気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

姑に少し愛しさを感じます。

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


午後7時30分、母に電話を入れました。

母は今日は自分でヘアダイをし、お風呂にも入ったようです。

「今日は、髪を染めて、お風呂に入っただけで、あとは何もしなかったよ。」と。

88歳の母ですから、自分でお風呂を沸かし、自分でヘアダイをするだけで十分ですよ。


母との電話を切って、次は○ヨさんへの電話です。

ところが、掛けてみると、「プー、プー、プー。」とお話し中の音が聞こえます。

もう1度掛けなおしても、またお話し中です。

ん?こんな時間に、○ヨさんが電話で話をする相手がいるのかな?

それとも、受話器が中途半端に上がってるだけ?

少し間をあけて、再び掛けると、今度は2回のコールで○ヨさんが電話に出ました。


○ヨ:はい、もしもし。

私 :もしもし。今、誰かと電話で話していたの?

○ヨ:ああ、受話器が上がってたみたいなの。

私 :そっか。私が電話をしたから、電話からお知らせ音が鳴ったのね。

○ヨ:うん。電話から変な音がしたから、受話器が上がってる事に気が付いた。

私 :そう。もうご飯も終わって、寝るところ?

○ヨ:そうだよ。そろそろ寝ようかな?って思ってたところ。

私 :ちゃんとお薬も飲んだ?

○ヨ:うん。今飲んだ。

私 :そう。じゃ、ゆっくり寝てね。おやすみなさい。

○ヨ:ありがとね。おやすみ。


そう言えば、○ヨさんの所にはカレンダーが2つ掛かっています。

1つはリビングに掛かっていて、○ヨさんが日付を確認するためのカレンダー。

そして、もう1つは台所の食器棚の横に掛かっていて、

先週あたりから、毎日日付の下に大きな○印がついています。

○ヨさんが、「これはね、今日も元気だったって印なの。」と教えてくれました。

○ヨさんは、毎日そのカレンダーに印をつけながら、自分を安心させているのかも。

本当は、日に日に衰えて行く自分の記憶に、不安を感じているのかも知れませんね。


そんな風に考えると、決して可愛くはない姑ですが、少し愛しさを感じますね。(^-^;



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