「○○子、帰らないで。」と義母
おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
とても良いお天気です。
こんなお天気の日は、景色のいい公園でぼんやりと日向ぼっこなんかしてみたいなぁ。
相談員の○津さんは、配食サービスのパンフレットを何枚か下さいました。
とりあえず、今日からはセブンミールが届くように手配はしてありますが、
他の配食サービスも検討してみては?という事で、持って来て下さったのです。
パンフレットを比較して、再検討してみることにしましょう。
相談員の○津さんが帰られてから、食べ損なっていたお昼を食べました。
お昼を食べて帰る前に、私は持っていった2000円をウォールポケットに入れました。
「お風呂代」と書いたシールの貼ってある月曜日と木曜日のポケットにお金を入れ、
「お義母さん、毎日お弁当が届くから、現金はこれだけね。」
「お風呂に行く時や、目薬とか必要な物があった時に使ってね。」
「でも、ビールは買っちゃダメなんだからね。」と○ヨさんに言いました。
1週間の食生活は、毎日届くお弁当と、持って行った食料品で間に合う筈です。
ウォールポケットに入れた2000円は、ちゃんと銭湯に行く為に使うのか、
それとも、ビールなどの他の物を買ってしまうのかはわかりませんが、
全くお金を渡さない、というのは可哀想ですからね。(^-^;
「じゃ、そろそろ私も帰るね。」と言って、私は玄関に向かいました。
私がお昼ご飯を食べている時から、ずーっと喋り続けていた○ヨさんでしたが、
「声だけでも聴きたいと思って電話したのに、怒鳴られちゃって・・・。」
「○晴のところに行け、なんて言われて、一晩中泣いても泣ききれなかった。」
そして、泣きながら、私の手を握って、「○○子、帰らないで。」と言うのです。
「○っちゃんには、お義母さんにもう少し優しく接してね、って言っておくからね。」
そう言って、私は○ヨさんを一生懸命慰めて、玄関を出ました。
他人が来るのは好まない○ヨさんですが、身内の場合は別なんですね。
来てくれれば喜んで、帰る時には来る前よりも寂しくなっちゃう。
○ヨさんにしても、母にしても、気持ちは同じなんだなぁとちょっと切なくなりました。
帰りの車の中で、ICレコーダーに録音したものを再生してみました。
やっぱり○ヨさんは、同じことを何度も何度も繰り返して話していますね。
でも・・・、○ヨさんの不安な気持ちが改めて伝わって来るようです。
最後まで読んで下さってありがとうございます。