気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

残る記憶、消える記憶

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。


お天気はイマイチの曇り空ですが、今日は気温が上がるとの事。

私としては、気温は上がらなくてもいいから、お天気がいい方がいいなぁ。


今週から、午前中に○ヨさんに電話を入れるようにしています。

薬の飲み忘れ防止が大きな理由です。


前回、薬ケースには看護師さんの訪問予定日の今日の分まで入れて来ました。

「ここに残っている薬は看護師さんに渡してね。」

○ヨさんにそう言って、薬をいつもの場所にしまってきたのですが・・・。


「おはよう。今日の分の薬は飲んだ?」

私がそう訊くと、○ヨさんは必ず「うん。飲んだ。」と即答。

でも、一応「じゃ、いつの分が残っているか、教えてくれる?」と確認します。

で、結局、薬はまだ飲んでいないことが判明します。

そして、不思議な事に、残りの薬は金曜日の分までになっています。

おかしいですね、私は看護師さんの訪問日、今日の分までしかケースに入れて来なかったのに。

「看護師さんに渡してね。」と言って来た残りの薬から、○ヨさんが抜き出して追加した?

考えられるのはそれしかありませんね。


○ヨさんはこうやって、家の中でしなくてもいい事を色々としているのでしょう。

あちこちガサガサと物色し、物を出したりしまったり・・・。

そして、自分の行動を忘れてしまうから、物がなくなったと大騒ぎ。


「おかしいんだよ。玄関に出しておいたブレザーが無くなってるんだよ。」と○ヨさん。

○ヨさんは、「また○○みに持って行かれた。」と思っているようです。

ん?もしかしたら、金曜日、無理やり渡されたオレンジ色のブレザーの事?

「お義母さん、それって、オレンジ色のブレザーの事?」

「うん、そう。着ようと思って、玄関に吊るしておいたんだけど、ないんだよ。」

あれ?私にくれるつもりじゃなくて、自分で着ようと思って吊るしておいたんですか?

「オレンジ色のブレザーなら、金曜日に『持ってって』って、私に渡してくれたでしょ?」

「あれ?そうだっけ?」

「うん。もし、お義母さんが着るなら、今度行く時に持って行くけど?」

「いや、そっちにあるんなら、それでいいよ。」

これらは日曜日の電話での会話ですが、今日の電話でも同じ会話になりました。


○ヨ:アンタに話さなきゃいけない事があるんだよ。

私 :ん?また、何かが無くなったの?

○ヨ:うん。

   おかしいんだよね。出しておいたブレザーがないんだよ。

私 :オレンジ色のブレザーでしょ?

○ヨ:うん。

私 :それなら、この前行った時に、お義母さんが私にくれて、ウチにあるよ。

   着るなら、次に行く時に持って行くけど?

○ヨ:ああ、そうか。あるならいいんだよ。


自分が私にくれたという記憶はまったく飛んでいるんですね。

でも、自分がブレザーを吊るしておいたという記憶は消えていない。

残る記憶、消える記憶、その違いって何なんでしょうねぇ。

  



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