出来事はいつも「昨日」の話
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
午後7時、○ヨさんに電話を入れました。
「はい、もしもし。」
もしもし、もうご飯は食べた?
「うん。今終わった。今日はそこいらにある残り物を食べた。」
「昨日、買い物に行って、2日分くらい買って来たから、その残り物。」
そう。今日はお風呂には行ったの?
「今日は行かないよ。仕事をしてるわけでもないから、1日おきで十分なのよ。」
「昨日、お風呂に行って来たからね。」
あら、そうなの?昨日、お風呂に行って来たの?
「うん。4時くらいに行って来たよ。」
そうなんだ。
「昨日はね、Aさんが町会費を集金に来てね、玄関口に入って、花を見てビックリしてた。」
「『立派な花だね』って。」
えっ?昨日、Aさんが町会費を集金に来たの?
「うん。町会費を1年分、集金に来たよ。」
そう。
「あのね、15日になると年金が入るのよ。20万くらいは入るんじゃないかな?」
「それでね、美容院に行きたいのよ。だから、おとうさんに美容院代ちょうだいって言っておいてね。」
うん。わかったわ。美容院、年金が出るまで、もう少し待っててね。
「うん、わかった。年金が出たらね。おとうさんに言っておいてね。」
「息子も嫁さんもいるのに、何にもしてもらえないのかしら?って思われたくないしね。」
「15日には年金が入るから、美容院に・・・・・。」
(この話、全部で4回繰り返されました。)
わかったわ。ちゃんと、○っちゃんには言っておくからね。
「うん、お願いね。」
じゃ、寒くないようにして、ゆっくり寝てね。おやすみなさい。
「はい、ありがとね。おとうさんによろしくね。おやすみ。」
○ヨさん、今日もまた新しい嘘をつきました。
Aさんが町会費を集金に来るはずはないのです。
だって、4月に1年分の町会費、ちゃんと払っているのですから。
お風呂に昨日行って来た、と言っていますが、それも怪しいところですね。
昨日の電話では「どこにも出掛けなかった。」と言っていたのですから。
○ヨさんは、「今日、こういう事があった。」とか「今日、買い物に行った。」とは言いません。
「昨日、○○さんが来た。」とか「昨日、買い物に行った。」とか、いつも昨日の話です。
嘘だと分かっていても、「そうなの?」と否定することなく聞き流してはいますが、
これが結構大変なんですよね。
○ヨさんが認知症じゃなければ、「また、そんな嘘ばかり言って・・・。」と言ってしまうところです。
でも、○ヨさんも何かを考えてつく嘘なのでしょうから、黙って聞いておきましょう。
午後8時、母のところに電話を入れました。
「はい、もしもし。」
もしもし、○ちゃん(弟)達は帰ったの?
「うん。あの人たちはいつも朝早くに帰るのよ。」
そうなんだ。
「だから、今日もいつもより1時間早く起きたのよ。」
そう。
「またね、サツマイモを1箱持って来てくれたから、そっちにも持って行ってね。」
うん。わかったわ。じゃ、行ったときに分けてもらうね。
「お願いね。私だけじゃ食べきれなくてダメになっちゃうからね。」
そうね。
「今、お風呂から出たところだったのよ。」
そうなんだ。じゃ、湯冷めしないうちに寝た方がいいんじゃない?
「そうね。でも、今見ているテレビが終わったら寝ることにするわ。」
そう。
「明後日、こっちに来てくれるんでしょう?」
うん。月曜日にそっちに行くよ。
「待ってるからね。電話ありがとね。じゃ、おやすみなさい。」
はい、おやすみなさい。
今日の「小さな幸せ日記」
1 洗濯物を干しながら、キレイな青空を見上げた時。
2 ご近所さんのお土産でいただいた八つ橋でお茶を飲んだ時。
3 ブログにコメントをいただけた事。
最後まで読んで下さってありがとうございます。