気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

女優みたいな義母

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


今日は木曜日なので、いつも使っているスーパーが全品10%オフの日。

買い物に行こうかな~って思ったけれど、特別に買わなきゃならない物も思い当たらないので、行くのはやめました。

行けば、買わなくてもいい物まで買ってしまいますから、節約、節約♪

で、私が外に出たのはハッピーの散歩だけ、○ヨさんの生活費の引き出しは明日の朝にしましょう。


午後7時07分、○ヨさんに電話を入れました。


○ヨ:はい。

私 :もしもし。もう、ご飯、終わった?

○ヨ:ご飯は終わった。ちょっと足が痛いしさ、何処へも行かなかった。

私 :ああ、そう。買い物も区民ひろばも行かなかったの?

○ヨ:うん。買い物行くなんて言ったって、お金一銭もないもん。お金貰ってないもん。
   
私 :あげたよ。

○ヨ:ん?

私 :あげたよ。先週。

○ヨ:貰った~?貰ってないよ~。

私 :だって、お義母さん、金曜日にお買い物に行ったでしょ?私からお金貰った後に。

○ヨ:そ~お?

私 :うん。多分、レシートあると思うよ。

○ヨ:ああ、そう。エヘヘ、もう、わかんなくなっちゃったよ。ボケちゃったのかな~。

私 :まぁ、お買い物行かなくても、食べる物はあるんでしょ?

○ヨ:食べる物は、アンタがさ、持って来てくれたからあるけどさ。

   もう、いやんなっちゃったよ。足は痛いし。もう死にたくなっちゃったよ。

私 :何で?お金がないから?

○ヨ:お金もないし、何にもなくなっちゃったんだもん。

   食べるパンはアンタが置いてったからさ、あるけど、それとお水。

   いや、ホント、具合が悪くなっちゃった。ずーっとウチの中に居た。足も痛いし。

私 :最近、お義母さん、全然歩かなくなっちゃったんだねぇ。

○ヨ:うん。死ぬんじゃないの?

私 :歩けなくなったら、死ぬ前にまず寝たきりになるよね?でも、そんな風にならないから大丈夫だよ。

   だって、お医者さんで検査しても、どこも悪いって言われないじゃない。

○ヨ:悪いって言われないけど、足が痛いからダメだ。

私 :この前一人で病院に行った時、お義母さんさぁ、内科の先生だけに会ったの?

○ヨ:そう。

私 :じゃあ、内科の隣の先生には会わないで帰って来たの?

○ヨ:一人しか会わないよ。

私 :ああ、そう。じゃ、内科の若い先生だけに会って来たのね?

○ヨ:そう。だって、それだけだもん。

私 :ああ、ほんと~。そっか。

○ヨ:いやぁ、ほんとに、アレだもんね。考えてみれば、もう80いくつだもんね。

   だ~れも電話もくれる人も居ないし、来ないし、だから、今日は1日ウチの中に居ました。

私 :ああ、そう。

○ヨ:パンとかさ、そういう物はあるんだけどね、お金は一銭もないです。

私 :あ、そう。でも、明日行くから。それまで、待ってて。

○ヨ:うん。おとうさんは?

私 :おとうさん、今日は徹夜の仕事で帰って来て、昼まで寝てたんだけど、起きてご飯食べたら出掛けちゃったよ。

   早めに帰って来たら電話させるから。

○ヨ:いや~、もう私、寝ちゃうから。

私 :ああ、ほんと~。

○ヨ:調子悪いからさ~。

私 :そう。わかった。じゃ、明日行くから待ってて。

○ヨ:はい。ありがとね。○○子。おとうさんによく言ってて~。

私 :はい。じゃあね~。おやすみなさい。


今日も調子悪そうな声で話し、まるで具合の悪い演技をしている女優さんみたいな○ヨさんです。(^-^;

心理学の中で「人格のかたより(人格障害)」という言葉があります。

自己中心的で他者を振り回しやすい人格障害の中に、自己愛性人格障害(自分を特別視し、賞賛されたい欲求が強い)と演技性人格障害(人の注意をひき、常に注目の的になろうとする)というのがあります。

○ヨさんはまさにその2つの人格障害があるのでは?と思われますね。(^-^;


とにかく、明日は行ってお金を渡すのですから、○ヨさんの「調子が悪い」は少しは治まる事でしょう。


 

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