気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

最後はめでたし、めでたし♪

こんばんは。

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今日から、○ヨさんの夕食はセブンイレブンの宅配弁当になりました。

配達時間は午後5時から7時の間という事ですが、実際は何時頃に届くのかなと思い、

午後5時45分、○ヨさんに電話を入れてみました。


○ヨ:はい、もしもし。

私 :もしもし。もう、お弁当届いた?

○ヨ:お弁当、届いた。

私 :もう、届いたのね?

○ヨ:届いたけど・・・、○○子、そんなに心配しないで。

私 :でも、お弁当、明日も明後日も届くからね。

○ヨ:いやぁ~、そんなに心配されると・・・、なんか今日は調子が悪いんだよ。

私 :具合が悪いの?

○ヨ:あんまり心配しないで。ありがとね、○○子、ありがとね。


お弁当は無事にもう届いたようですが、○ヨさんは多分嬉しくはないのでしょうね。

それに、何だか元気がありません。


その電話を切って、10分後、○ヨさんから電話が入りました。


私 :はい、もしもし。

○ヨ:○○子、ありがとね。

私 :いいえ。

○ヨ:ホント、もう、おとうさんに「死んじゃえ」なんか言われるんじゃないかな。

私 :○っちゃんは、そんな事言わないってば。

○ヨ:○○子、ホントにありがとね。

私 :どうしたのよ?

○ヨ:○○子。(ぐすんぐすんと○ヨさんは泣き声です。)

   こんなに迷惑かけるようじゃもうダメね。

   今日1日ウチに居たけどさ・・・、○○子、ありがとね。

私 :いいえ。

○ヨ:迷惑掛けるとさ、おとうさんから○○子、怒られてるんでしょ?

私 :そんな事ないよ。だって、○っちゃんのお母さんだからね。

○ヨ:そりゃ、わかってるけどね、おそらく○○子だけ。

   おとうさんはそんな事、言わないでしょ。

   今日1日家の中に居たらさ、「人に迷惑掛けるくらいだったら、死ね!」って

   言われる夢を見たのよ。

   ○○子、ありがとね。

私 :いいえ。

○ヨ:○○子。

私 :はい。

○ヨ:ありがとね。今日1日家の中に居たけどさ、○○子の事ずっと考えてた。

   ホント、ありがとね。○○子、ありがとね。

私 :元気出してね。

○ヨ:うん。ありがとね。○○子のおかげで、あまり迷惑掛けないようにしてるから。

   こんな年だからさ、パッと死ねばいいんだけど、死ねないんだもんね。

   ホント、情けなくなってくる。ありがとね、○○子。さようなら。


ん?泣きながら電話してきて、最後は「さようなら」って、どういう事?

いつもの強気の○ヨさんとは全然違って、なんだか気になりますね。

この電話の中で、何度「○○子、ありがとね。」と口にしたのでしょう・・・。


まぁ、また後で、いつもの時間に電話を入れてみることにしましょう。


昨日は仕事の帰りが8時を過ぎていた夫でしたが、今日は7時過ぎに帰宅しました。

○ヨさんからあんな電話があったので、○ヨさんへの電話は夫から掛けてもらう事に。

息子から電話を貰えば、少しは元気になるんじゃないかな?と思いますからね。

私から、「電話、あなたから掛けてあげてよ。」と言われた夫は

「面倒臭いよ。仕事から帰って来て、疲れてるんだよ。」と言いましたが、

「電話を掛けるだけなんだから、それぐらいしてあげてもいいでしょう?」と言うと

渋々、夫は○ヨさんに電話を入れました。


○ヨ:はい、もしもし。

夫 :もしもし。もうご飯は食べたの?

○ヨ:うん。食べた。

夫 :お弁当、ちゃんと食べたの?

○ヨ:うん。

夫 :俺もお昼はそういうお弁当食べてるんだよ。

   明日も届くから、ちゃんと食べてね。

○ヨ:うん。

夫 :じゃ、ちょっと待って。○○子に替わるから。


私 :もしもし。お弁当、どうだった?

○ヨ:意外と美味しかったよ。私好みの味だった。

私 :そう?良かった。今日は、ハンバーグだったかな?

○ヨ:そうだよ。美味しかったよ。

私 :そう。じゃ、明日もちゃんと食べてね。

○ヨ:うん。ありがとね。

私 :じゃ、おやすみなさい。

○ヨ:ありがとね。おとうさんによろしくね。おやすみ。


良かったぁ、○ヨさん、さっきよりずーっと元気そうな声でした。

やっぱり、息子から電話を貰って、嬉しかったんでしょうねぇ。

「俺もそういうお弁当食べてるんだよ。」の夫の言葉が効いたのかも知れませんね。

明日からも、お弁当、ちゃんと食べてくれそうですね。めでたし、めでたし♪





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