考えて方眼紙に描いているのです。
87歳の老婆の趣味が家の間取り図を描くことって、結構珍しいのではないかな?と思います。
夜7時半、○ヨさんに定例電話を掛けました。
もう、ご飯は食べた?
「うん、食べたよ。」
今日はどこかに出掛けたの?
「どこにも出掛けないよ。歩けなくなると困るから、家の周りを歩いたけど。」
「人に迷惑をかけないように、毎日頑張って歩いてるの。」
そうね、歩けなくなると困るもんね。
「2件向こうの○下さんが、具合が悪いっていうから、ちょっと様子を見てきたよ。」
(あれあれ?さっきはどこにも出掛けないって言ってたよね、○ヨさん)
きっと、○ヨさんの「出掛ける」は、おしゃれしてゴルフや旅行に行くことなのですね。
そして、いつもの話が始まります。
「そろそろ年金が入るはずなんだけど、おとうさんが通帳持ってっちゃったから下ろせない。」
「おとうさんから2万円もらったけど、美容院で1万8000円使っちゃったからお金がない。」
(○ヨさん、年金支給日に自分で郵便局でお金を下ろしたこと、本当に覚えてないの???)
隣で私と○ヨさんの電話の会話を聞いていた母が、電話が終わった後に言いました。
「池袋のおかあさんにはずいぶん優しく話すのねぇ・・・。」と。
確かに、○ヨさんに話す時は、母との会話の時よりずっと優しく話しかけています。
母に話し掛ける時も、もっと優しくしなくちゃなぁと、ちょっと反省しました。
ごめんね、お母さん。