姑に少し愛しさを感じます。
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
午後7時30分、母に電話を入れました。
母は今日は自分でヘアダイをし、お風呂にも入ったようです。
「今日は、髪を染めて、お風呂に入っただけで、あとは何もしなかったよ。」と。
88歳の母ですから、自分でお風呂を沸かし、自分でヘアダイをするだけで十分ですよ。
母との電話を切って、次は○ヨさんへの電話です。
ところが、掛けてみると、「プー、プー、プー。」とお話し中の音が聞こえます。
もう1度掛けなおしても、またお話し中です。
ん?こんな時間に、○ヨさんが電話で話をする相手がいるのかな?
それとも、受話器が中途半端に上がってるだけ?
少し間をあけて、再び掛けると、今度は2回のコールで○ヨさんが電話に出ました。
○ヨ:はい、もしもし。
私 :もしもし。今、誰かと電話で話していたの?
○ヨ:ああ、受話器が上がってたみたいなの。
私 :そっか。私が電話をしたから、電話からお知らせ音が鳴ったのね。
○ヨ:うん。電話から変な音がしたから、受話器が上がってる事に気が付いた。
私 :そう。もうご飯も終わって、寝るところ?
○ヨ:そうだよ。そろそろ寝ようかな?って思ってたところ。
私 :ちゃんとお薬も飲んだ?
○ヨ:うん。今飲んだ。
私 :そう。じゃ、ゆっくり寝てね。おやすみなさい。
○ヨ:ありがとね。おやすみ。
そう言えば、○ヨさんの所にはカレンダーが2つ掛かっています。
1つはリビングに掛かっていて、○ヨさんが日付を確認するためのカレンダー。
そして、もう1つは台所の食器棚の横に掛かっていて、
先週あたりから、毎日日付の下に大きな○印がついています。
○ヨさんが、「これはね、今日も元気だったって印なの。」と教えてくれました。
○ヨさんは、毎日そのカレンダーに印をつけながら、自分を安心させているのかも。
本当は、日に日に衰えて行く自分の記憶に、不安を感じているのかも知れませんね。
そんな風に考えると、決して可愛くはない姑ですが、少し愛しさを感じますね。(^-^;
最後まで読んで下さってありがとうございます。