気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

なくなってないってことだよね?

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


○ヨさん宅に到着し、荷物を全てしまうべきところにしまいました。

いつものように〇ヨさんは動いている私の後をついて回っています。


○ヨ:「なんで私がこんなめに遭うんだろう。ホントに。」

   ホントに、もうどっちだってよくなっちゃったもん。

   どうしてこんなめに遭うのかな。

私 :こんなめにって?

   ○○みが来て、今度は何を持ってったの?

○ヨ:この中のお金だけだよ。

私 :お金を持ってったの?

   それが、昨日電話で話があるって言ってた、その事?

   お義母さん、昨日、私が夜電話する前に、

   昼間9回ウチに電話して来たでしょう?それもその事だったの?

○ヨ:昨日の昼間に電話?電話なんかしないよ。

私 :そう?変ねぇ。着信履歴にここからの電話が9回あったんだけど。

○ヨ:電話なんか、私はしてないよ。

   でもね、要るんじゃないかな?

   こうやって大事な物は置いてって、お金だけだよ。お金だけ。

   これ、ここに置いてたから。それこそ、会いたかったよ。

私 :○○みはここには来てませんよ。


ドレスの次は、○ヨさんのいつも持ち歩いているお財布の中の小銭を

○○みが持って行った、という事らしいです。

私は○ヨさんがいつもウォールポケットの中のお金を出してしまう場所、

サイドボードの中の蓋つきの湯呑み茶碗の中を覗いてみました。

その湯呑み茶碗の中には、500円玉が1つと100円玉が7つほど入っていました。


私 :この中に、お金、入ってるじゃない。

○ヨ:使ったつもりでね、私はそこへ入れてあるの。

   いざとなって、何にもなかったらさ、困るからさ。

   使ったと思って、あそこに入れてあるの。使ってないもん、それは。

   ○○子、そんな怒らないでよ。私、死にたくなったよ。

   死ねばまた迷惑かけるでしょ?おとうさんに。


湯呑み茶碗にお金が入っているのを見つけた後、

私はレシートボックスに入っていたレシートをチェックしました。

入っていたのは、ローソン100のレシートが2枚だけ。


私 :お義母さん、レシートが足りないね。もっとあるんじゃない?

○ヨ:だって、何も買い物してないもん。これだけ。

   買い物に行かないって。具合悪くてアレだから。

   ほら、ここ見てよ。私はどこにも何もやってないから。

私 :レシート、お財布に入りっぱなしって事ない?

○ヨ:わかんない。それ(財布)も見てよ。何にも入ってないもん。

   その財布。財布は持ってかないで、中だけ持ってったんだよ。

   わかんない。会わないから。

   そいで、話せば、そうやって、アンタ、怒られたり。

   嘘をついてまで生きたくない。私は。

   ホントに、嘘つきにされたり・・・。


お財布を渡されたので、お財布の中をチェックしてみました。

1番大きなポケットの中には、私や夫、○岩さんの電話番号が掛かれた紙、

2番目のポケットの中には5円玉1つと1円玉が3つとポイントカード、

3番目のポケットの中に、ローソン100のレシートが1枚入っていました。

そのレシートにはビールの50円引きのクーポンが印刷されていました。

ビールを1缶買っているので、クーポンが出たのでしょう。

クーポンがついていたので、○ヨさんは財布に入れたままだったのでしょうね。


私 :レシート、もう1枚入ってたわ。

○ヨ:その、アレが欲しいんだよ。

私 :割引券?

○ヨ:そうそう。

私 :これ、要らないでしょうよ。ビールの割引券だもの。

   お義母さん、ビールもう飲まないんでしょ?

○ヨ:うん。ビールはもう飲まないから。

私 :ビールだけの割引券だから、要らないよね?

○ヨ:要らないね。それならいいけど。

   ほ~んとに。だって、何にもないんだもん。

   でも、迷惑掛けないようにって、15日・・・。

私 :お義母さん、レシート全部で1800円くらい使ってて、

   お茶碗の中に1200円くらいあるんだから、計算ちゃんと合うんじゃない?

○ヨ:それはね、お金が何もないと困るから、使ったと思って入れてたの。

   アンタ、よくわかったね、そこにお金が入ってること。

私 :だって、この前、カレンダーのところからここに移したって

   お義母さんが先週教えてくれたんじゃない。

   1000円以上入ってるんだから、お金はなくなってないんじゃない?

○ヨ:それはね、使ったと思って、入れたんだよ。

私 :だから、お金はなくなってないってことだよね?


どうやら○ヨさんは、お札を崩してお釣りがあると、

500円玉と100円玉はお茶碗に入れ、それ以外の小銭だけ財布に残す。

そんなふうにしていると思われますね。

残っているお金と使ったお金を足して3000円になれば、

なくなったお金なんかないのだという事、○ヨさんには理解出来ないようです。


出掛ける時には○ヨさんがいつでも持ち歩いているお財布なのに、

○ヨさんに会わずに、○○みがそのお財布からお金を抜くなんて不可能な事。

それはあり得ない事なのだ、と考える頭も、もう○ヨさんにはないみたいですね。


○ヨさんはちゃんと納得していないようですが、この件はこれで解決です。


1週間分の生活費をウォールポケットに入れて、私は帰る事にしました。

ちなみに、渡すお金は今週からまた2000円に減額です。

お弁当も毎日届くようにしたし、その他の1週間分の食料は準備しましたから、

銭湯代と消耗品代とおやつ代として、2000円あれば十分でしょう。



最後まで読んで下さってありがとうございます。



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