何故か憎めないところもある義母
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
17時40分、高齢者総合相談センターの担当の方から電話が入りました。
明日、私が○ヨさん宅に居る時間にご訪問いただけるとの事。
「お義母様にお会いする前に、お嫁さんと会ってからの方がいいですか?」と
訊かれましたが、「直接いらして下さって大丈夫です。」と答えました。
12時半過ぎに来て下さることになりました。
○ヨさんと初顔合わせになるので、明日はそれほど大した話にはならないでしょう。
豊島区内の配食サービスなどの資料を持って来て下さるそうです。
夜7時30分、○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい、もしもし。
私 :もしもし。もうご飯は終わったの?
○ヨ:うん。今、終わった。
今日はうどんを煮て食べた。
私 :そうなんだ。
○ヨ:今日はお水だけ買って来たよ。
ビールは飲んでいません。
私 :そう。
○ヨ:今日はね、昼間、民生委員の人と会ったから、立ち話した。
ウチの近所に2軒くらい回ってるんだって。
「お宅にも寄りましょうか?」って言われたけど、
「嫁が埼玉から毎週来てくれてるから、大丈夫です。」って言ったの。
そしたら、「いいお嫁さんで幸せですね。」って言われたよ。
(実際は、埼玉ではなく、茨城からなんですけどね。)(^-^;
私 :そうなんだ。
○ヨ:誰も来てくれる人もいなくて、民生委員の人が行くと泣く人もいるんだって。
私 :へぇ~、そうなんだ。
まぁ、身寄りがないお年寄りもいるでしょうからね。
○ヨ:そうだね。だから、私は幸せだね。
そうそう、この前、アンタが買って来てくれた冷凍のグラタン、
レンジでチンして食べたんだけど、すごく美味しかったよ。
すごく美味しかったから、電話でそう言おうかなって思ったけど、
○○子が電話をくれるから、その時言おうって、甘えちゃったよ。
私 :そう。ちゃんと温められた?
○ヨ:うん。熱くなるまで温めたよ。
私 :そっか。お義母さんの口に合って良かったわ。
で、グラタンはいつ食べたの?
○ヨ:ちょっと前。
私 :ん?うどん食べたんじゃないの?
○ヨ:うどんとグラタン、両方食べた。
私 :そうなんだぁ。(ちょっとビックリですがね。)
明日はそっちに行くから、待っててね。
○ヨ:うん。わかった。
おとうさんにね、あまり大きな声で怒鳴らないで、優しく言ってくれる?
あまり怒鳴られると、もうそればっかり考えて眠れなくなっちゃうから。
私 :わかったわ。もう少し、優しく言ってあげてって言っとくね。
○ヨ:うん。ありがとね。○○子、本当にありがとね。じゃ、おやすみ。
私 :はい、おやすみなさい。
5分前に自分の言った事を忘れても、息子に怒鳴られたって事は忘れない。
どうして怒鳴られたか、その理由は覚えてないけど、怒鳴られた事だけは忘れない。
認知症って、そういう病気なんですねぇ。
怒鳴られても、冷たくされても、息子が大事。
嫁は頼りにしてる。そして、感謝している事も嘘じゃないんだろうな・・・。
ムカつく事もたくさんあるけれど、何故か憎めないところもある○ヨさんです。(^-^;
最後まで読んで下さってありがとうございます。