気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

理解力の衰え

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


午前9時27分、○ヨさんから電話がありました。


はい、もしもし。

「あ、もしもし。昨日、おとうさんが来たんだけど、すぐに帰っちゃって。何か用事だったのかな?」

お義母さんの保険証を届けたんでしょう?

「うん。保険証は貰ったよ。」

用事は保険証を届ける事だけだったと思うけど?

「そうかぁ。何か用事があったのかな?と思ったんだけど。」

仕事もあったからすぐに帰ったんだじゃい?

「そっか。今日も、脚が痛いから下の病院に行ったんだよ。」

ん?美容院の近くの整骨院

「そうよ。でも、3人くらい待ってたから帰って来た。」

そう。

「アンタやおとうさんから電話がないと寂しくてねぇ。」

だから、毎日掛けてるでしょ?

「うん。ありがとね。じゃ、またね。」


昨日、夫が○ヨさんの所に行ったのは保険証を渡しに行くためだった、という事、

多分、昨日の時点では○ヨさんは理解していたのだろうと思いますが、

今日になって、「あれ?昨日おとうさん(夫)は何しに来たんだろう・・・。」って

わからなくなってしまったのかも知れませんね。

最近、○ヨさんの物事に対する理解力が大分衰えて来ているように思います。

保険証をこちらに持って来たのも、給付金申請の為に保険証のコピーが必要だったからですが、

○ヨさんの頭に残るのは保険証を持って行かれた、という事実だけなんですよね。

何故保険証を持って行ったのか、いつ返してくれるのか、説明しても理解が出来ない。

物事を筋道を立てて考える、という事が出来なくなってきているのでしょうね。

自分の事はまだ自分で出来ている○ヨさんですが、認知症は確実に進行しているのでしょう。

そういう事を考えながら、○ヨさんとは上手に関わって行かなければいけないなぁと思います。


午前11時過ぎ、昨日の朝から仕事だった夫が帰宅しました。


今日は私はとても調子が悪くて、頭のジュクジュクだけでも気分が落ち込んでいるのに

頭痛まで起きて来ました。手足のところどころに何だかわからない湿疹が出来、身体も怠い。

何かをする気力もなくて、殆ど寝て過ごしました。

本当は、イオンに買い物に出掛けようと思っていたのに、そんな気力は起きませんでした。

って言うか、最近、外に出るのが何だかとっても面倒臭いと思うのです。

身体だけじゃなくて、精神的にも少し疲れが溜まって来ているのかなぁ・・・。

あまり良い傾向ではありませんね。(^-^;


晩御飯の支度もする気力がなくて、夫に近くのコープで食べる物を買って来て貰いました。

夫はパック入りのお寿司を買って来たのですが、開いてみてビックリです。

まるで、くら寿司のプチ寿司のような小さなお寿司が並んでいます。

普通のお寿司の半分くらいのご飯の量です。

これじゃ、大食漢の夫には、1パックではとても足りないですね。

コープのお寿司は初めて買いましたが、我が家向きではない事がわかりました。(^-^;


午後7時30分、○ヨさんに電話を入れました。

もしもし、ご飯は食べた?

「うん。今、食べ終わった。そこいらにある物を食べた。」

そう。

「今日はお風呂に行って来たけど、脚が痛いから、今パテックスを貼り換えた。」

そっか。今日はお風呂に行って来たのね?

「うん。毎日は行かないけどね。やっぱりね、歩かないとダメなんだって。」

そうね、適度に歩いて、それでも脚が痛かったら、リハビリに通わなくちゃね。

「そうだねぇ・・・。」

ま、毎日痛いようなら、リハビリに通う事も考えようね。

「うん。」

じゃ、また、明日電話するね。おやすみなさい。

「ありがとね。おとうさんによろしくね。おやすみ。」


○ヨさんはお風呂に行って来たようです。

2週間以上行かなかったと思えば、1週間に2回の時もある。

前回お風呂にいつ行って来たのか、○ヨさんは覚えていないのかも知れませんね。

入浴カレンダーとかも作ってあげればいいのかな?とも思いますが、

自分が呆けているというのを認めたくない○ヨさんは、そういう物を嫌がるんですよね。

頑固で自己主張の強い○ヨさんとの関わり方、やっぱりなかなか難しいですねぇ。

でも、私が頑張るしかありませんよね。p(^-^)q



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