自分で飲まないビールを買ってくる訳は?
おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
昨日入ってきた「砂川啓介さん、逝く」のニュース、本当にびっくりしました。
ご自身が癌と闘病中だということは知っていましたが・・・。
妻である認知症の大山信代さんを残して、本当に無念だったでしょうね。
お二人にはお子さんもいなくて、だからこそ強い愛で結ばれていたのかも知れません。
心から砂川さんのご冥福をお祈りしたいと思います。
昨日、午後7時16分、○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい。
私 :もしもし~。ご飯は食べた?
○ヨ:ご飯、食べた。
私 :あ、そう。今日はどうしてた?
○ヨ:今日はウチに居た。
私 :今日もウチに居たの?区民ひろば、行かなかったの?
○ヨ:うん。ちょっと足も痛いしさ、だから、行かなかった。
私 :そう。じゃ、何してたの?家で。
○ヨ:ウチの中で?あっちこっち何かしてた。
私 :そう。暑いけどね。
○ヨ:うん。だから出て倒れたりすると人に迷惑かけるから。
私 :そうね。
この間、看護師さんが来たとき、別に何ともないって言われたんでしょ?
○ヨ:そう。
私 :血圧も高くなかった?
○ヨ:そんなじゃないって言われたよ。
私 :あ、そう。
お義母さん、もう、あの看護師さんだったら一人で対応出来るね?
○ヨ:いやぁ、やっぱりアンタが居た方がいい。
私、人に騙されたことがあるから。
私 :でも、あの看護師さんは区から来てる人だから・・・。
○ヨ:そうだよ、そういう(人を騙す)人だって居るんだよ。
私 :まぁ、いいや。
ご飯は食べたし、特に変わったことはないんでしょ?
○ヨ:変わったこと、ない。
私 :夜はどうしてるの?扇風機、回してるの?
○ヨ:うん。扇風機、かけてるよ。寝るときは止めるけど。
私 :寝るとき、止めちゃうの?暑くて眠れないんじゃないの?
○ヨ:うん。大丈夫。
私 :そう?でも、気を付けてよ。熱中症になったら大変だから。
○ヨ:そうでね、(区民ひろば)行かなかったからね、ビール届けてくれた。
私が行くと、いろいろと手伝うものだから、持ってきてくれたんだよ。
嫌いだから要らない、なんて言うとアレだからさ、貰っておいたよ。
だから、冷蔵庫に入れてある。
今度、アンタが来たとき、持って帰るといいよ。
私 :あ、そう。それ、いつの話?
○ヨ:ん?昨日持ってきて、置いてある。
私 :あ、そう。
○ヨ:ビールなんか悪くならないでしょ?
だから、置いてある。
私 :あ、そう。お義母さん、糖尿だからビールは飲まない方がいいよ。
○ヨ:うん。だから、置いてある。
私 :そう。じゃ、また明日電話するから。
暑くないようにして、ゆっくり寝てね。
○ヨ:ありがとね~。
私 :はい、また明日ね。じゃあね。
○ヨ:ありがとね。
○ヨさん、また自分でビールを買ってきたようですね。
でも、自分で飲みたいから買ってくる、という訳ではなさそうです。
飲みたいからではなく、自分が人から感謝されてると思いたくて買ってくる?
「私が区民ひろばで感謝されてるから、ご褒美としてビールがもらえる。」
○ヨさんの頭の中ではそういう図式が出来上がっているのかも知れません。
「行かなくてもわざわざビールを届けてくれるくらい、私は感謝されてる。」
そう思っている(思いたい)から、自分でビールを買ってくる。
認知症の人の考えることって、意味がわからない。
でも、認知症の人と言うよりは、○ヨさん自身の考えること、ということかな?
いえ、考えていることは想像できますが、何故そう考える?というところですね。
やっぱり、「自分は出来る人間と認められたい」という気持ちからですかね?
でも、自分に自信がない人ほど、「認められたい願望」が強いのでは?と思いますね。(^_^;
最後まで読んで下さってありがとうございます。
記事を読んでいただける事、それが私の励みです。(´▽`)アリガト!
良質なカウンセラーを目指すブログ 最新記事 「ホームページ作りを始めます」