認知症の特集番組を観るたびに
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
今日も昨日に引き続き、とても良いお天気になりました。
昨日は○ヨさんのところに出掛けたので、出来なかった大量に溜まっている洗濯物も
洗濯機を2回まわして全部干しました。
洗濯物を干した後で、昨日近くのスーパーで買って来た花の苗を、プランターに植え直しました。
ついでに、大好きなミニバラも1鉢買って来たので、水やりを。
やっぱり花はいいですねぇ。観ているだけで心がほっこりしてきます。
枯らさないように頑張って育てましょう。
午前11時20分、○ヨさんから固定電話に電話が掛かって来ました。
きっと灯油を届けに行った夫が着いたという連絡でしょう。
はい、もしもし。
「あ、○○子?今ね、おとうさんが灯油を持ってきてくれたよ。」
そう。
「上がってってって言ったんだけど、灯油を置いたらサッサと帰っちゃったよ。」
そうなの?また何にもお喋りしないで帰っちゃったの?
「そうなのよ。灯油を置いたら、用事があるからすぐ帰るって。」
「脚が痛かったけど、パーキングまで追いかけたんだけど、もう車は出た後だった。」
そうなんだぁ。少しは話して行けばいいのにねぇ。
「そうよぉ。私にはもうおとうさんしかいないんだからね。」
「友達だって、もうだ~れも電話もくれないし、おとうさんとアンタしかいないんだからね。」
そうねぇ。男ってしょうがないね。話相手って出来ないみたいだね。
「まぁ、アンタが毎週来てくれるし、毎日電話をくれるからね。」
「でも、たまにはおとうさんとも話したいんだけどねぇ。」
帰ってきたら、少しは話し相手をしてあげてって言っておくね。
「うん。でも、おとうさんもアンタも元気でいてくれるから嬉しいよ。」
「おとうさんに、体には気を付けてねって言っておいてね。」
うん。わかった。伝えておくよ。
「ほんと、ありがとね。助かった。おとうさんによろしくね。」
はい。じゃ、また夜にでも電話するね。
「ありがとね。本当にありがとね。じゃ、またね。」
私が起きた時にはもう夫は出掛けて家にはいませんでした。
夫の携帯に電話を入れると、「灯油を持って、今池袋に向かってる。」と言っていました。
多分、池袋に灯油を届けた後は、パラグライダーの練習場に直接向かうのでしょう。
今になっても帰宅しませんから、今頃はパラグライダーの練習場にいるのでしょうね。
とにかく、○ヨさんのところの灯油切れになる前に届けてくれたので安心しました。
若年性の場合、進行も早いそうですが、認知症と診断されてから8年。
国立大学を卒業して、一生懸命に働いて、定年間近で認知症を発症。
8年経つと、食事も自分では出来ないし、歩く事もしなくなってしまったご主人。
子供もいなくて、10歳年下の奥様が介護しているようですが、先を考えると不安ですよね。
あと数年すると、○ヨさんもあのご主人のように、自分の事が自分で出来なくなってしまうのかな?
そんなことを考えると、進行が緩やかで、あまり変わらない状態でいてくれることが
本当に有り難いことなんだと思いますね。
○ヨさんが「自分の事が自分で出来る」状態を少しでも長く維持できるよう、
私もこれからも、○ヨさんのサポートを頑張ろう、と、認知症の特集番組を観るたびに思いますね。
さてと、これから日替わりの卵を買いに、近所のスーパーまで行って来ましょう。
最後まで読んで下さってありがとうございます。