残る記憶、消える記憶
おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
お天気はイマイチの曇り空ですが、今日は気温が上がるとの事。
私としては、気温は上がらなくてもいいから、お天気がいい方がいいなぁ。
今週から、午前中に○ヨさんに電話を入れるようにしています。
薬の飲み忘れ防止が大きな理由です。
前回、薬ケースには看護師さんの訪問予定日の今日の分まで入れて来ました。
「ここに残っている薬は看護師さんに渡してね。」
○ヨさんにそう言って、薬をいつもの場所にしまってきたのですが・・・。
「おはよう。今日の分の薬は飲んだ?」
私がそう訊くと、○ヨさんは必ず「うん。飲んだ。」と即答。
でも、一応「じゃ、いつの分が残っているか、教えてくれる?」と確認します。
で、結局、薬はまだ飲んでいないことが判明します。
そして、不思議な事に、残りの薬は金曜日の分までになっています。
おかしいですね、私は看護師さんの訪問日、今日の分までしかケースに入れて来なかったのに。
「看護師さんに渡してね。」と言って来た残りの薬から、○ヨさんが抜き出して追加した?
考えられるのはそれしかありませんね。
○ヨさんはこうやって、家の中でしなくてもいい事を色々としているのでしょう。
あちこちガサガサと物色し、物を出したりしまったり・・・。
そして、自分の行動を忘れてしまうから、物がなくなったと大騒ぎ。
「おかしいんだよ。玄関に出しておいたブレザーが無くなってるんだよ。」と○ヨさん。
○ヨさんは、「また○○みに持って行かれた。」と思っているようです。
ん?もしかしたら、金曜日、無理やり渡されたオレンジ色のブレザーの事?
「お義母さん、それって、オレンジ色のブレザーの事?」
「うん、そう。着ようと思って、玄関に吊るしておいたんだけど、ないんだよ。」
あれ?私にくれるつもりじゃなくて、自分で着ようと思って吊るしておいたんですか?
「オレンジ色のブレザーなら、金曜日に『持ってって』って、私に渡してくれたでしょ?」
「あれ?そうだっけ?」
「うん。もし、お義母さんが着るなら、今度行く時に持って行くけど?」
「いや、そっちにあるんなら、それでいいよ。」
これらは日曜日の電話での会話ですが、今日の電話でも同じ会話になりました。
○ヨ:アンタに話さなきゃいけない事があるんだよ。
私 :ん?また、何かが無くなったの?
○ヨ:うん。
おかしいんだよね。出しておいたブレザーがないんだよ。
私 :オレンジ色のブレザーでしょ?
○ヨ:うん。
私 :それなら、この前行った時に、お義母さんが私にくれて、ウチにあるよ。
着るなら、次に行く時に持って行くけど?
○ヨ:ああ、そうか。あるならいいんだよ。
自分が私にくれたという記憶はまったく飛んでいるんですね。
でも、自分がブレザーを吊るしておいたという記憶は消えていない。
残る記憶、消える記憶、その違いって何なんでしょうねぇ。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
記事を読んでいただける事、それが私の励みです。(´▽`)アリガト!
介護に関する専門サイト みんなの介護