気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

もっと早く言ってよ~!!

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


昨日、髪をカットしてあげようとしたら、○ヨさんの頑なな抵抗にあいました。

前回カットした時にはこんなに抵抗しなかったのになぁ・・・。

夫が居るから素直に私のいう事を聞いてくれると思ったら、どうやら逆のようです。

息子が居るから、自分の味方になってくれると思ったのかも知れませんね。


「お義母さん、髪の毛伸びて気持ち悪いし、真っ白でイヤなんでしょ?」

「だから、私がカットして、キレイに染めてあげるから。」

そう言って散髪ケープをつけようとする私の手を物凄い力で払いのける○ヨさん。

「お義母さんは、私みたいに真っ白な頭じゃイヤなんでしょう?」

「私を殺す気?○○子に殺される~!!お父さん、助けて!」


そこで、私はとうとうブチ切れてしまいました。

「わかりました。じゃ、もう、お義母さんの頭のカットもしなけりゃ、ヘアダイもしませんから。」

「お金は渡したんだし、食料品も渡したから、今日の用事は済んだからもう帰ります。」

そう言って、散髪ケープを片付け、帰る準備を始めました。

もう、どんなにみっともなく伸びても、金輪際○ヨさんの頭なんかカットしない。

二度とヘアダイもしてあげない、と思う程、頭に血がのぼってしまいました。

夫に「私、もう帰るから、車の鍵、頂戴。」と言いました。


さっきまで強気で「○○子に殺される!!」と騒いでいた○ヨさん。

いつもとは違う私の「ですます調」の口調に、何かを感じたのでしょうか。

突然、○ヨさんは私に「ごめんなさい。ごめんなさい。」と泣きながら抱き着いて来ました。

「○○子、私を見捨てないで。○○子に見捨てられたら、私、生きて行けない。」

「見捨てたりはしませんよ。今まで通り、お金や食料品は毎週ちゃんと運んで来ますから。」

「○○子、本当にごめんなさい。○○子に見捨てられたら、私どうしたらいいの?」

「私は見捨てたりはしないけど、お義母さんにはちゃんと立派な息子が居るじゃないですか。」

「○○子じゃなきゃダメなの。お願い、怒らないで。○○子の言う事、ちゃんと聞くから。」

そう言いながら、○ヨさんは私に抱き着いたまま離れません。


「もう二度と○ヨさんの髪なんか知らない!」と、さっきブチ切れた私も少し落ち着きました。

「じゃ、髪、切ってもいいの?」と訊くと、「うん。」と○ヨさん。

一旦は袋にしまった散髪ケープを取り出し、私は○ヨさんの髪をカットし始めました。

そして、カットを終えると、そのままヘアダイを始めました。


ヘアダイをされながら、「美容院に行くのはダメなの?」と○ヨさん。

すると、夫が「おかあちゃんはもう美容院には行けないんだよ。」と言いました。

「どうして美容院には行けないの?」と夫に○ヨさんが訊き返しました。

「だって、おかあちゃん、前に何回も美容院に乗り込んでケンカして来たでしょ?」

「だから、もう美容院には行けないんだよ。これからは、○○子にキレイにして貰いなよ。」

一応、○ヨさんはそれで納得したようですが・・・。


その言葉、お義母さんにもっと早く言ってよ~!!





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