気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

見つかったカーディガン

ご訪問ありがとうございます。


昨日の電話で「明日は銭湯に行く」と言っていた○ヨさん。

台風6号がまだ温帯低気圧に変わる前、午後5時頃に○ヨさんのところに電話を入れました。


もしもし。もう銭湯には行って来たの?

「もしもし、今日は脚が痛いから、銭湯に行くのはやめたよ。」

昨日、明日行くって言ってたから、台風が来る前に行った方がいいって言おうと思ってたんだけど。

「脚が痛いからお風呂はやめておいた方がいいかな?って思ってね。」

そっか。明日は銭湯は定休日だから、行くなら明後日以降にしなくちゃダメよ。

「うん、わかったよ。」

「そうそう、○○みがカーディガンを返しに来たよ。」

あら、カーディガン、あったの?

「うん。カーディガン、家に置いてあったから、○○みが返しに来たみたいだよ。」

「私の洋服なんか、欲しいならいくらでもあげるから、欲しいって言えばいいのにね。」

「返しに来たんだから、あまり○○みを怒っちゃダメだよ。」



どうやら、なくなったと言っていたカーディガンが何処からか出て来たみたいです。

○ヨさんの頭の中では、○○みが持って行ったと決めつけていますから、

見つかったという事は、○○みが返しに来たってことになるのでしょうね。

まともな人にそう言われたならば、「ふざけないで下さいよ!」って言い返すところですが

なにせ、○ヨさんはアルツハイマー。はい、はい、そうですねって言っておくしかありません。

それで○ヨさんがご機嫌でいられるのなら、ちょっと気分が悪いくらい我慢できますから。


最近は、○ヨさんの言う「普通では考えられないような事」も、あまり気にならなくなりました。

ああ、また妄想話が始まったな、とか、また忘れちゃったんだなとか・・・。

アルツハイマーの人と付き合うには、一々まともに受け取って腹を立てていては身が持ちません。

どんなに理不尽な事でも、病気が言わせているんだな、と理解しなければいけません。

腹が立つと言うよりは、色んな事がわからなくなってきている○ヨさんが可哀想だと思います。

あらためて、アルツハイマーって病気は怖いなぁと思いますね。


久し振りに、お姑さんの介護をしている他の方々のブログを読んでみました。

他の方々のブログを読んでみて、私のブログとは大分内容が違うなぁと思いました。

愚痴の掃き出し場所?としてブログを書いていらっしゃる方が多いのですね。

そして、そういうブログには共感する方も多いようで、コメントも結構ついているようです。

少しだけ羨ましいなって気もするけれど、私は私、今後も自分らしいブログを書き続けましょう。




最後まで読んで下さってありがとう♪「読んだよ」と、ポチしていただけると励みになります。