夫と二人でため息です。
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朝7時38分、固定電話に○ヨさんからの電話です。
夫 :はい、もしもし。
○ヨ:もしもし。お風呂行きたいんだけど、お金がないよ。
夫 :お金がないって、昨日○○子がお金、持って行ったでしょう?
○ヨ:くれるかな?って思ったんだけど、○○子はお金くれないで帰っちゃったんだよ。
夫 :そんな筈ないでしょう?昨夜はそんな事一つも言ってなかったじゃないの。
○ヨ:絶対にあるから、よく探してみてよ。じゃあ、切るよ。
はぁ~、またまたお金がない、の電話なんですね。
8時05分、夫が○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい、もしもし。
夫 :お金、見つかったの?
○ヨ:ないよ。いつもの引き出しにあるかな?って探してみたけど、入ってない。
夫 :いつもの引き出しじゃなくて、洋服ダンスの上の引き出しにしまったんでしょう?
○ヨ:洋服ダンスの引き出し?
夫 :そうだよ。おかあちゃんが○○子に、そこに入れておいてって言ったんでしょ?
○ヨ:私はそんな事言わないよ。○○子が置いてってくれなかったんだよ。
夫 :昨日、おかあちゃんがお金がどこだかわからなくなって、○○子に電話したでしょ?
それで、洋服ダンスの引き出しに入っているのを確認したんでしょう?
○ヨ:いや、そんな事していないよ。お金は貰ってないよ。
くれるかな?と思ったけど、○○子はくれないで帰っちゃったんだよ。
夫 :お金を渡しにそっちに行ってるのに、なんで渡さないで帰って来るのよ?
おかあちゃん、よく考えてごらん。
洋服ダンスの引き出しにあるのを確認してから、その封筒、どこにしまったの?
○ヨ:いや、私は洋服ダンスの引き出しからどこかに移動したりしてないよ。
悪いけど、私はまだそんなにボケてないよ。
なんで、○○子は、そんな嘘つくの?
夫 :○○子は嘘なんかついてないよ。
とにかく、自分がどこにしまったのか、よく思い出してみてよ。
○ヨ:だから、私は○○子からお金は貰ってないの。
夫 :ちょっと待って。(そう言って、夫は私に受話器を渡しました。)
私 :もしもし。またお金がどこにあるか、わからなくなっちゃったの?
○ヨ:だって、私はいつもお金の入った封筒は決まった場所にしかしまわないの。
その引き出しに入ってないんだから、お金は貰ってないんだよ。
私 :昨日、お金をしまう時、どこにしまっとく?って私が訊いたら
お義母さんが、洋服ダンスの引き出しにって言ったんでしょう?
で、お金貰ってないって電話してきたから、洋服ダンスの引き出しよって。
その時は、ちゃんと「あったよ。」って言ったじゃないですか。
○ヨ:アンタ、どうしてそんな嘘つくの?
私はお金貰ってないし、そんな電話は掛けていません。
そう言われた私は、再び受話器を夫に渡しました。
夫 :もしもし。とにかく、よ~く考えて、探してみなよ。
○ヨ:ああ、そうやって、私の事をバカにして・・・。
悪いけど、私はまだそんなにボケてないよ。 ガチャン!!
はぁ~~、夫と二人でため息です。
どうやら、今日も○ヨさんの所に行かなくちゃ、ですね。
最後まで読んで下さってありがとうございます。