気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

まだまだ人間が出来てない。

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


慰安旅行から帰宅した娘のお土産は、プーさんの缶に入った1700円のバームクーヘンでした。

「母の日にも誕生日にも何もプレゼントしていないから、ちょっと奮発したよ。」ですって。

因みに、そのプーさんの缶は、どうも空いたら自分が欲しいようです。

得したのか、損したのか、ちょっぴり複雑な気持ちですね(^-^;


午後7時50分、○ヨさんのところに電話を入れました。


もしもし、もうご飯は食べたの?

「うん、食べたよ。」

今日は何にしたの?

「おにぎりを買って来て食べた。」

今日は何してたの?

「家の周りをぐるりと歩いた。膝が痛いから、あまり歩かなかったけどね。」

そう。今日はお風呂は行ったの?

「今日は行かなかったよ。明日行く。」

そっか。美容院には今日行ったの?

「行こうかなと思ったけど、お風呂に入って髪を洗ってからと思ったから行かなかった。」

「明日お風呂に行って、次の日に美容院に行こうかなって思ってるよ。」

そうなんだ。

「近所の人に言われちゃったのよ。

『その頭、どうしたの?いつも綺麗にしてるのに、具合でも悪い?』って。」

ふ~~ん。近所の人って、Aさん?Bさん?

「いえ、AさんでもBさんでもないよ。よく知らない人。」

そう。

「とにかく、近所の人は見てるのよ。みすぼらしくしてると何を言われるかわからないよ。」

そういうものかしらねぇ・・・。○っちゃん今ここにいるけど、少し話す?

「うん。じゃ、ちょっと替わってくれる?」

はい。ちょっと待ってね。


夫 :もしもし。ちゃんとやってるの?

○ヨ:うん。ちゃんとやってるよ。人に迷惑かけないように頑張ってる。

夫 :○○子の言う事はちゃんと聞いてよ。

   もう、お母ちゃんの為に色々やってくれるのは○○子しかいないんだからね。

○ヨ:わかってるよ。○○子は本当によくやってくれるからね。

夫 :わかってるならいいけど。じゃ、頑張ってね。

○ヨ:うん。

夫 :じゃ、おやすみ。

○ヨ:ありがとね。おやすみ。


『どうしたの?いつも綺麗にしてるのに、具合でも悪い?』って、言われたという話。

多分、これも○ヨさんが咄嗟に思いついた作話だと思いますね。

○ヨさんは、実際に誰かから何かを言われた時は、「○○さんにこう言われた。」と言います。

名前を言わずに「近所の人」と誤魔化す時は、殆ど○ヨさんの作話です。

まぁ、「あなたはいつも綺麗にしてるね。」と言う人はいても、

「その頭、どうしたの?いつも綺麗にしてるのに・・・」なんて失礼な事を言う人、いないですよね。

よっぽと懇意にしているお友達なら、そういう事も言うかも知れませんけどね。


そう言えば、○ヨさんは、私の悪口は決して言わないんですよね。

ご近所さんにも、「長男の嫁が本当によくしてくれるから。」といつも言っているそうです。

それだけは、嫁として有り難いことだと思っています。本当は、気の利かない嫁なのにね(^-^;

嫁の悪口を言って歩くお姑さんもいるそうですから、私は幸せな嫁なのかも知れませんね。


嫁と言えば、次男のお嫁さんですが、○ヨさんがアルツハイマーだと知らせてから半年以上。

あれから、ただの一度も連絡はありません。

○ヨさんのところにも「どうしてる?変わりない?」の電話1本もありません。

「私は介護の資格、勉強して取得したので色々とわかるんですけど・・・」と言ってた○枝さん。

一体、何がわかるんでしょうか・・・。


何だか、あの電話の会話を思い出したら、また腹が立って来てしまいました。

まだまだ、私も人間が出来てないですねぇ。(^-^;



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