また始まった「物盗られ妄想」
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
昨夜、そろそろ○ヨさんに電話入れなくちゃ、と思っていたら
○ヨさんから固定電話に電話が掛かって来ました。
私 :はい、もしもし。
○ヨ:はぁ~、また○○みにやられたよ。
私 :ん?何?また何かがなくなっちゃったの?
○ヨ:うん。結婚式に着ようと思って出しておいた緑のドレスがないんだよ。
私 :ん?あの、○人君の結婚式の時にお義母さんが着たドレス?
○ヨ:そうだよ。
私 :そう言えば、昨日、リビングにドレスが入った箱が出ていたね。
お義母さん、どこかにしまってわからなくなっちゃったんじゃない?
○ヨ:そんなことないよ。それを着て結婚式に出ようと思ってたんだから。
箱ごと持ってかれたよ。
私 :結婚式にって、誰の結婚式なの?
○ヨ:いいよ。もう、着て行くドレスがないから、断りの電話入れたから。
でも、欲しいならあげるのに、黙って持って行かれるとねぇ。
私 :お義母さん、友達の結婚式って、一体幾つの人ですか?
お義母さんの友達って、お義母さんはもう83歳なんですよ。
友達が後輩だとしても、これから結婚する人なんていないでしょう?
一体、誰ですか?
○ヨ:ああ、もういいよ。気分が悪いから、もう寝るから。
ガチャン!! プー、プー、プー・・・。
はぁ~、区民ひろばに出掛けるようになって、しばらく症状が治まっていたけど、
いつかはまた始まるんじゃ?と思っていたら、案の定・・・、また物盗られ妄想ですね。
確かに昨日行った時、リビングにドレスの入った箱が置いてあったのです。
でも、また、○ヨさんがどこかにしまってわからなくなったに違いありません。
全く、何処にしまったかわからなくなると毎回○○みのせいにされて、たまりません。
気分が悪いって、こっちの方が気分が悪くなりますよ。
しばらくの間、放っておいたのですが、午後7時40分、こちらから電話を入れました。
○ヨ:はい。
私 :もう、ご飯は食べたの?
○ヨ:うん。ご飯は食べた。気分悪いよ。
私 :今日は何食べたの?
○ヨ:そこらにあるの食べた。
私 :買い物には行かなかったの?一歩も出てないの?
○ヨ:ううん、ちょっと歩いたけどね。足がちょっとアレだから。
あ~、気分が悪くて、もう。今、寝ようかな?と思ってたんだ。
私 :で、見つからないの?箱は。
○ヨ:ん?
私 :洋服は見つからないの?
○ヨ:ないよ。箱ごとないよ。今、もう、寝ようかな?と思ってたんだよ。
もう、いいよ。
私 :で、さぁ。お義母さんは誰の結婚式に行くつもりだったの?
○ヨ:いや、結婚式に行くんじゃなくて、結婚式に着たの、って言ったの。
私 :だって、さっき、友達の結婚式に呼ばれたから、それを着て行こうと思ってたら
箱ごとなくなっちゃったから、友達に断りの電話したって言ったじゃない。
○ヨ:いや、そうじゃないの。
私 :じゃ、あれはウソ?
○ヨ:うん。行かないけど、ここにね、箱に入れてたの。
もう、何だっていい。いいよ、もう。
私、具合悪いから。もう。
もういいです。何がなくなろうと。もう死にたくなったから。
あまり迷惑掛けないようにしているから。
ありがとね、○○子。○○子に迷惑掛けるから。
ありがとね。 ガチャン!!
認知症が原因の物盗られ妄想ですが、毎回毎回、本当にうんざりします。
遊びから帰宅した夫に一応報告しておきました。
「私、明日、またお義母さんの所に行ってくるから。」と言うと、
「そんな事したって、意味ないよ。」と夫。
でも、私はそのドレスの入った箱を見つけ出したいのです。
「ほら、ここにあるでしょう?○○みが持ち出したんじゃないでしょう?」と
○ヨさんに言ってやりたいのです。
ドレス入りの箱を見つけて、○○みの無実を証明してあげたいのです。
そして、朝になりました。
今日は夫は8月に入って初めての仕事で、既に出掛けていました。
ハッピーの散歩を終えて、帰宅すると、8時21分、○ヨさんから電話です。
長くなったので、この続きは、次回の更新記事で。
最後まで読んで下さってありがとうございます。