躊躇することなく嘘をつく義母
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
昨日、モチ子さんとの電話を切ってから30分後、また○ヨさんから電話が入りました。
○ヨ:あ、もしもし。なんか、アンタを怒らせるような事言ってゴメンね。
私 :別に怒ってなんかいないですけど。
でも、何かがなくなったりすると、いつも○○みが来たって言われるんですけど、
○○みはそっちには全然行ってないんですよ。
○ヨ:いや、来てるよ。近所の人が「若い娘さんが来てたよ。」って教えてくれるんだから。
私 :でも、昨日は○○みは私とずっと一緒だったんだから、○○みじゃないですよね。
その、いつもお義母さんに教えてくれる人って、誰なんですか?
お義母さんの家に来た客だって分かる人は限られてますよね?
前の家の人って言ってたから、○○川さんですか?
○ヨ:いや、名前は言えないよ。言ったらアンタ、怒鳴り込んで行くでしょ?
私 :大丈夫ですよ、私は怒鳴り込んだりしませんから。
ただ、本当にうちの娘が来たのを見たのか、直接訊いて確認したいだけですから。
○ヨ:ああ、私が悪かったよ。余計な事言ってゴメンね。
私 :別に謝らなくてもいいですよ。
あ、それから、お義母さん、○っちゃんから叱られた後にモチ子さんの所に行ったんですか?
○ヨ:借りたお金を返した後は、一切モチ子さんのところには行ってません。
私 :そうなんですか?「お義母さんが金曜日の夜に来た。」ってモチ子さんに言われたんですけどね。
○ヨ:私はお金を返してから、一切モチ子さんのところには行ってません。
これからももう一切行くつもりはありません。
アンタたちに迷惑かけて、ゴメンね。これからは迷惑かけないようにしますから。
じゃあね。(ガチャン!)
ご近所の人から「若い娘さんが来てたよ。」って言われたという話は○ヨさんの作話。
○○みが家に来たという事が事実だと私に思わせるために、人が見ていたのだから、と言うのですね。
認知症でも、そういう尤もらしい理由付けのための嘘を考え付くのは凄いなと思います。
嘘をつきなれていない人が嘘をつく時、ちょっと躊躇して少し間があって嘘をつくのだと思いますが、
○ヨさんは、躊躇する間なんか全くなく、スラスラと嘘をつきます。
「モチ子さんの所に行ったんですか?」と訊いた時も、すぐに「行ってない」と答えましたからね。
そういうところを見ると、認知症になる前から嘘をつき慣れている人なのかな?と思ってしまいますね。
昨夜の午後7時10分、夫が○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい、もしもし。
夫 :もしもし。どうなの?ちゃんとやってるの?
○ヨ:うん。アンタたちに迷惑かけないように、ちゃんとやってるよ。
夫 :そうなの?調子はどうなの?
○ヨ:うん。ちょっと調子が悪い。
夫 :また、そうやって調子が悪いって、いつも言うんだね。
それでいて、病院ではどこも調子が悪いところはありませんって言うんでしょ?
そんな事ばかり言ってないで、しっかりやってよ。
○ヨ:うん。わかった。
ああ、良かったぁ。久しぶりにおとうさんの声聞いて、嬉しかったよ。
夫 :何言ってるの?昨日も一昨日も電話で話してるでしょ?
○ヨ:そうだっけ?○○子は?
夫 :居るよ。
○ヨ:○○子のこと、怒らせちゃったから・・・。
夫 :替わるの?
○ヨ:うん。謝りたいから、替わって。
夫 :ちょっと待ってね。
私 :はい、もしもし。
○ヨ:あ、○○子?アンタのこと怒らせちゃってゴメンね。
私 :別に怒ってなんかいないから、大丈夫よ。それより、もうご飯は食べたの?
○ヨ:いや、まだ。
私 :あら、そうなの?今日は遅いのね。食べる物はあるの?
○ヨ:あるよ。そこいらにある残り物だけどね。
私 :そう。じゃ、ご飯が終わったらお薬飲むのを忘れないでね。
○ヨ:うん。わかった。ありがとね。じゃ、おとうさんによろしく。おやすみ。
私 :はい、おやすみなさい。
昨日夫と電話で話していても、「おとうさんとはしばらく話していない」という○ヨさん。
本当に、昨日話したということを忘れてしまうのでしょうか・・・。
私は○ヨさんの事を怒ってはいませんが、○ヨさんは私を怒らせたと思っているようですね。(^-^;
最後まで読んで下さってありがとうございます。