気持ちはいつもケセラセラ♪

5年に渡る姑の介護記録とその後の私の徒然日記

アルツハイマー病でも感情だけは最後まで衰えない

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます。


台風18号、午前中に愛知県の知多半島に上陸したとニュース速報が出ていました。

あちこちで土砂災害の警報も出ているようですね。

この台風が大きな被害をもたらしませんように!


昨日の夜のNHKの「アルツハイマー病 進行をくい止めろ」に登場していた認知症患者の方は

50歳で発症された、前田栄治さんという若年性アルツハイマー病の方でした。

発症してから今年で9年だそうですが、MRI画像も認知症テストも殆ど進行が見られない。

「9年も経つと、普通は歩けなくなったり、寝たきりになってしまう人が多いので

前田さんのような方は驚異的です。」と主治医の先生は話していました。


認知症であることを周りの人に公表し、認知症発症後も仕事やボランティアを続けていた前田さん。

社会参加を積極的に行って来たことが前田さんの進行をくい止めていたようです。

去年休職した頃から、前田さんに異変が現れたとのこと。

現在はまた社会参加をし、また回復されているそうですが。


ずっと社会参加してきた人の場合、特に社会と関わりを持たなくなると症状が悪化するようですね。

社会参加すること、家族以外の人と関わりを持つこと、これらがとても大切なことなんですね。


ただ、前田さんのように、自分が認知症であるということをちゃんと理解できる人や

社会参加や人との関わりを積極的にしようとする人は、それほど多くはないのでしょうか。

高齢になって認知症を発症すると、自分が認知症であることを認めようとする人は少ないでしょう。


自分は認知症なんかじゃない、まだボケてなんかいない、と言い張ったり、

○ヨさんのように「アルツハイマー認知症です。」とお医者様からハッキリと告知されても、

自分が認知症であることはもちろん、認知症がどんな病気なのかも理解出来ない人もいます。


自分が認知症だと思っていない認知症患者に社会参加を勧めてみても、

社会参加や家族以外の人との関わりをあまり望まない人は、頑なにそれを拒否します。

そういう認知症患者を抱えている家族は、どんな風に関わって行くのが一番なのでしょうね。


北海道で認知症の義母をメッタ刺しで殺してしまったお嫁さん。

「自分ひとりでの介護は無理だから、デイサービスやヘルパーさんを導入したい。」と言っても

外部参入をお義母さんから頑なに拒否され、一人で頑張ったけれど、結局殺人を犯してしまいました。


アルツハイマー病でも、感情だけは最後まで衰えないそうですから、介護って本当に難しいですねぇ。





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