アナログの時計はまだ読めます。
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
午前9時30分、今日はいつもより30分程遅く家を出発しました。
道路も少し混んでいたようで、○ヨさん宅に到着したのは12時45分でした。
途中、○ヨさんの朝食用のパンやコーヒー牛乳、私のお昼ご飯などを買うためにスーパーに寄りましたが
それにしても、3時間15分も掛かってしまいました。
○ヨさん宅の玄関のドアをノックしても、また○ヨさんの応答はありません。
でも、多分中に居るだろうと思い、もう一度大きくノックして「○○子です。」と声を掛けました。
すると、リビングから玄関に○ヨさんが出て来る気配がして、やっとドアを開けてくれました。
○ヨさんはお昼を済ませて、リビングのロッキングチェアでくつろいでいたようですね。
でも、私がリビングに入るまでは電気もつけず、テレビも点いてはいませんでした。
案の定、ついていた暖房器具は温風ヒーターではなく、ストーブでした。
昨日の電話で夫から「ストーブじゃなくて温風ヒーター使ってるの?」と訊かれて、
「温風ヒーターを使っているよ。」と答えた○ヨさんですが、明らかにそれは嘘でしょう。
温風ヒーターのコードはコンセントからは外されていましたから、形だけそこにあるだけですね。
やっぱり、石油ストーブは、完全に取り上げないとダメみたいですねぇ。
「おとうさんは?」とすぐに○ヨさんが尋ねました。
昨夜の電話でも「○っちゃんは明日は仕事だから、私だけ行くね。」と言ってあるはずですが、
○ヨさんは、そんな会話はすっかり記憶の中にないのでしょうね。
「○っちゃんは今日は仕事だから来られなかったの。」と答えます。
「そうなんだぁ。もう随分長い事会ってないから。」と○ヨさんは言いました。
でもね、最後に会ってから約2週間しか経っていません。
随分長い事会っていない、と言うほどの期間ではないような気がしますけどねぇ。
「そっか、仕事か。仕事、忙しいんだね。」
まぁ、ここ3日間は仕事ですが、今年に入ってから夫が仕事をしたのはまだ5日間だけです。
ですから、仕事が忙しいと言う程ではないんですけどね。
今日の○ヨさんのお喋りの内容は、古い手帳を出しながらのご近所さんの悪口ですね。
「隣の○島さんのこれ(親指を立てて)がうちの屋根に上っていたのに、済みませんもない。」
「角の○下さんが○島に言いくるまれて、うちに男でもいないかと家の中を覗きに来た。」
「私は隣の○島なんかと違って、男なんか家には引き入れない。そういうふしだらな事は絶対しない。」
「私は嘘をつかれるのが一番イヤなの。」
「嘘つきは泥棒の始まりだとおとうさん(亡き夫)に言われていたから、私は絶対に嘘はつかない。」
う~~ん、幻覚、被害妄想、そして、自分は正しいというお話ばかりで、もう、耳にタコですが、
黙って、ふ~ん、そうなの?と否定も肯定もせずに、聞いているだけ。
でもね、嘘はつかないはずの○ヨさん、「温風ヒーター使ってるよ。」は完全な嘘ですよ。(^-^;
「お義母さん、今日は何月何日?」カレンダーを見て、「え~と、1月15日。」
「じゃ、あの時計、今、何時を指してる?」「え~と、1時24分かな?」
はい、大正解です。○ヨさんは、カレンダーを見れば今日が何日かはわかります。
そして、アナログの時計も、まだちゃんと読めるみたいですね。
忘れちゃう事はたくさんあるけど、まだまだ「ボケが相当進んでいる」って訳でもなさそうです。
レシートと交換で、1週間分の生活費を渡して帰宅しました。
帰りは往きとは違い、約2時間ほどで帰って来ることが出来ました。
最後まで読んで下さってありがとうございます。