もっと早く言ってよ~!!
こんばんは。
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昨日、髪をカットしてあげようとしたら、○ヨさんの頑なな抵抗にあいました。
前回カットした時にはこんなに抵抗しなかったのになぁ・・・。
夫が居るから素直に私のいう事を聞いてくれると思ったら、どうやら逆のようです。
息子が居るから、自分の味方になってくれると思ったのかも知れませんね。
「お義母さん、髪の毛伸びて気持ち悪いし、真っ白でイヤなんでしょ?」
「だから、私がカットして、キレイに染めてあげるから。」
そう言って散髪ケープをつけようとする私の手を物凄い力で払いのける○ヨさん。
「お義母さんは、私みたいに真っ白な頭じゃイヤなんでしょう?」
「私を殺す気?○○子に殺される~!!お父さん、助けて!」
そこで、私はとうとうブチ切れてしまいました。
「わかりました。じゃ、もう、お義母さんの頭のカットもしなけりゃ、ヘアダイもしませんから。」
「お金は渡したんだし、食料品も渡したから、今日の用事は済んだからもう帰ります。」
そう言って、散髪ケープを片付け、帰る準備を始めました。
もう、どんなにみっともなく伸びても、金輪際○ヨさんの頭なんかカットしない。
二度とヘアダイもしてあげない、と思う程、頭に血がのぼってしまいました。
夫に「私、もう帰るから、車の鍵、頂戴。」と言いました。
さっきまで強気で「○○子に殺される!!」と騒いでいた○ヨさん。
いつもとは違う私の「ですます調」の口調に、何かを感じたのでしょうか。
突然、○ヨさんは私に「ごめんなさい。ごめんなさい。」と泣きながら抱き着いて来ました。
「○○子、私を見捨てないで。○○子に見捨てられたら、私、生きて行けない。」
「見捨てたりはしませんよ。今まで通り、お金や食料品は毎週ちゃんと運んで来ますから。」
「○○子、本当にごめんなさい。○○子に見捨てられたら、私どうしたらいいの?」
「私は見捨てたりはしないけど、お義母さんにはちゃんと立派な息子が居るじゃないですか。」
「○○子じゃなきゃダメなの。お願い、怒らないで。○○子の言う事、ちゃんと聞くから。」
そう言いながら、○ヨさんは私に抱き着いたまま離れません。
「もう二度と○ヨさんの髪なんか知らない!」と、さっきブチ切れた私も少し落ち着きました。
「じゃ、髪、切ってもいいの?」と訊くと、「うん。」と○ヨさん。
一旦は袋にしまった散髪ケープを取り出し、私は○ヨさんの髪をカットし始めました。
そして、カットを終えると、そのままヘアダイを始めました。
ヘアダイをされながら、「美容院に行くのはダメなの?」と○ヨさん。
すると、夫が「おかあちゃんはもう美容院には行けないんだよ。」と言いました。
「どうして美容院には行けないの?」と夫に○ヨさんが訊き返しました。
「だって、おかあちゃん、前に何回も美容院に乗り込んでケンカして来たでしょ?」
「だから、もう美容院には行けないんだよ。これからは、○○子にキレイにして貰いなよ。」
一応、○ヨさんはそれで納得したようですが・・・。
その言葉、お義母さんにもっと早く言ってよ~!!
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