最後はめでたし、めでたし♪
こんばんは。
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今日から、○ヨさんの夕食はセブンイレブンの宅配弁当になりました。
配達時間は午後5時から7時の間という事ですが、実際は何時頃に届くのかなと思い、
午後5時45分、○ヨさんに電話を入れてみました。
○ヨ:はい、もしもし。
私 :もしもし。もう、お弁当届いた?
○ヨ:お弁当、届いた。
私 :もう、届いたのね?
○ヨ:届いたけど・・・、○○子、そんなに心配しないで。
私 :でも、お弁当、明日も明後日も届くからね。
○ヨ:いやぁ~、そんなに心配されると・・・、なんか今日は調子が悪いんだよ。
私 :具合が悪いの?
○ヨ:あんまり心配しないで。ありがとね、○○子、ありがとね。
お弁当は無事にもう届いたようですが、○ヨさんは多分嬉しくはないのでしょうね。
それに、何だか元気がありません。
その電話を切って、10分後、○ヨさんから電話が入りました。
私 :はい、もしもし。
○ヨ:○○子、ありがとね。
私 :いいえ。
○ヨ:ホント、もう、おとうさんに「死んじゃえ」なんか言われるんじゃないかな。
私 :○っちゃんは、そんな事言わないってば。
○ヨ:○○子、ホントにありがとね。
私 :どうしたのよ?
○ヨ:○○子。(ぐすんぐすんと○ヨさんは泣き声です。)
こんなに迷惑かけるようじゃもうダメね。
今日1日ウチに居たけどさ・・・、○○子、ありがとね。
私 :いいえ。
○ヨ:迷惑掛けるとさ、おとうさんから○○子、怒られてるんでしょ?
私 :そんな事ないよ。だって、○っちゃんのお母さんだからね。
○ヨ:そりゃ、わかってるけどね、おそらく○○子だけ。
おとうさんはそんな事、言わないでしょ。
今日1日家の中に居たらさ、「人に迷惑掛けるくらいだったら、死ね!」って
言われる夢を見たのよ。
○○子、ありがとね。
私 :いいえ。
○ヨ:○○子。
私 :はい。
○ヨ:ありがとね。今日1日家の中に居たけどさ、○○子の事ずっと考えてた。
ホント、ありがとね。○○子、ありがとね。
私 :元気出してね。
○ヨ:うん。ありがとね。○○子のおかげで、あまり迷惑掛けないようにしてるから。
こんな年だからさ、パッと死ねばいいんだけど、死ねないんだもんね。
ホント、情けなくなってくる。ありがとね、○○子。さようなら。
ん?泣きながら電話してきて、最後は「さようなら」って、どういう事?
いつもの強気の○ヨさんとは全然違って、なんだか気になりますね。
この電話の中で、何度「○○子、ありがとね。」と口にしたのでしょう・・・。
まぁ、また後で、いつもの時間に電話を入れてみることにしましょう。
昨日は仕事の帰りが8時を過ぎていた夫でしたが、今日は7時過ぎに帰宅しました。
○ヨさんからあんな電話があったので、○ヨさんへの電話は夫から掛けてもらう事に。
息子から電話を貰えば、少しは元気になるんじゃないかな?と思いますからね。
私から、「電話、あなたから掛けてあげてよ。」と言われた夫は
「面倒臭いよ。仕事から帰って来て、疲れてるんだよ。」と言いましたが、
「電話を掛けるだけなんだから、それぐらいしてあげてもいいでしょう?」と言うと
渋々、夫は○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい、もしもし。
夫 :もしもし。もうご飯は食べたの?
○ヨ:うん。食べた。
夫 :お弁当、ちゃんと食べたの?
○ヨ:うん。
夫 :俺もお昼はそういうお弁当食べてるんだよ。
明日も届くから、ちゃんと食べてね。
○ヨ:うん。
夫 :じゃ、ちょっと待って。○○子に替わるから。
私 :もしもし。お弁当、どうだった?
○ヨ:意外と美味しかったよ。私好みの味だった。
私 :そう?良かった。今日は、ハンバーグだったかな?
○ヨ:そうだよ。美味しかったよ。
私 :そう。じゃ、明日もちゃんと食べてね。
○ヨ:うん。ありがとね。
私 :じゃ、おやすみなさい。
○ヨ:ありがとね。おとうさんによろしくね。おやすみ。
良かったぁ、○ヨさん、さっきよりずーっと元気そうな声でした。
やっぱり、息子から電話を貰って、嬉しかったんでしょうねぇ。
「俺もそういうお弁当食べてるんだよ。」の夫の言葉が効いたのかも知れませんね。
明日からも、お弁当、ちゃんと食べてくれそうですね。めでたし、めでたし♪
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