また、お金は借りてないよね?
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
朝9時15分、○ヨさんから電話が入りました。
私 :はい、もしもし。
○ヨ:あ、○○子?灯油だけどね、アンタが来るとき、持って来なくてもいいからね。
私 :ん?でも、もう少ししか残っていないんでしょう?
○ヨ:そうだけど、でも、重たいんだし、おとうさんが来る時でいいんだから。
あんな物を運んで来て、もし○○子に何かあったら、それこそ大変だからね。
灯油なんか、もし足りなくなったら、こっちで何とかするから。
それよりも、○○子に何かあったらって思うと心配なんだからね。
私 :わかったわ。心配してくれてありがとう。
○ヨ:朝、そんな事を考えてたら、○○子に言っておかなくちゃって思ってね。
私 :そう。わかった。ありがとう。
○ヨ:いつもありがとね。じゃ、それだけだから。
前回私が灯油を運んだのを思い出して、○ヨさんなりに気を使ったのでしょうね。
そんな風に考えていたら、また、5分後に同じ内容の電話がかかって来ました。
そして、その電話を切ると、またすぐに掛かって来ました。
○ヨ:あ、おとうさんは?
私 :今日は仕事よ。
○ヨ:あ、そう。15日になったから、年金が入ると思うんだ。
忘れずに貰っておいてね。
私 :はい、わかりました。ちゃんと貰っておきます。
○ヨ:じゃあね。
○ヨさんは何度説明しても、年金が自動的に振り込まれる事を理解できません。
郵便局に受け取りに行かなければ、年金が支給されないと思い込んでいるのです。
これって、多分、認知症になる前から、ずーっとそう思って来たのでしょうね。
午後7時30分、○ヨさんに電話を入れました。
○ヨ:はい、もしもし。
私 :もしもし。もうご飯は食べた?
○ヨ:うん。今日はうどんを煮て食べたよ。
私 :今日はうどんだったんだぁ。何か入れたの?
○ヨ:ううん。何も入れないで、おつゆで煮ただけ。
私 :そう。今日は歩いたの?
○ヨ:うん。家のぐるりを少し歩いたよ。
で、今日は久し振りにモチ子さんの所に寄って少しお喋りして来た。
私 :そうなんだ。たまには友達とお喋りしないとね。
ところで、お金とかは借りてないよね?
○ヨ:うん。借りてないよ。
私 :そう。お金の貸し借りは、色々と問題が起きたりするからね。
○ヨ:そうだよね。帰りに「持って行きなよ。」ってお菓子をくれた。
私 :そうなんだ。良かったね。
明日はそっちに行くから、待っててね。
○ヨ:うん。わかったよ。待ってる。
私 :じゃ、おやすみなさい。
○ヨ:ありがとね。おやすみ。
モチ子さんと言うのは、前回3900円を借りた、借りないの問題のお友達。
結局、○ヨさんには内緒で、私がお金をお返ししたんですけどね。
まさか、また借金して来た、なんてことはないでしょうね・・・。
最後まで読んで下さってありがとうございます。