「先生じゃなかったら、もう来ません。」
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金曜日、血液採取のために3回も針を入れられた○ヨさん。
診察を待っている間、「ホントに看護師が下手なんだから。」とずっと文句を言っていました。
やっと名前を呼ばれて内科の診察室へ入りました。
入った途端、「もう、針を3回も入れられて痛くて痛くて・・・。」と○ヨさん。
「ああ、採血で?ごめんね、でも、ちゃんと検査しないといけないからね。」
「今回は糖尿の方がちょっと悪くなってるね。」と先生。
「そうなんですか?でも、私は食べる物はちゃんと気を付けてるんですけどね。」
「甘い物とか食べちゃった?」
「いえ、私は甘い物は食べません。好きじゃないから。」
「とにかく、水分は摂って下さいね。あまい水じゃないやつを。」
「私は毎日お水をたくさん飲むんですよ。甘い飲み物は全然飲みません。」
「そう。じゃ、その調子で水はたくさん飲んで下さいね。熱中症とかも心配だから。」
「糖尿の薬だけ今回から少し増やしておきましょう。」
「じゃ、今日はこれで終わり。次回は9月28日でいいですか?」と先生が私に訊きました。
「はい、大丈夫です。」
「じゃ、また次回に。次回も検査があるからね。」
「先生、替わったりしませんよね?先生じゃなかったら、私、もうここに来ないから。」
「大丈夫。替わらないよ。」
「ホント、先生じゃなかったら、私、もう来ませんからね。」
○ヨさんは「もう、終わり」と先生に言われても、なかなか椅子から立ち上がりません。
ずっと、「先生じゃなかったら、もう来ません。」と言い続けていました。
「もう、今日は終わりですって。次の人が待っているから早く出ましょう。」
私が何回かそう言って、○ヨさんの腕を引っ張ってようやく椅子から立ち上がりました。
○ヨさんはこの若いイケメン先生が大のお気に入りのようですね。(^_^;
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