私は不幸せだったのかな?って。
こんばんは。
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家を出発したのは午前8時50分、途中のスーパーで○ヨさんの朝食用のパンと
私と○ヨさんの今日のお昼用に、○ヨさんがまた食べたいと言っていた冷凍グラタンを購入。
一番近くのパーキングに到着したのが午前11時30分でした。
いつものように足を引きずりながら、○ヨさんは玄関のドアを開けてくれました。
毎回毎回、(玄関で出迎える時だけ)足を引きずるポーズは
「引きずるほど脚の痛い私を労ってね。」というアピールなんでしょうかね?
居間に入ると、こたつテーブルの上や横に、アルバムがいっぱいでした。
「寂しいとこうやってアルバムを見るのよ。」と○ヨさん。
そして、「私の幸せな写真があるかな?と思って探すんだけど、1つもないのよ。」と言います。
「そうなの?でも、お義母さんの笑ってる写真、結構あるじゃないの。」と私が言うと、
「ほらね、記念写真、アンタ達の結婚写真、○美ちゃんの結婚写真、○晴の結婚写真、
孫たちの七五三の写真とかはあるけど、私の記念写真は1枚もないでしょう?」
確かに、立派な台紙に貼られた記念写真の数々、お義母さんが主役の写真はありません。
でも、私の娘の七五三の記念写真には、娘と○ヨさんの二人で撮った立派な写真が2組ありました。
○美ちゃんの子供たちの七五三の写真には○ヨさんは写っていませんでしたけど。
こんなところでも、気遣って○ヨさんを立てていたのは、私たちだけだった?なんてね。(^-^;
でもねぇ、何かの大切な記念日でもなけりゃ、誰だって、プロに頼んだ記念写真なんて撮りませんよね?
私 :お義母さんとお義父さんは結婚写真撮らなかったの?
○ヨ:撮らないよ。
私 :そう。でも、私の父と母の結婚写真も見たことないよ。そういう時代だったんじゃない?
○ヨ:そうなんだけどね。
私 :でも、ほら、スナップ写真にはお義母さんが幸せそうに笑ってる写真がいっぱいあるじゃないの。
○ヨ:ちゃんとした記念写真が全然なくて、私は不幸せだったのかな?って思ったりしてね。
私 :そんなことないでしょ?
その会話が2回くらい繰り返されたので、私は冷凍グラタンをレンジで温め始めました。
そして、持って行った煮物をストックバッグからお皿に移してラップしました。
こうしてお皿に入れ替えておけば、食べたい時に自分で冷蔵庫から出してチン出来ますからね。
グラタンが温まったのに、○ヨさんは全然食べようとしないで、ずーっとお喋りしています。
「温かいうちに食べないと美味しくなくなっちゃうよ。」と言いましたが、食べません。
結局、私が帰るまで、そのグラタンには手をつけませんでした。
そろそろ、夫から○ヨさんに電話をかけてもらおうと、夫にラインを入れました。
「1週間分のレシートを全部私に渡しなよ。そうじゃないと、次はお金渡さないよ。」と
夫が電話で○ヨさんに言う事になっていたのです。(実際には必ず渡しますけどね。)
昨夜の電話で「予備費なんて貰ってない。○○子が持って帰った。」と言っていた○ヨさんが
先週1週間、どれだけお金を使ったのか、レシートで確かめる必要があると思ったからです。
因みに、今日はいつもレシートが入れてあるレシートボックスにレシートが入っていませんでした。
夫から○ヨさんに電話が掛かって来て、3分くらい話してすぐに切りました。
「○っちゃん、なんて言ってたの?」と私。
「○○子の言う事、ちゃんと聞いてよって言ってた。」
「それだけ?」
「うん。それだけだよ。」と○ヨさん。
(え~?レシートの事、ちゃんと言ってくれなかったの?)
そろそろ帰る時間になったので、○ヨさんに生活費を渡さなければ、と封筒を出しました。
で、今日は○ヨさん自身に封筒の中身のお札を数えてもらい確認してもらいました。
そして、カレンダーの今日の日付の所に、7000円渡したと大きく書いて来ました。
「そろそろ帰るね。そうそう、○っちゃんが先週の分のレシート全部貰って来いって言ってた。」
私がそう言うと、○ヨさんは、○ヨさんの指定席の横にある、大事な物を入れてある箱の中から
1週間分まとめてあったレシートを渋々私に渡しました。
ふぅ~、帰ったら、レシートチェックして、また○ヨさん用家計簿に記入です。
「じゃあ、帰るね。また、来週ね。」と言って、私は○ヨさんの家からパーキングに向かいました。
まだまだ、続きがあるのですが、一旦、ここでおしまいにしておきます。
続きはまた、次回の更新記事で・・・。
最後まで読んで下さってありがとうございます。