気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

一瞬、恐怖が走りました。

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


午前8時、夫と一緒に、灯油入りのポリタンク1つ、我が家で使っていた温風ヒーターを車に載せて

我が家を出発しました。

今日は11時半には認定調査の予定が入っているので、絶対に時間前に着かなければいけません。

という事で、いつもは一般道を使って行くのですが、今日は一番混んでいる流山橋を避けるため、

国道6号線利根川を渡ってから農道を走り、柏から三郷までは高速道路を使いました。


9時半少し前に、いつも寄っているスーパーに到着、私と○ヨさんの昼食用に食料を購入し、

10時半過ぎに○ヨさん宅に到着しました。


リビングに入ると、前回同様、薄暗い部屋の中、電気も点けず、テレビもつけずに、

ストーブだけがついていました。

私が電気のスイッチを入れ、夫がテレビのスイッチを入れました。

すると、「テレビはどうやったら消せるの?」と○ヨさんが言いました。

えっ?テレビの消し方、わからなくなってるの?と、夫と私は顔を見合わせてしまいました。

私達がしばらく黙っていると、ようやくテレビのリモコンを持って、

「ああ、これで消せばいいのね?」と、○ヨさんは、やっとわかったようです。


火のついたストーブを消して、ストーブと家から持って来た温風ヒーターを置き換えました。

「このスイッチを押せば、火がついて温かくなるからね。」と、何度も説明しました。


温風ヒーターの使い方の説明が終わり、夫と私がテーブルの前に座ると、

○ヨさんは、早速、「最近嫌な事ばかりがあって、具合が悪くなっちゃうよ。」と始まりました。

「○○子、なんで嘘をつくの?アンタだって、人から嘘をつかれたら、どんな気持ちがする?」

○ヨさんがそう言い始めたので、夫が例の封筒と○ヨさんが使ったお金をまとめた紙を出し、

「この封筒に書いてある\7000を消して、4000と書いたのは誰なの?」と訊きました。

○ヨさんは、勿論「○○子だよ。」と答えました。


夫 :そうじゃないでしょ?おかあちゃんが書いたんでしょ?

○ヨ:私は書かないよ。○○子が3000円抜いて、4000って書き直したんだよ。

夫 :なんでお金を持ってきた○○子が、そこからお金を抜いたりするのよ?

○ヨ:交通費とか掛かるから、抜いて行くんだなって思ったんだよ。

夫 :じゃあね、4000円しかない筈なのに、おかあちゃんは7000円以上使ってるのはどうして?

○ヨ:・・・。それは、前からとってあったお金を足して使ったからだよ。

夫 :そんな訳ないでしょう?毎週、お金がもう無いって言ってたじゃない。

   そうやって、嘘ばっかりついてるんじゃないよ。

○ヨ:私は嘘なんかついてないよ。○○子、どうしてアンタは嘘をつくの?

夫 :○○子は嘘なんかついてないよ。

   毎週ここに来て、おかあちゃんの面倒看てくれてるのは誰?○○子でしょう?

○ヨ:私の事を信じないで、○○子の言う事を信じるなら、私は死んだ方がいいんだね?

夫 :また、そういう事を言い出すの?

○ヨ:ああ、もういい。私はここから出て行くから。


そう言って、○ヨさんは上着を来て、お金も入っていない財布をバッグに入れて、玄関に向かいました。

夫が慌てて、「おかあちゃん、お金も入っていない財布持って、どこに行くのよ?」と言い、

「とにかく、部屋に戻りなよ。」と○ヨさんを玄関からリビングに引き戻しました。


黙って聞いていた私でしたが、今はこの場に居ない方がいいと思い、キッチンに行きました。

暖房のないキッチンは、とっても寒かったなぁ・・・。


リビングの中では、○ヨさんがとても興奮しているようでした。

「どうして○○子は嘘をついて私を陥れようとしているの?」

「私が○○子にそんなに悪い事したの?」「どうして私じゃなくて○○子の言う事を信じるの?」

「私はおとうさん(亡き夫)から、嘘だけはつくなと言われて来たから、嘘だけはつかないよ。」と

○ヨさんは、泣きながら夫に訴えています。

「なんで○○子がおかあちゃんを陥れようとするのよ?」

「毎週ここに来て、一番おかあちゃんの面倒を看てくれてるのは○○子でしょ?」と夫。

夫のその言葉を聞いて、○ヨさんは更に興奮したようです。

「ねぇ、○○子、なんで嘘をつくの?」と言いながら、リビングの戸を開けて出て来ました。

「ねぇ、○○子、どうしてなの?」と、泣きながら私に向かって殴りかかって来るような感じでした。

夫が慌てて、○ヨさんを止めましたけど。(本当に殴られるのかと、一瞬、恐怖が走りました。)


そこから、私もリビングに入ったのですが、○ヨさんの怒りは治まらないようです。

認定員さんが来る時間が刻々と迫っているのに、○ヨさんは興奮が冷めません。

どうしよう・・・と思っていたら、認定員さんがいらして、玄関をノックしました。

私が出ようかと思いましたが、夫が認定員さんを出迎えました。


大分長くなってしまったので、この続きは次回の更新記事で・・・。




最後まで読んで下さってありがとうございます。

更新の励みになります。よろしければ、応援クリックお願いします。
          ↓               ↓
アルツハイマー病ブログランキングへ 人気ブログランキングへ