「今度は別のバッグを持って行った。」と義母
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
今日も仕事の予定がない夫は朝食を食べると、また二階に上がって二度寝。
11時頃降りて来たのですが、11時14分に固定電話が鳴りました。
ナンバーディスプレーには「○ヨ」の文字が・・・。
夫が受話器を持ち上げ、電話に出ました。
夫 :はい、もしもし。
○ヨ:あ、○○子居る?
夫 :居るよ。ちょっと待って。
ん?いつもなら、私が出ると、すぐに「おとうさん居る?」と言う○ヨさんが、
夫が電話に出たのに、すぐに「○○子居る?」って・・・。
きっと、また、何かが無くなって、「○○みが持ってった。」って話かな?
私 :はい、もしもし。どうかした?
○ヨ:はぁ~、また、○○みが来たんだよ。
今度は、別のバッグを持って行った。
私 :えっ?またバッグが見つからないの?
○ヨ:そうなんだよ。今度は私がいつも持ち歩いてる黒いバッグ。
中に保険証とか区民センターの会員証とか、大事な物がいっぱい入ってる。
私 :お義母さんがいつも持ち歩いてる、あの黒いバッグがないの?
○ヨ:そう。あのバッグ。それが何処を探してもないんだよ。
おとうさんに言うと心配するから、アンタだけに言っておくんだけど。
○○みはいつここに来たんだろうねぇ。
あれがないと、本当に困っちゃうよ。
アンタ、これからこっちに来れる?
私 :今日は、実家に行かなくちゃいけないのよ。
母を明日病院に連れて行かなくちゃいけなくて。
○ヨ:そう・・・。じゃ、いいわ。
私 :でも、絶対にどこかにあると思うから、よく探してみてね。
夫が私と○ヨさんのやり取りを傍で聞いていて、電話を替われと言っています。
私 :ちょっと待ってね。お義母さん、○っちゃんの声聴きたいんでしょ?
今、替わるから。
そう言って、私は夫に受話器を渡しました。
夫 :もしもし。何?また、何かが無くなったの?
○ヨ:うん。私がいつも持ち歩いてる黒いバッグ。
保険証とか、大事な物が入ってるバッグなんだよ。
夫 :それで?誰が持って行ったって?
○ヨ:・・・・・。
夫 :○○子に、○○みが持ってったって言ったんでしょ?
おかあちゃん、何かが無くなって、○○みが持ってったって言うときは、
病気が出てるんだよ。その時は、おかあちゃん、バカになってるんだよ。
○ヨ:じゃあ、誰が持ってったのよ?
夫 :よく探してみなよ。絶対あるから。
とにかく、おかあちゃんの頭に○○みが出てきた時は、バカになってるんだからね。
○ヨ:・・・・・・ガチャン!!
言うと叱られるので、○ヨさんは絶対に夫には「○○みが・・・。」とは言いません。
でも、電話の会話を傍で聞いていれば、すぐにわかることです。
「何?お前に『こっちに来い』って言ったの?」と夫。
「うん。『アンタ、これからこっちに来れる?』って。」と言うと、
「今度は、そうやって、何かがなくなるとお前を呼ぶようになったのか・・・。」と夫。
「確かに、あのバッグがなくなったら困ると思うけど、絶対にあるからね。」
そんな話を夫としていると、11時34分、再び○ヨさんからの電話です。
今度は夫ではなく、私が電話に出ました。
私 :はい、もしもし。
○ヨ:あ、○○子?あったよ、バッグ。
私 :そうなの?良かった。何処にあったの?
○ヨ:あっちこっち探したんだけど、椅子の下にあったよ。
私 :そうなんだぁ。見つかって良かったね。
大事な物が入ってるんだもんね。
○ヨ:うん。そうなのよぉ。でも、見つかってホント良かったぁ。
○○みが持ってったって言って、悪かったね。
おとうさんにも謝っておいてね。
私 :わかったわ。言っておくね。
○ヨ:ありがとね。じゃあね。
私 :はい。じゃあね。
今回は私が行って探さなくても、なんとか自分でみつけたようです。
無くなったバッグが見つかったので、これで安心して実家に行けるとホッとしました。
夫のお昼の支度をして、家を出発したのは午後1時でした。