気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

男の人って、みんなそんなもの?

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


先週の金曜日、○ヨさんのところから自宅に戻ったのは午後2時を少し過ぎたくらい。

なんだかすごく疲れて、ちょっと昼寝をしてしまいました。

午後6時少し前に、ハッピーの散歩から帰ってくると、固定電話に○ヨさんからの着信です。


私 :はい、もしもし。

○ヨ:あ、おとうさん居る?

私 :まだ仕事から帰ってきていないけど。

○ヨ:そっか。

私 :何か用なの?

○ヨ:いや、もう随分長いことおとうさんの声を聴いていないから、声が聴きたいなと思って。

私 :そう。仕事から帰って来るのは7時半くらいだと思うけど。

   じゃ、帰ってきたら電話するように言っておくわね。

○ヨ:でも、私、早くに寝ちゃうからねぇ。

私 :お義母さんが起きていそうな時間だったら、電話するように言っておくわ。

○ヨ:悪いねぇ。夕方になると、何だか寂しくなって、おとうさんの声が聴きたくなるのよ。

私 :わかったわ。○っちゃんに言っておくからね。

○ヨ:ありがとね。あ、それから、今日は来てくれてありがとね。

私 :どういたしまして。それじゃ、○っちゃんには帰ってきたら電話するように言っておくからね。

○ヨ:うん。ありがと。じゃあね。


ずいぶん長いこと、おとうさんの声を聴いてないって、1週間前にお墓参りで会ったばかり。

でも、○ヨさんは、お墓参りに行った事は覚えていても、それがいつだったか覚えていないのです。

だから、1週間前に会っていても、それが何ヶ月も前の事のように思うのでしょうね。

本当に、○ヨさんは物忘れがひどくなっています。


7時半頃に帰宅した夫に「お義母さんが声を聴きたいから電話してって。」と伝えました。

相変わらず夫は「いいよ、この前会ったばっかりなんだから。」と言って電話しようとしません。

「そんな事言わずに、電話してあげればいいだけでしょ?」と言うと、しぶしぶ電話しました。


○ヨ:はい、もしもし。

夫 :もしもし。電話して欲しいって、何よ?

○ヨ:いや、久しぶりにおとうさんの声が聴きたいなぁって思って・・・。

夫 :何言ってるの?久しぶりにって、先週一緒にお墓参りに行って来たばかりじゃないか。

○ヨ:だって、私にはもうおとうさんしかいないじゃないの。

夫 :そんな事ばっかり言ってないでよ。

   俺だって、仕事して帰ってきて、疲れてるんだから。

   とにかく、頑張ってよ。

○ヨ:はい。迷惑かけないように頑張ってます。

夫 :じゃ、ちょっと待って。○○子に替わるから。


そう言って、携帯を私に渡してきました。


私 :もしもし。もう、ご飯は食べたの?

○ヨ:うん。食べた。

   おとうさんの声が聴きたいなって思ったんだけど、おとうさんに怒られちゃったよ。

私 :そうだねぇ。でも、もう少し優しくしてくれればいいのにねぇ。

○ヨ:もう、私にはおとうさんと○○子しかいないのに・・・。

   悲しくなっちゃったよ。(○ヨさんは涙声です。)

私 :でもね、あれでもお義母さんのことはちゃんと心配してるから、大丈夫よ。

○ヨ:そうだね。なるべく迷惑掛けないように、頑張るよ。

私 :そろそろ寝る時間なんでしょ?

○ヨ:うん。もう寝る。

私 :じゃ、また明日電話するから。○っちゃんの声も聴いたんだし、ゆっくり寝てね。

○ヨ:うん。ありがとね。おやすみ。

私 :おやすみなさい。


仕事から帰ってきて面倒くさい、という夫の気持ちもわからないではありませんが、

毎日、電話でほんの少しだけでも話してあげればいいだけのこと。

○ヨさんの言う通り、もう○ヨさんには夫しか家族は居ないも同然なのです。

(もう一人、息子がいますが、○ヨさんが認知症だと知らせても、一切連絡して来ませんから。)

殆ど私が面倒をみているのですから、せめて声ぐらいマメに聴かせてあげればいいのに、と思います。

でも、男の人って、みんなそんなものなんですかねぇ・・・。



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