気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

先週の金曜日、アンタは来てないよ。

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


今日も暖かい1日でしたが、午後からは大分雲が広がっていました。


朝方4時頃帰宅したらしい夫(私は夫の帰宅に気付きませんでしたが)、

昨日の話では、今夜も仕事で明日は続けて朝から仕事と言っていたのですが、

今晩の仕事はなくなったそうです。


昼食の準備が出来たので、夫を起こしに行きました。

夫と二人で昼食を摂っていると、12時12分、私の携帯が鳴りました。

画面を見ると、○ヨと出ています。

ん?昨日なくしたと言っていたお財布でも出て来たのかな?と思いながら、

電話に出ました。


私 :はい、もしもし。

○ヨ:あ、もしもし。どうするのよ、全然お金がないじゃないの。

私 :えっ?昨日の夜は、まだお金はあると言ってたでしょう?

○ヨ:全然ないわよ。だって、アンタ、先週の金曜日、お金持って来ないじゃない。

私 :25日の金曜日に、いつものようにお金渡したでしょう?

○ヨ:25日?いや、アンタが来たのは18日で、25日には来てないよ。

私 :灯油を持って行ったでしょう?レシートと交換でお金渡したよね?

○ヨ:いや、25日には来てないよ。だって、手帳にお金を貰ったって書いてないもの。

私 :でもね、ここに18日から24日までのレシートがちゃんとあるのよ。

   25日にお金と交換でレシートを貰ったと思うんだけど。

○ヨ:いや、アンタが来たのは18日。25日には来てないよ。

   だから、お金が全然ないのよ。


これでは、いくら話していても堂々巡り。目の前の夫に替わってもらいましょう。


私 :ちょっと待ってね。今、○っちゃんに替わるから。

夫 :もしもし。どうしたのよ?

○ヨ:いやぁ、○○子からお金貰ってないから全然お金がないのよ。

夫 :そんな訳ないでしょ?先週の金曜日、○○子が灯油を持って行ったでしょ?

○ヨ:いや、25日には○○子は来てないよ。

   だって、手帳には25日に○○子が来たとは書いてないんだから。

   来てくれたら忘れないように、ちゃんと手帳に書き込んでいるんだよ。

   でも、25日には「○○子が来た」って書いてないよ。

夫 :書くのを忘れたんじゃないの?

○ヨ:私はまだそんなにボケていません。

   で、昨日銭湯に行って、お風呂屋さんがお金を貸してくれた。

夫 :お風呂屋さんからお金借りたの?どうして人からお金借りるのよ?

   人からお金を借りても、借りたことも忘れちゃうでしょ?

○ヨ:まだ、そんなにボケてないから大丈夫。

   なんだか調子が悪いから、これから寝るから。じゃあね。



はぁ~~、私からお金を渡されていないと言ったかと思えば、

今度は「お風呂屋さんからお金を借りた。」ですか?

昨日の電話では、銭湯でお財布をなくしたって話だったんですけどねぇ・・・。

どうなってるんでしょう。訳がわかりません。

手持ちのお金が無くなると、私からお金を渡された事も忘れちゃうんでしょうか。


○ヨさんが夫との会話を一方的に終わりにしてから50分ほど経ち、

また夫が2階に上がってから、1時03分にまた私の携帯に○ヨさんからの電話です。


私 :はい、もしもし。

○ヨ:ああ、○○子?あのね、探したら、お金が出て来たのよ。

   しまう場所を変えたから、いつも置いてある場所になくて・・・。

   でも、探したら、ちゃんと出て来たの。

   だから、おとうさんに「お金はあったから。」って言っておいてね。

私 :そうなの?お金、ちゃんとあったの?

○ヨ:うん。あったよ。

私 :じゃ、私が行くのは明後日だけど、大丈夫なの?

○ヨ:うん。大丈夫だよ。明後日の金曜日に来るのね?

私 :そうよ。じゃ、それまで頑張ってね。

○ヨ:うん。わかった。


そこに、夫が2階から降りて来たので、また夫に電話を渡しました。

夫 :あ、もしもし。お金、あったの?

○ヨ:うん。探してみたら、いつもと違う場所にしまってあった。

夫 :そう。じゃ、それで金曜日まで頑張ってよ。

○ヨ:うん。わかった。

夫 :じゃあね。

○ヨ:ありがとね。


さっきの電話を切ってから、○ヨさんは自分がお金(封筒?)をしまいそうな場所を

必死になって探したのかも知れませんね。

まぁ、生活費を渡したのは事実なのですから、○ヨさんが捨てない限り、

私がお金を入れて行った封筒は、○ヨさんの家のどこかにある筈ですからね。


それにしても、昨日の銭湯でお財布をなくしたという話はどうなんでしょう?

そして、お風呂屋さんからお金を借りたと夫に話した事はどうなんでしょう?


食事する、トイレに行く、買い物をする、そういった身の回りの事はまだ出来ますが、

記憶することが大分出来なくなって、認知症の症状は確実に進行しているようです。


午後8時、母から電話が掛かって来ました。

あっ、いけない!母にも○ヨさんにも、定例電話を入れるのを忘れていました。

ま、母からは掛かって来たのでそれで済ませましょう。

で、○ヨさんは多分もう寝ているでしょうし、昼間話したから今夜はパスしましょう。



最後まで読んで下さってありがとうございます。

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