気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

逆に、少し心配?

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。


銀行でお金を引き出し、自動車税の支払いと、○ヨさんの家賃の振込。

出たついでに買い物も済ませて来ました。


昨日は相談員の○津さんからの電話で、

○ヨさんが自発的に2回も区民ひろばに出向いた事を知りました。

まぁ、本当は○ヨさんが参加できるプログラムがあった訳ではなく

ただ、ひろばの職員さんに話し相手をしていただいただけのようですが。

○ヨさんの頭の中でひろばは、プログラムに参加するために行く場所ではなく、

自由に遊びに行って、話し相手をしていただける場所と認識したのでしょうか。

そういうところが、もう物事を正しく理解出来ない「認知症」という事なのかな。


昨夜、6時55分、夫が○ヨさんに電話を入れました。


○ヨ:はい。

夫 :俺。今日はどうだったの?

○ヨ:うん。大丈夫だ。足がちょっと痛いけど。

夫 :どっか行って来たの?

○ヨ:ううん、何処にも行かない。ぐり~っとウチの周り歩いた。それだけ。

夫 :別になんともないならいいけどさ。

○ヨ:何ともない。

夫 :ふ~ん。頑張ってやってよ。

○ヨ:ありがと~♪○○子にもよろしくね。

夫 :ちょっと待って。○○子に替わるから。

○ヨ:はい。

(そう言えば、木曜日に○ヨさん宅から帰宅してから、初めての会話かも。)

(いえいえ、土曜日に、お弁当要らない、の会話をしてましたね。)


私 :もしもし。何ともないの?

○ヨ:あのね、このウチの周りはぐる~っと歩いて、

   豊島の民政委員に会ったから、行って来た。

私 :え、何?この前のひろばに行って来たの?

○ヨ:うん。

   それでね、町会の人が居てね、「思ったより元気だね~。」って喜ばれた。

私 :あ、そう。

○ヨ:1時からって言うから、顔出したらね、喜ばれた。

   「思ったより元気で良かった~。」って。

私 :ふ~ん。

○ヨ:だからね、「息子夫婦がよく電話くれてアレだから。」って言ったらね、

   「あら、アンタは幸せだね~。」って言われた。

私 :そう。

○ヨ:そうやって、担当者が居てね、色々なんか訊かれたから、話した。

   「電話くれない人もいるのに、アンタは幸せだね。」

   「おとうさんもお嫁さんもいい人なんだねぇ~。」って褒められた。

私 :そう。

○ヨ:ちゃんと行かないとアレだからね、近所のAさんとか行ってるからさ、

   だから、行ったら喜ばれた。

私 :お義母さん、入館証、わかんなくなっちゃってない?

○ヨ:ん?

私 :入館証って、ピンクのカード貰ったじゃない?

○ヨ:ん?

私 :今度来る時には、これ出して下さいって、ピンクのカード貰ったでしょ?

   それ、わかんなくなっちゃってる?

○ヨ:うん。わかんなくなっちゃったよ。

私 :あ、そう。

   じゃ、今度私が行った時、わかるところに入れようね。

○ヨ:うん。あのね、喜ばれた。

   おとうさんと嫁さんが電話くれるって言ったら、幸せだねって褒められたよ。

私 :でも、お義母さんも行くところが出来たから、良かったね。

○ヨ:だから時間があるからね、決まった時間が。

   「電話くれるんですよ。」って言ったら・・・。(また、同じ話の繰り返し)

   「どこに住んでるの?」って訊かれたから、「埼玉です。」って。

   「たまに来てるの?」とか訊かれたから、ちゃんと答えた。

   でも、「アンタはホントに幸せだ。」って言われた。

私 :そう。「アンタは不幸だね。」って言われるよりいいよね。(^-^;

○ヨ:二人担当者が居てね、時間があるんだよね。

   その時間に行かないと。時間見て、それで行ったの。

   足が痛かったから引きずってたのね。

   そしたら、「少しは歩きなさい。」って言われたよ。

私 :そう。

○ヨ:私の次の人、なんだか「いじめられてる。」って言って泣いてた。

   あまり詳しい事は聴かなかったよ。可哀想だから。

私 :あ、そう。今日はもうお弁当食べたの?

○ヨ:食べた。それでね、Aさんがね、何か煮物持って来てくれたりしてるから。

   Aさんからも「アンタは幸せだね。」って褒められた。

   「喜んでなきゃダメよ。」って言われた。

私 :そう。

○ヨ:「息子さんと嫁さんが良くしてくれるから、アンタはイキイキしてる。」って、

   肩、ポンポンって優しく叩かれた。

   ありがとね。おとうさんにも言っておいて。

私 :うん。じゃ、また明日電話するからね。おやすみなさい。

○ヨ:うん。ありがとね。


○ヨさんはひろばに行って、職員さんに話し相手になって貰って上機嫌です。

楽しかったようなので、それはそれでいいのですが、

本当はそれが仕事ではない職員さんには、申し訳なかったなぁと思います。


「息子からも嫁からも大事にされてる幸せな人間」だと、人から思って欲しいし、

そう言われたい、それが○ヨさんのプライドなのですね。

まぁ、「嫁に虐められている。」と言い触らされないのは有り難いですけどね。(^-^;


この分だと、ひろばに毎日でも通ってしまうのでは?と逆に少し心配になりました。




最後まで読んで下さってありがとうございます。





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