気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

お義母さん、今日は何の電話ですか?

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


午前10時38分、○ヨさんから固定電話に着信がありました。

固定電話では会話録音が出来ないので、その電話には留守電で対応し、私のスマホから掛け直す事に。

掛け直す前に、一応、固定電話の着信記録を確認すると、その電話の前に10時09分、32分と2回掛けて来ていたようです。

私がガレージで作業をしている間に掛けて来ていたのですね。


お義母さん、今日は何の電話ですか?

どうせまた、何かが見つからないとか、お金がないとか、とにかく要件は、良い事ではないんだろうな、という予感。


午前10時41分、○ヨさんに電話を入れました。


○ヨ:もしもし。

私 :もしもし。電話くれた?

○ヨ:そう。

私 :どうしたの?

○ヨ:だって、また荷物ね、ちょっと出掛けようかな~なんて思って、荷物、バッグに入れてた、それ、そっくりなくなっちゃってるの。

   あ~、また○○みにやられたな~、と思ったんだ。

私 :だからさ、どうして○○みなのよ?

   ○○みは仕事行ってるってば。

○ヨ:そうしたら、バッグがないんだもん。

私 :だから、○○みじゃないんじゃない?じゃあ。

○ヨ:そう思いたくないんだけど。

私 :だからさ、お義母さん、どうして物がなくなると○○みのせいにするの?

   そんなに○○みが嫌いなの?

○ヨ:いや、嫌いじゃないよ。

   会えば話もしたいし、アレだけど。

私 :だから、どうして、何で○○みだって決めつけるの?

   いつも物がなくなると○○みが持ってった、○○みにやられたって言うけど・・・。

○ヨ:悪い。悪かったね。もう、ホント、私も・・・。

私 :絶対、家の中にあると思うよ。お義母さんがどこかに置いて、置き忘れたんだと思うよ。

   バッグごとないの?

○ヨ:あ、悪かった。そうバッグの中へね、出掛けると思ってさ、みんな入れてたのがさ。

私 :だから、バッグもない訳?

○ヨ:バッグ、そっくりないの。荷物入れて置いてたのが。

私 :いつも温泉に行く時に持って行くボストンバッグ?

○ヨ:そうそう。

   そう思いたくないんだけど・・・悪かったね。

私 :お義母さん、そのバッグは何の為に探したの?

○ヨ:友達がね、「じゃあ、旅行行かないか?」なんてこと言うからさぁ、「いやぁ、わかんない。私は知らない人とあまり外に出たくないんだ。」って、そのままにしてたの。

   だから、行くなんか言ったらさ、アンタとおとうさんと、ねぇ、一緒に行くの、アレだけど。

   「私は行かないよ~。」って。

私 :その、誘ってくれたお友達ってのは、誰ですか?

○ヨ:知らないよ~。区民ひろばに来てる人なんだけど。

   知らない人だから行かないって、そのまんまにしてたの。

   それがね、昨日、夜さ~、見たら、ないんだよ。

   あんまり、隣の部屋なんか行かないじゃない。

   どっか出掛ける時になると、下着なんか取りに行ったりさ、するんだけど。

   だから、○○みに言いたくないんだけど、あたしが悪かった。悪かった、○○子。

私 :絶対、家の中にあると思いますよ。

   だから、お義母さんがどこか違う場所に置いて、それを忘れちゃったんだと思うよ。

○ヨ:うん。だから、そう言う風にしてね、アレして、今、もう一回見てみるよ。

私 :うん。探してみて。

○ヨ:下着をね、ちょっと着替えようかな~って思ってさ。

   区民センター行くと、ホラ、昨日、お風呂行かなかったからね、着替えて行こうかな~と思ってさ。

   それで、部屋入ったら、そのままバッグごとないんだからさ。

   ま、いいや。悪かった。

私 :多分、お義母さんがどっか置いて忘れたんだろうと思うから、あっちこっち探してみたら?ねっ。

○ヨ:はい。探してみます。

   まさかね、○○みがそういう事、しないと思うんだけど。

私 :だから、そこで、お義母さんが○○みって出て来るのが、すごく・・・。

   いつもいつも、何で○○みなのよ~って思うの。

○ヨ:そうそう。悪いね。悪かった。ごめんね。

私 :はい。

○ヨ:ガチャン。


何の為に、またボストンバッグが気になりだしたのか・・・。

多分、区民ひろばで会う人から、旅行に誘われたという話は、○ヨさんの作話でしょう。

もしかしたら、年金支給日が近くなったので、また、私達に温泉にでも連れてって貰える、とでも思ったのでしょうか。

その可能性は高いかも知れませんね。

それにしても、やっぱり、私が一番不快になる内容の電話でしたね。


取りあえず、夫にはすぐに電話で、今の電話の事を伝えておきました。


自分がどこかに置き忘れてわからなくなると、○○みのせいにする○ヨさん。

そして、それがどこかから出て来ると、「私がいない間に○○みが返しに来たんだね。」と言う○ヨさん。

いえいえ、○○みが返しに来たんじゃなくて、最初からそこにあったのに、○ヨさんが見つけられなかっただけのこと。

でも、○ヨさんが、そう思う事はないのでしょうね。何せ、○ヨさんは、「認知症」なんですものね。


介護のマニュアルでは否定してはいけないのは知ってますが、私は何度でも言いますよ。

「○○みはそんな物は絶対に持ち出したりはしません。お義母さんがどこかに片付けて、忘れちゃっただけなのよ。」って。

だって、○○みは私の可愛い娘です。

娘の名誉は、親の私がちゃんと守ってあげなくちゃ。


 

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