気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

スッキリと解決するのは無理みたい。

こんばんは。

ご訪問ありがとうございます。


朝、9時過ぎに自宅を出発したのですが、その時は土砂降りの雨でした。

でも、途中三郷辺りからお日様が元気な顔を出し、○ヨさんの家に着く頃は本当に良いお天気に。


パーキングに到着したのは12時17分、車を停めた時、私の携帯が鳴りました。

娘からの電話で、電話に出ると「具合が悪くて、仕事を早退してきた。」

「それから、少し前におばあちゃん(○ヨさん)から電話が掛かって来たみたいだよ。」

ん?○ヨさん、私がお金を持って行くのを待ちきれなくて電話してきたのかな?


○ヨさんの家に行く前に、○ヨさんが行きつけの美容院に寄りました。

年金の支給日はまだですが、先日、前以て引き出しておいたお金を払って、予約をしました。

本当は、16日の水曜日に予約を入れようと思っていたのですが、

その美容院が、15日と16日が連休だとの事で、結局、18日の金曜日の午後に予約しました。

金曜日なら、○ヨさんが忘れていても、「私が帰ったら美容院に行ってね。」と促す事が出来ますから。


○ヨさんは、年金が入ったら美容院代を貰えると思っているようですが、お金は渡しません。

前々回のこともありますので、現金は渡さず、私が前以て美容院にお支払いするのが確実ですから。


美容院の予約を済ませ、○ヨさんの家に向かいました。

玄関をノックすると、いかにも具合が悪そうなポーズで○ヨさんのお出迎えです。

「なんか、調子が悪いのよ。」と言いながら、リビングに入りました。

リビングは、電気も点けていなくて薄暗く、テレビもつけず、ストーブだけが赤くなっていました。


「調子が悪いって、どうしたの?」と訊くと、

「なんかね、最近嫌なことばっかり起きるから・・・。」と○ヨさん。

どうやら、体の調子が悪いわけではなくて、気持ちがちょっと落ち込んでるという感じかな?


「嫌な事ばっかりって?お隣さんとの事以外にも何か嫌な事があったの?」と尋ねると、

「モチ子さんがね、嫌な電話してきたのよ。」と言って、○ヨさんは備忘録ノートを差し出しました。

そこには、「モチ子うそつき」とか「いやなでんわしてきた」「モチ子はきらい」「もうつきあわない」

平仮名だらけの文字で、そんなことが書き込まれていました。

そして、○月○日 モチ子 2000円、○月○日 モチ子にかえす 2000円、と

モチ子(○今さんの事)さんからした借金と、借金返済の記録のようなものも書かれていました。

でも、最後の借金、○月○日 モチ子 1000円、と書かれたところには、返済日の記録はなく、

ただ、×印で消されていただけでした。


モチ子(○今)さんというのは、今まで○ヨさんがお金をお借りしていた唯一のご近所さんです。

「○ヨさんがお金を借りに来ても、貸さないで下さいね。」と何度もお願いしていたのですが、

「私を頼りにしてお金を借りに来るのに、可哀想だから貸さない訳には行かないよ。」と言って

○ヨさんが借りに行く度に、お金を貸して下さるご近所さん。


もしかしたら、○ヨさんがお借りしたお金を返してもらっていないと電話して来たのかも知れません。

○ヨさんは、返したつもりでいて、「モチ子はうそつき」ということになったのかも・・・。


でも、○今さんとのトラブルは、○今さんからこちらに連絡がない限りはそのままにしておきましょう。


お隣さんに怒鳴りこんだ事についても、今日も○ヨさんは、「私はそんな事はしていない。」

「誰がアンタにそんな電話を入れたのよ?」「私の事を陥れようとしてるのよ。」と言いました。


「お義母さん、本当にお隣に怒鳴りこんでいないと思っているの?」と尋ねると、

「当たり前よ。なんか音がするから、何かな?と思って外に出てみただけで、怒鳴りこんでないよ。」


○ヨさんは、外に出て様子を見に行った事は覚えているようです。

でも、自分がその時に、「煩くて迷惑なんだけど。」と言った事は覚えていない?


「アンタは、私の事を信じないで、そんなデタラメな電話をして来た人を信じるの?」

「いえいえ、お義母さん。お義母さんが怒鳴りこんだと言っているのは、一人じゃないんですよ。」

「そう。じゃ、みんなで私を陥れようとしているのね。」

「お義母さんはね、認知症という病気で、昔の事は覚えているけど、ちょっと前の事を忘れちゃうの。

だから、前以てお断りがあったことも、自分が怒鳴りこんだ事も覚えていないんじゃない?」

「悪いけどね、私はまだそんなにボケてなんかいないからね。」


いくら話しても、○ヨさんとの話はスッキリと解決するのは無理みたいですね。

だって、○ヨさんは「自分が覚えていないのかも知れない。」とは絶対に思わないのですから。


適当なところで、その話を打ち切って、私が買って行ったお弁当を二人で食べました。

そして、1週間分のレシートと交換で、いつもの生活費を渡し、私は帰宅しました。


はぁ~~、本当に、本当に、疲れます。



最後まで読んで下さってありがとうございます。

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