気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

反論出来ずに泣き出す義母

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


自宅で一人で昼食を済ませ、午後から再び買い物に出掛けました。

遊びに出掛けた夫が帰宅したのは、午後6時頃でした。


晩御飯の支度を終え、午後7時18分、○ヨさんに電話を入れました。


○ヨ:はい。

私 :もしもし。もう、ご飯、食べたよね?

○ヨ:うん。ご飯、食べた。

私 :今日はどうしてたの?

○ヨ:今日はちょっと調子悪いからウチに居た。

私 :あ、そう。ふ~ん。ずーっと調子悪いねぇ。

○ヨ:うん。足がすご~い浮腫んじゃって。

私 :う~~ん、じゃ、明日、看護師さんが来るから、丁度いいね。

   診て貰おうね。

○ヨ:ん?

私 :明日、看護師さんが来てくれるから、診て貰おうね。

○ヨ:明日来るの?

私 :うん。

○ヨ:もう、いいよ。もう、死にたくなったよ。


それを聴いていた夫はテーブルの向こう側から大きな声で口を挟みました。

夫 :そう言わないって言ったでしょ?

○ヨ:ん?

夫 :そう言わないって言ったでしょ?

○ヨ:はい、わかりました。

   お父さん、そんな怒らないでよ。(電話口で○ヨさんは半べそのようです。)

夫 :そういう事ばっかり言ってるからでしょ?

○ヨ:ごめん、もう。(完全に泣いてますね。)

夫 :うん。ちゃんと、はいよって言えばいいんだよ。(夫は優しい口調で言いました。)

   そうでしょ?

○ヨ:(泣きながら)わかったよ。


私も何を言えばいいのかわからず、しばらく無言の時間が流れました。


私 :もしもし。

○ヨ:はい。

私 :な~んで、そんなに泣くほど嫌な事じゃないでしょ?

(責めるのではなく、泣いている○ヨさんを慰めるつもりで言いました。)

   看護師さんがお義母さんの身体を診てくれるだけなんだから~。ねっ。

○ヨ:ありがと、○○子。

私 :お義母さんの身体、心配してるからそういう風にしてるんだからね。

○ヨ:わかりました。

私 :うん。

○ヨ:だ~れも来ないし、今日はな~んにも、一歩も外に出てない。

   ちょっと足が浮腫んじゃってるから。

私 :そう。じゃ、区民ひろばも行かなかったの?

○ヨ:行かなかった。

私 :ああ、そうなんだ~。う~~ん。わかった。

○ヨ:あんまり心配掛けると悪いから、もういい。

私 :じゃ、ゆっくりして寝てね。

○ヨ:はい。


夫に窘められ、○ヨさんは何も反論出来ず、泣くしかないのですね。

相手が私なら、きっともっと強く出て、泣く事なんてないのでしょうが。(^-^;


でも、私以外の人に、定期的に○ヨさんを訪れていただくのは必要な事。

決して、意地悪で○ヨさんの嫌がる事をしている訳ではありません。

この先、○ヨさんは症状が進むことはあっても、良くなる事はないのですから。

きっと、来てくださる事に慣れてしまえば、どうって事なくなるでしょう。

介護者である私の為でもあるけれど、勿論、○ヨさんの為でもあるんですからね。


今日の○ヨさんの日記には、一体どんな事が綴られているのでしょうか・・・。




補足: 読んで下さる方に正しく伝わるように、文中の「会話」などは、私が受け取ったようにではなく、録音したもの、又は、その人の発言をそのまま忠実に再現しています。




最後まで読んで下さってありがとうございます。

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