あの手この手を考える義母
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
薬を受け取り、○ヨさん宅に戻ると、ファンヒーターのスイッチが入れられていました。
「おとうさんにストーブのタンク、持って来てくれるように頼んでよ~。」と○ヨさん。
実は、小さなストーブは先日取り上げて来ましたが、大きなストーブはタンクを見えない所に隠してあるだけなのです。
○ヨさんはまだ、ファンヒーターではなく、ストーブを使いたいみたいですね。
ファンヒーターよりストーブの方が暖かいと信じて疑わない○ヨさんです。
でも、○ヨさんがストーブを使う事はもうないのですがね。
二人でお昼ご飯にすることにしました。
昨夜の宅配弁当をそのまま残してあったので、私がそれを温め直して食べました。
○ヨさんは、私が持って行った肉まんとカニクリームコロッケを食べました。
「アンタに弁当を見て貰おうと思って、昨日の分を残しておいたの。昨日は下でおにぎりと味噌汁買って来て食べた。」
「ね、これで500円もするって、高くない?おにぎりと味噌汁買って来た方が全然安くつくから勿体ないよ。」と○ヨさん。
いえいえ、今まで○ヨさんは、オリジン弁当ではおにぎりの他にもコロッケとかお惣菜、おでんとかを買って、1回に600円以上は使っていましたよ。(^-^;
ですから、お弁当の方が絶対に安上がりですし、使い過ぎてお金が無くなったから何も買えなくなるというリスクもありません。
どうやら、○ヨさんは、自分で食べたい物を買って来た方が安上がりになるから、宅配弁当はやめて、その代わりに現金を頂戴と言いたいようです。
「でもね、宅配弁当はお義母さんの安否確認も兼ねているし、万が一手持ちのお金がなくなっても、弁当だけは届くようにしておく方が安心だから。」と私は○ヨさんの提案をその場で却下しました。
認知症の○ヨさんですが、現金を少しでも多く貰えるにはどうしたらいいのか、あの手この手を考えます。
まだ、そういう知恵はあるんだなぁと、ちょっとだけ感心しました。(^-^;
お金の入った封筒を渡し、また、○ヨさんのノートに書いて貰い、帰宅する事にしました。
ノートに書いて貰うのを忘れても、会話は録音してあるので大丈夫なんですが、念には念を入れておかないとね。
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