やりきれない事件
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
午後7時、○ヨさんに電話を入れました。
「はい、もしもし。」
もしもし、もうご飯は終わったの?
「うん。今食べた。」
そう。今日は何を食べたの?
「今日はそこいらにある残り物。」
そう。
「今日は買い物にも出なかった。だから、今日は昨日買って来た物の残り物。」
そうなんだ。
「今日はどこにも出ないで、家の中でごろごろしてたよ。」
ふ~ん。そうなんだ。
「本当に、だ~れも来ないし、だ~れも電話もくれないよ。」
「だから、今日は家の中で、アルバム見たりして、ストーブの前でごろごろしてた。」
そうなんだ。
「で、そろそろ○○子から電話が掛かってくるかな?って思ってたのよ。」
そう。
「毎日、電話してくれてありがとね。」
どういたしまして。また、明日も電話するからね。
「うん。ありがとね。おやすみ。」
結局、父親と認知症の母親が亡くなり、
川の中で泣いていた娘さんが「殺人と父親の自殺幇助」の罪で逮捕という事件がありましたね。
10年近く、認知症の母親を介護してきた3女。
唯一の働き手だった父親が働けなくなって、貯金も底を尽き、3人で無理心中をしようと入水。
それでも、自分だけが生き残ってしまえば、「殺人と自殺幇助」の罪・・・。
近所の人の話では、本当に一生懸命母親の介護をしていた優しい娘さんだったとのこと。
ところで、その女性は3女だったそうですが、長女や次女は?
なんだか、本当にやりきれない事件ですねぇ。
最後まで読んで下さってありがとうございます。