今日は美容院に行って来てね♪
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
今日は久し振りに降ったり止んだりの1日でした。
朝9時少し前、夫と二人で○ヨさんのところに向かいました。
途中、いつも寄るスーパーで自分と○ヨさんの昼食を買い、池袋に到着したのは午前11時35分。
○ヨさんは、いつものように足を引きずり、脚が痛いアピールをしながらの出迎えです。
でも足を引きずっているのは玄関だけで、その後はずっと普通に歩いています。
毎回する、そのアピールはどうしてなんでしょうねぇ。
居間に入るとすぐに、私に言いました。
「昨日、私が○今さんの所に行ってる間に○○みがまた来たんだよ。ここにあったパンを持ってった。」
それを聞いた夫が大きな声で、○ヨさんに言います。
「なんで、○○みがここに来て、パンなんか持って行くのよ。○○みが来るはずないんだよ。」
「○○みは毎日朝から仕事に行ってるんだから、ここには来ないよ。」
「そんな事ばっかり言ってるんじゃないよ!」
夫に大きな声で怒鳴られて、それでも○ヨさんは言い返します。
「だって、私が帰ってきたら、ここにあったパンがなくなっていたのよ。」
「○○みが残り物のパンなんか持って行くはずないでしょ?自分で食べたの忘れてるんだよ。」と夫。
「いや、私はまだそんなにボケてないよ。」と○ヨさん。
それでも夫は「もう、ボケてるの!携帯だって、充電することも掛ける事も出来ないんだから。」
○ヨさんは、もう夫に言い返しても無駄だと思ったのか、怒鳴られて怖くなったのか、
「わかったよ。もう言わないよ。そんなに怒鳴られたら怖くて言えない。」
それで、その場は○○みの話は一旦終わりになりました。
私は台所で、買って行ったアルミ鍋入りのうどんを、○ヨさんと自分の為に煮始めました。
うどんが煮あがりテーブルに運ぶと、夫は「牛丼食べて来る。」と言って出掛けて行きました。
○ヨさんと私のお昼は、そのうどんと助六寿司を半分ずつ。
夫が出掛けるとすぐに、また○ヨさんが言い出しました。
「アンタ、おとうさんにあんなに大きな声で怒鳴られて、怖くないの?」
「そりゃ、怖いけど、慣れちゃった。もう40年も付き合ってるからね。」と私。
「でもね、○○みは本当に来たんだよ。ここにあったパンがなくなってたんだから。」
どんなに否定したって、○ヨさんの頭の中では○○みが来てパンを持ち帰った事になってるのです。
だから、否定したりするのは無駄な事。
「ふ~ん。そう。」と軽く受け流しておきましょう。
夫が帰って来ると○ヨさんが夫に向かって言いました。
「10月に年金が出るはずなのよ。ちゃんと貰っておいてね。それから、美容院に行きたいから
少し余分にお金頂戴ね。近所の人に『どうしたの?その頭』ってバカにされるからね。」
「おかあちゃん。歳をとれば頭が白くなるのは当たり前。見てごらんよ、○○子の頭。」と夫。
「私は働いてる時はいつも綺麗にしてたから、近所の人は見てるのよ。」と負けずに言い返します。
「美容院は今日の2時から予約を入れてきたから、俺たちが帰ったらちゃんと行って来なよ。」
「えっ?美容院、予約したの?」
「そうだよ。おかあちゃんにお金渡すと又使っちゃうでしょ?だから、ちゃんと予約してきたから。」
「そう。」
とりあえず、○ヨさんは美容院に行けると知って、嬉しそうでした。
「お義母さん、お金はもう払ってあるから、2時に行けばいいだけだからね。」と私が付け足しました。
1週間分の生活費(7000円)と予備費(5000円)と書いた封筒を○ヨさんに渡し、
私たちは午後1時10分くらいに○ヨさんの家を出ました。
帰宅途中の車の中から、午後1時40分に○ヨさんに念のため、電話を入れました。
「もしもし、そろそろ支度して、美容院に行って来てね。お金はもう払ってあるからね。」
「うん。わかった。じゃ、支度して行ってくるよ。ありがとね。」
ふぅ~、これで、○ヨさんがうっかりと忘れることなく、美容院にはちゃんと行くでしょう。
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最後まで読んで下さってありがとうございます。