気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

やっぱり、育て方がねぇ・・・って。

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。


今日もとても良いお天気の休日です。

仕事の予定がなくなった夫も、今日はいつもより遅く起きました。

あ、いつもの事ですけど、夫の方が私より早起きです。(^-^;


午前8時過ぎに夫がベッドから起き出して、1階に降りて行きました。

既に私は目は覚めていましたが、なかなかベッドから出る気がしなくて、

下に降りて行ったのは、8時半でした。


降りて行くと、夫が「電話があったよ。」と言いました。

ん?私の携帯に母から電話があったのかな?と思ったのですが、

そうではなく、○ヨさんからの電話だったようです。


夫が1階に降りると、固定電話に着信があった事を知らせるランプが点滅。

確認すると、7時24分に○ヨさんからだったので、掛け直したそうです。

「俺が何なの?って聞いたら、『○○子の声が聴きたかったから』だってさ。」


あらあら、又、何かあったのでしょうか。

もしかしたら、私の携帯にも着信履歴が残っているのかな?と思い、携帯を確認。

あった、あった、やっぱり、ありましたよ。

7時26分と8時26分の2回、○ヨさんからの着信履歴が残っていました。


う~~ん、朝っぱらから、何なんでしょう・・・って、きっとまた同じ話ですね。

とりあえず、夫に朝食を出してから、9時02分に○ヨさんに電話を入れました。


○ヨ:はい、もしもし。

私 :もしもし。私に電話をくれたみたいだけど、何かあったの?

○ヨ:アンタ、いつ来る?

私 :明日よ。何かあった?

○ヨ:ああ、なんかね、おとうさんが本当に可哀想になっちゃうよ。

私 :何が?

○ヨ:○○みがね、最近本当に色々と持ち出して、しばらくすると戻ってるんだよ。

   おとうさんに言うと、おとうさんが可哀想だから言わないけど。

私 :今度は何を持ちだしたって言うの?

○ヨ:大体がね、衣類だね。レインコートは戻って来ないけど、他のは戻ってる。

私 :戻ってるって、どこに置いてあったの?

○ヨ:いつも私がいる部屋だよ。アンタに見せようと思ってそのままにしてあるけど。

   私がいない時に、そ~っと戻してあるんだよね。

   ○○みが悪さをするのは、やっぱり育て方がねぇ・・・。

   ○○美と同じように育てないと、あんな悪さをするようになっちゃうんだよ。

   「俺の子供なんだから、そんな事をする訳がない。」って言ってるおとうさんが

   本当に可哀想になっちゃうよ。

(え~!?根も葉もない濡れ衣着せられた上に、今度は私の育て方に問題、ですか?)

私 :本当に○○みが何かを持ち出して、また戻しに行ってるって思ってるの?

   お義母さんが、自分で箪笥から出してそこに並べただけじゃない?

○ヨ:違うよ。○○みだよ。

   ○○みが持ち出して、私が居ないうちに、また戻して来たんだよ。

   アンタがそう思いたい気持ちはわかるけど・・・。

   やっぱりね、お姉ちゃんと同じように育ててあげないと、ダメなんだよ。

   まぁ、詳しい話は明日、アンタがこっちに来た時に話すから。

   おとうさんに言うと、おとうさんが可哀想だからね。

   そのままの状態にしておくから、アンタもちゃんとわかると思うよ。

私 :わかったわ。じゃ、明日、そっちに行ったら、話は聞くわ。

   じゃ、明日ね。


傍で私と○ヨさんの電話でのやり取りを聴いていた夫は

「おふくろがそういう訳のわからない事を言ったら、その時にガツンと言わなきゃ。」

「俺がじゃなくて、そういう事を言われるのは私がイヤだって言えばいい。。」

「お前がそうやって、おふくろの話を聞いてるから、おふくろがつけあがるんだよ。」

「面倒看てもらってるくせに、お前の事を完全に格下だと思ってるんだよ。」と。


「そりゃ、自分は姑で私は嫁なんですから、確かに格下だと思っているんでしょうね。」

「でも、自分は親で子供であるあなたは、自分より格下とは思わないみたいね。」と私。


夫 :そうなんだよなぁ、やっぱり、本当に頭悪いんだよな。

   とにかく、お前がガツンと言わないと、ずーっと、言って来るのをやめないよ。

私 :でもね、認知症の人の妄想に、そんな風に私が強く言い返してもねぇ。

   認知症の人の介護のマニュアルでは、怒っちゃいけないってなってるし・・・。

夫 :でも、怒らなきゃ、いつまで経ってもやめないよ。

私 :だったら、そんな事ばかり言ってるなら、もう手を引くからって言ってみる?

   で、本当にしばらく行かないようにしてみる?

夫 :ああ、それでもいいよ。


「ああ、それでもいいよ。」と夫は言いましたが、本当は夫はそれじゃ困るはず。

私も、手を引く、なんて、○ヨさんの介護を放棄するなんて事は絶対に出来ませんし。

まったく、わからんチンの○ヨさん、どうすりゃ変な妄想しなくなるんでしょ。

箪笥から自分で自分の衣類を出して並べて、また○○みが持ち出して戻して来たって、

本当に、認知症の人の思考回路はどうなってるんでしょ?


まぁ、GWだと言うのに、どこにも遊びに連れて行ってくれない、

一人で放っておかれてる、っていう不満から、そういう妄想が始まるのでしょうが。


独り暮らしの限界が、日に日に迫っているって事なんですかね?



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