ケーキで2日遅れの誕生日のお祝い
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
午前9時半、○ヨさんの家に向かい自宅を出発しました。
今日は夫はお休みですが、今週は目いっぱい仕事だったので、私一人での訪問です。
○ヨさん宅に着くと、テーブルの上には小さな鉢植えの花が飾ってありました。
「これね、区民センターから帰ってきたら置いてあったの。誕生日のお祝いだって。」
「誰からいただいたの?」
「○岩さん。『会社でいっぱいお世話になったから。』って。」
どうやら、○ヨさんは自分でその鉢花を買って来たようですね。
私から「誕生日おめでとう!」と電話を貰って刺激を受けて、○ヨさんは自分で花を買って来た。
きっと、「誰かからお祝いして貰った」と思いたい○ヨさんの作話でしょう。
私が行った時、○ヨさんはお昼ご飯を食べているところだったようです。
テーブルの上には、お弁当の白いご飯とおかずがお皿に移し替えられて、少しだけ食べかけでした。
手持ちのお金がなくなり、前日のお弁当でお昼ご飯だったのでしょうね。
持って行った差し入れ品を片付け、看護師さんとの連絡ノートのチェックと書き込み。
それを終えると、取ってあったレシートを見ながら、○ヨさんの目の前で家計簿をつけました。
今回あったレシートの合計金額は1954円。
○ヨさんのお財布の中には、全部合わせて396円入っていました。
今の○ヨさんの持ち金は、多分それだけなのでしょうね。
家計簿をつけ終わると、お金を受け取ったという確認サインを○ヨさんに自筆で書いて貰いました。
後で、「貰ってないよ。」と言われた時のために念のため。
でも、自分の書いた字がわからない○ヨさんですから、意味がないかも知れないんですけどね。
やるべきことを済ませたので、ケーキで2日遅れの誕生日のお祝いです。
ケーキを前に、○ヨさんに「2日遅れちゃったけど、お誕生日おめでとう。」
そして、一応ハッピーバースデーの歌を歌うと、○ヨさんも一緒に歌いました。
そう言えば、去年の誕生日もケーキを前に、○ヨさんも一緒にハッピーバースデーを歌ったっけ。
来年も二人で誕生日のお祝いができるかな?
2つ買って行ったショートケーキ、私の分は食べずに冷蔵庫にしまいました。
「普段ケーキなんか買わないのだから、これは取っておいて、後でまた食べてね。」
そう言って、私は帰ることにしました。
今日も○ヨさんは、あの文章が書かれた厚紙を出して私に見せました。
私はその紙を家に持ち帰る事にしました。
その紙が自分の手元になければ、○ヨさんもすぐに忘れてしまうでしょうからね。(^_^;
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