お義母さん、今日は何の電話ですか?
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
午前10時38分、○ヨさんから固定電話に着信がありました。
固定電話では会話録音が出来ないので、その電話には留守電で対応し、私のスマホから掛け直す事に。
掛け直す前に、一応、固定電話の着信記録を確認すると、その電話の前に10時09分、32分と2回掛けて来ていたようです。
私がガレージで作業をしている間に掛けて来ていたのですね。
お義母さん、今日は何の電話ですか?
どうせまた、何かが見つからないとか、お金がないとか、とにかく要件は、良い事ではないんだろうな、という予感。
午前10時41分、○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:もしもし。
私 :もしもし。電話くれた?
○ヨ:そう。
私 :どうしたの?
○ヨ:だって、また荷物ね、ちょっと出掛けようかな~なんて思って、荷物、バッグに入れてた、それ、そっくりなくなっちゃってるの。
あ~、また○○みにやられたな~、と思ったんだ。
私 :だからさ、どうして○○みなのよ?
○○みは仕事行ってるってば。
○ヨ:そうしたら、バッグがないんだもん。
私 :だから、○○みじゃないんじゃない?じゃあ。
○ヨ:そう思いたくないんだけど。
私 :だからさ、お義母さん、どうして物がなくなると○○みのせいにするの?
そんなに○○みが嫌いなの?
○ヨ:いや、嫌いじゃないよ。
会えば話もしたいし、アレだけど。
私 :だから、どうして、何で○○みだって決めつけるの?
いつも物がなくなると○○みが持ってった、○○みにやられたって言うけど・・・。
○ヨ:悪い。悪かったね。もう、ホント、私も・・・。
私 :絶対、家の中にあると思うよ。お義母さんがどこかに置いて、置き忘れたんだと思うよ。
バッグごとないの?
○ヨ:あ、悪かった。そうバッグの中へね、出掛けると思ってさ、みんな入れてたのがさ。
私 :だから、バッグもない訳?
○ヨ:バッグ、そっくりないの。荷物入れて置いてたのが。
私 :いつも温泉に行く時に持って行くボストンバッグ?
○ヨ:そうそう。
そう思いたくないんだけど・・・悪かったね。
私 :お義母さん、そのバッグは何の為に探したの?
○ヨ:友達がね、「じゃあ、旅行行かないか?」なんてこと言うからさぁ、「いやぁ、わかんない。私は知らない人とあまり外に出たくないんだ。」って、そのままにしてたの。
だから、行くなんか言ったらさ、アンタとおとうさんと、ねぇ、一緒に行くの、アレだけど。
「私は行かないよ~。」って。
私 :その、誘ってくれたお友達ってのは、誰ですか?
○ヨ:知らないよ~。区民ひろばに来てる人なんだけど。
知らない人だから行かないって、そのまんまにしてたの。
それがね、昨日、夜さ~、見たら、ないんだよ。
あんまり、隣の部屋なんか行かないじゃない。
どっか出掛ける時になると、下着なんか取りに行ったりさ、するんだけど。
だから、○○みに言いたくないんだけど、あたしが悪かった。悪かった、○○子。
私 :絶対、家の中にあると思いますよ。
だから、お義母さんがどこか違う場所に置いて、それを忘れちゃったんだと思うよ。
○ヨ:うん。だから、そう言う風にしてね、アレして、今、もう一回見てみるよ。
私 :うん。探してみて。
○ヨ:下着をね、ちょっと着替えようかな~って思ってさ。
区民センター行くと、ホラ、昨日、お風呂行かなかったからね、着替えて行こうかな~と思ってさ。
それで、部屋入ったら、そのままバッグごとないんだからさ。
ま、いいや。悪かった。
私 :多分、お義母さんがどっか置いて忘れたんだろうと思うから、あっちこっち探してみたら?ねっ。
○ヨ:はい。探してみます。
まさかね、○○みがそういう事、しないと思うんだけど。
私 :だから、そこで、お義母さんが○○みって出て来るのが、すごく・・・。
いつもいつも、何で○○みなのよ~って思うの。
○ヨ:そうそう。悪いね。悪かった。ごめんね。
私 :はい。
○ヨ:ガチャン。
何の為に、またボストンバッグが気になりだしたのか・・・。
多分、区民ひろばで会う人から、旅行に誘われたという話は、○ヨさんの作話でしょう。
もしかしたら、年金支給日が近くなったので、また、私達に温泉にでも連れてって貰える、とでも思ったのでしょうか。
その可能性は高いかも知れませんね。
それにしても、やっぱり、私が一番不快になる内容の電話でしたね。
取りあえず、夫にはすぐに電話で、今の電話の事を伝えておきました。
自分がどこかに置き忘れてわからなくなると、○○みのせいにする○ヨさん。
そして、それがどこかから出て来ると、「私がいない間に○○みが返しに来たんだね。」と言う○ヨさん。
いえいえ、○○みが返しに来たんじゃなくて、最初からそこにあったのに、○ヨさんが見つけられなかっただけのこと。
でも、○ヨさんが、そう思う事はないのでしょうね。何せ、○ヨさんは、「認知症」なんですものね。
介護のマニュアルでは否定してはいけないのは知ってますが、私は何度でも言いますよ。
「○○みはそんな物は絶対に持ち出したりはしません。お義母さんがどこかに片付けて、忘れちゃっただけなのよ。」って。
だって、○○みは私の可愛い娘です。
娘の名誉は、親の私がちゃんと守ってあげなくちゃ。
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